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「最初は大事にしてくれていたのに、だんだん冷たくなった…」
「気づけばいつも同じタイプの人を好きになってしまう」
「彼こそ運命の人だと思ったのに、振り回されてばかり…」
そんな経験はありませんか?
実はそれ、偶然ではなく “愛着スタイル” が関係しているかもしれません。
幼少期に身につけた「人との距離の取り方のクセ」が、大人になってからの恋愛にも影響しているのです。
この記事では、
- 不安型女性と回避型男性がなぜ惹かれ合うのか
- その恋愛に潜む落とし穴
- 繰り返さないために必要な気づき
を心理学的な背景と日常の心の声を交えて解説していきます。
「どうしていつも同じ恋愛パターンを繰り返してしまうの?」と悩んでいる方に、きっとヒントになるはずです。

不安型女性と回避型男性が惹かれ合う理由

不安型タイプの女性は、いつも心のどこかで不安を抱えています。
「最近、彼の返信が遅いけど…気持ち冷めてないかな?」
「前みたいに会いたいって言ってくれないけど…嫌われたのかな?」
そんなふうに、相手の態度を確認せずにはいられないのです。
一方で回避型タイプの男性は、近づきすぎると息苦しくなってしまうので、一定の距離を保とうとします。
最初は積極的に愛情を示してくれるのに、慣れてくると急に冷たくなったり、連絡が減ったりする。
その曖昧な態度が、不安型女性の「不安スイッチ」を押してしまうのです。
人は「好き」とはっきり示してくれる人よりも、「好きなのか嫌いなのか分からない人」に強く惹かれる傾向があります。
不安型女性はその不安を「ドキドキ」や「トキメキ」と勘違いしてしまい、「彼こそ運命の人だ」と思い込んでしまうのです。
実はこの背景には幼少期の体験があります。親の態度が不安定で、いつも顔色を伺いながら過ごしてきたため、不安定な状態が「慣れ親しんだ安心」になってしまっているのです。
だからこそ、安定型の男性に好意を寄せられても「いい人だと思うけど…」と心が動かず、曖昧な態度をとる回避型に惹かれてしまうのです。
しかし、このドキドキ感は本当は「危険信号」。
「この人はあなたを傷つけるかもしれない」というサインなのに、それを恋のトキメキと読み違えてしまう。
しかもそのドキドキが強ければ強いほど「彼は運命の人だ」と思い込み、執着に変わっていきます。
回避型男性が不安型女性を好きになる心理的背景
回避型タイプにも細かく分けると【独裁者タイプ】【搾取者タイプ】【ナルシスト】【脱走者】タイプがいます。
共通しているのは、父親のモデリングをしていること多く、どんなに父親のやり方が嫌いだったとしてもそれを無意識のうちに自分も同じことをしているのです。
なぜなら、そういうやり方しか知らないからです。
本当はもっと違う形で愛したいと願っていても、結局は愛し方がそれしかわからないので無意識に同じことを繰り返してしまうのです。
また、回避型男性が不安型女性を好きになる理由は、母親を投影しているからです。
例えば、父親が独裁者タイプの人間で、母親はそれに従う家庭で育った場合によく見られるのが、勉強ができないと手を挙げる父親に対して、母親は子供をかばうことをしない
この場合、父親に対しての恐れと母親に対して、《守ってくれなかった》という強い怒りと悲しみがあります。
※本人は気づいていません。
そんな状況を長い間なん度も経験している、いわゆる《慣れ親しんだ光景》なので、母親と似た雰囲気のする女性をみるとその懐かしい姿に安心感を覚えて、それが《恋心》と勘違いをしてお互いに惹かれ合っていきます。
いつもの居場所のような感覚に落ちいることで《安心》すると同時に、過去にもらえなかった愛情を獲得しようともがくはめになります。
回避型タイプは不安型に何を求めているのか
回避型タイプは、不安型に何を求めているのかは、回避型タイプの種類によっても多少違ってきますが、根底には《本当は愛情を求めている》ことが多いのです。
回避型タイプは一見冷たく見えたり、高い壁で自分のパーソナルスペースを保とうとして相手から距離をとりますが、その心理の裏には《見捨てられるのが怖い》という恐怖心があるのです。
回避型タイプになる理由は、欲しかった愛情をもらえなかったつらい経験があります。
例えば、走って転んだ時に怪我をして泣いていた時、本当は抱き抱えて『大丈夫?痛かったね』と気持ちに寄り添って欲しかったのに、『大したことないでしょ!自分で転んだんだから自業自得よ』と冷たく突き放されたり、『今忙しいからあっちいって』など
親からの愛情を求めたのに拒絶されたことが多いと、愛情を求めても無意味だと学習して、自分が欲しかった愛情をなきものにして、感情を抑圧してしまうのです。
そして、心に鍵をかけることで傷つくことを回避する術を見につけた結果、人との間に壁をつくるのです。
でも、根底には愛されたいという願いがあるので、母親と似たような人を好きになり、その愛情を獲得しようと、しますが
《見捨てられたくない》から距離を取る→相手が追いかけてくることで愛情を確かめている
→不安型が追いかけてこなくなる《諦める》《逃げる》と→《見捨てられた》と怖くなり、今度は手のひらを返したように優しくなる
でも、《一定期間すぎればまた元の状態に戻る》
不安型が相手に尽くす→回避型が逃げる→不安型が諦める→回避型が追いかける
これを永遠と繰り返します。
不安型は、この自分が諦めた時に回避型がとても優しくなる状態を見て《私はやっぱり彼に愛されている》と安堵感を覚えます。
その時の愛情欲しさにまた辛い状況に陥っても『本当の彼はこんな人じゃない』と自分に言い聞かせて尽くしてしまうのです。
不安型タイプは回避型タイプの何がいいのか?

なぜ、自分を苦しめる回避型に惹かれてしまうのかというと、不安になっている状態がデフォルト設定になっているので、不安にならないと恋をしているような気がしないのです。
安定型タイプは、文字通り情緒が安定しているので、不安定を好む不安型タイプにとっては役不足にすら感じてしまうのです。
その分回避型は曖昧な態度や、連絡が来なかったりして不安にさせるようなことばかりをするので、不安型タイプの不安スイッチが常にオンの状態になっているので、益々相手のことばかりを考えてしまい何も手につかない状態にさせてしまうのです。
その状態を愛しているからだと勘違いをしてしまい、どんどん沼にハマって抜け出せなくなってしまうのです。
不安型タイプがなぜここまで回避型タイプを好むのかというと、幼少期に親からもらえなかった愛情を獲得するためでもあるのです。
ただ、不安型タイプは表面上は愛情を求めているように感じますが、実は深層では《愛されることが怖い》という心理があります。
愛されるという状態に慣れていないので、実際にそういう状況になると(無意識に)嫌われるような、相手が冷めてしまうような態度をとってしまうのです。
不安型タイプ→表面上は《愛されたい》 深層心理では《愛されるのが怖い》
回避型タイプ→表面上は《距離を置きたい》 深層心理では《見捨てられたくない》
これが交互にやってくるので、お互いがお互いを必要としてしまうのです。
インナーチャイルド同士の恋愛が繰り返される仕組み

恋愛を失敗してしまう人の最大の特徴は、過去のやり直しをするための恋愛をしているという特徴があります。
これをインナーチャイルド同士の恋愛といい、親からの欲しかった愛情を獲得しようと《不足感》から恋愛をしている傾向があります。
でも、本人同士はそういう恋愛をしているという意識は全くなく、ただの恋愛だと思いながら真剣に恋愛をしていたりします。
インナーチャイルドとは、癒えていない幼いころの自分が心の中にいるということです。
インナーチャイルド同士の恋愛とは、お互いに親とよく似た人を毎回好きになり、幼い頃親からもらえなかった愛情を異性に求めて恋愛をしてしまうということです。
回避型タイプは自分が優位に立てるような恋愛関係を望むことが多く、不安型タイプの態度が回避型にとっては魅力的に映ります。
また、回避型タイプは他のタイプと比べてステータスや条件だけで付き合おうとする傾向もあります。
例えば、周囲の男性からモテるタイプの子を自分のものにする(トロフィーワイフ)ことで自尊心を保とうとする人や、性的に魅力を感じるから口説いただけの人もいます。
回避型は、その子の内面に興味を持たずに利用価値があると判断すれば口説くこともあります。
なので、付き合うという形をとっても浮気を繰り返したり、同棲しても家に帰ってこず遊びまわるということも他のタイプより多くなります。
なぜ、回避型タイプがこういうことをしてしまうのかというと、人と親密になることを極端に恐れているからです。
幼少期になんらかの理由で、愛情を求めても無視された続けた人や、あまりにも過保護に育てられすぎる(支配的な親)の元で育ったことなどが原因で、愛着形成がうまくできずに、人と一定の距離をとることで自分が傷つくような出来事から身を守っているのです。
親が全てをコントロールしたがる環境で育だった場合、その反動で自分の行動を指摘する女性に対して強い嫌悪感を抱くこともあります。
自分を支配し自由を奪う敵のような感覚になるのです。
そのせいで、その女性といることは自分の自由が脅かされると感じて途端に逃げ出してしまうのです。
一方の不安型タイプは、常に親密でありたいという思いが強いので、彼がそばにいてくれるならなんでもします!という献身的な態度をとります。
回避型の気まぐれな連絡頻度に不安スイッチは常にONの状態になり続けてしまい、目の前のことに集中できなくなってしまいます。
そして、一度でも断るともう会ってもらえないかもしれないという恐怖に堕ちいってしまい、なんでも彼優先の生活に切り替わってしまうこともあります。
真面目だった女性が不良と付き合うことで、どんどん良くない方に向かっていくのもこの不安型✖️回避型タイプの組み合わせが多いのです。
不毛な恋愛から抜け出すために必要な気づき
不安型タイプが回避型と付き合って散々傷つけられても、そこから立ち直って今度はいい人と出会い恋愛がうまくいく人もいますが、同じタイプの人にばかりに引っかかって、何度も同じことを繰り返す人もいます。
この違いは一体どこにあるのでしょうか。
それは、《気づく》ことです。
自分にとってふさわしい相手ではないということに気づくことが出来れば、自然と似たような振る舞いをする人を避けるようになります。
でも、繰り返す人は、自分の心の穴を塞ぐことに必死になっているので、その相手が自分に相応しい相手がどうかを見抜くことができないのです。
心の穴とは《空虚感や無価値観》のことです。
自分1人で自分の寂しさを埋めることができないので、相手を使って自分の心の穴を埋めようとしてしまうのです。
なので、自分に好意を持ってくれる人に好意を持ちやすく、また曖昧な態度で翻弄してくれる相手を好んで好きになってしまうのです。
何度似たような人で傷ついても《相手が悪かっただけ》と考えてしまい、自分の心の闇に気づかずに同じことを何度も繰り返してしまうのです。
自分にとって相応しい相手を見つけるためのステップ
自分が不安型だった場合・回避型だった場合・安定型だった場合、自分に相応しいと思う相手とはどんなタイプなのかというと、実は安定型がいいとも限らないものです。
愛着スタイルだけでみると、安定型の方が安心感や安定した精神状態を保ちやすい傾向がありますが、場合によっては、不安型✖️回避型でも相性がいいこともあります。
ただ、それはお互いがしっかりと成長したり、相手を思いやる気持ちがないと成立しないことの方が多いのですが、とりわけ不安型タイプが回避型の治らない性質に目を瞑って一緒にいるケースの方が多いのが現状です。
でも、不安型タイプにとって目を瞑ってでも、彼と一緒にいたいという強い思いがそれを良しとしていることが多く、回避型タイプはそれに甘んじて不安型タイプと一緒にいることがあります。
ただ、長くその関係を続けても、どこかで違和感を感じながら一緒にいる人が実はとても多いのです。
でも、依存心がお互いに強いので、違うと感じていても中々縁を切ることができないのが、この不安型✖️回避型タイプの組み合わせです。
心に違和感を覚えるのは、本当は《この人じゃない》と心のどこかでは気づいているからです。
そこに目を瞑ってその人と一生を終える人もいるし、途中で気づいて別れる人もます。
自分にとって相応しい人とは、今のあなたの精神レベルによるというのが答えです。
ダメだと感じていても、別れられないのは、その精神レベルに自分が留まりたいからなのです。
違和感があるけど、そのままの関係を続けると、その違和感を常に抱いきながら生活することになります。
別れを選ぶ場合でも、本人の内面が成長していなければ、また似たような人を捕まえて悩むことになりますが、別れを選ぶと同時に、自分の内面と向き合って改善していけば、違う人と出会えるようになります。
まとめ
今回は、不安型✖️回避型タイプの恋愛について解説してきました。
恋愛が難しいと感じてしまう原因は、相手ではなく自分自身にあります。
自分が相手に何を求めているのかをしっかりと自覚しながら、内面を磨いていくとあなたが望む相応しい相手と出会えるようになります。
その「不安」、放置すると危険です
恋愛や人間関係の悩みの根源が「不安型愛着スタイル」にあると知ったあなたは、すでに解決への第一歩を踏み出しています。 しかし、知識だけでは何も変わりません。本当に大切なのは、「行動」です。
あなたの「不安」は、時間が経てば解決するものではありません。むしろ、パートナーシップや日々の生活に、より大きな影響を及ぼす可能性があります。
STORESの**「不安型愛着スタイルを乗り越えるためのワーク」**は、理論だけでなく、具体的なアクションを通じて、あなたの不安な心に変化をもたらします。
- なぜ、相手の言動に不安を感じるのか? その理由を明確にします。
- 不安な気持ちをどうコントロールするか? 実践的な方法を学びます。
- 自分に自信を持つための心の習慣 を身につけます。
このワークは、あなたが「愛される自分」を信じられるようになるための、強力なツールです。今、行動を起こすことで、あなたは自分らしい幸せな関係を築くことができるでしょう。


