※この記事は広告を利用しています。

「この人を信じたい。でも、信じたら傷つきそうで怖い」
そんな風に感じてしまう恋愛、あなたにも経験があるのではないでしょうか?
この記事では、恋愛における “信じたいのに怖い” という葛藤がなぜ起こるのかを心理的に解説し、原因別の事例をもとに丁寧に掘り下げていきます。
そして、そこから抜け出すための具体的な行動やマインドの整え方も紹介します。
なぜ「信じたいのに怖い」のか?(原因と事例)
“怖い”の根っこには、過去の経験からくる心の防衛反応があります。
それぞれのステージでよくある原因を以下に整理しました。
幼少期の体験からくる不安
- 親の愛情が条件付きだった → いい子にしてないと怒られる
- 両親がケンカばかりで安心できる環境がなかった → 親の顔色ばかり伺っていた
- 感情を出すと否定された → 甘える=ダメというメッセージ
➡この経験は、「頼ると見捨てられる」「本音を出すと嫌われる」という思い込みにつながりやすくなります。
学生時代の人間関係や恋愛の傷
- 仲良しグループから突然無視される → いじめの標的になった
- 片思いの相手にひどく拒絶された → 揶揄われたなど
- 初めて付き合った人に裏切られた → 浮気・二股など
➡「信じる=痛い思いをする」という学習が刷り込まれることが多いです。
社会人になってからの失望体験
- 長く付き合っていた人に突然別れを告げられた → 結婚するんだと思っていた
- 結婚直前で破局した → 他に好きな人ができたと、あっさりと向こうと結婚した
- 信頼していた同僚や上司に裏切られた → 影で悪口を言われたり、自分のミスをなすりつけてきた。
➡大人になってからの失望は、「今後もう人を信じない方がいい」という結論に至りやすくなります。
恋愛以外のトラウマや喪失体験
- 親友や家族との絶縁 → 信じていた友人が実は黒幕だったとか 家族がお金を盗んでいたなど
- 詐欺や金銭トラブルの経験 → 友人からの誘いでいったセミナーが詐欺だったなど
- 身近な人の急な死別 → 友人の突然の自殺など
➡「愛はいつか奪われるもの」「いなくなるくらいなら最初から信じない方がマシ」と無意識に思い始めるケースもあります。
痛みがあまりにも強い場合は、その痛みごと感じないようにしてしまうことでより強いブロックを作る可能性があります。
信じることが怖い人にオススメの3つの対策
信じることが怖い人はまず、人を見極める目をもつことが大切です。
なぜかというと、純粋に人を疑わなかったり、あやしくても「でもこいつが言ってるから」と闇雲に信用していることが多いのです。
それでは、騙されてしまう確率や傷つく確率が上がってしまうので、事前の防衛策としては、「信じるに値する人の基準を自分でまず決める」
自分の今までの経験と、人からの助言を元に基準を決めてみてください。
それに少しでも合わない場合は、絶対に心を開かないとか、距離の取り方をきめておきましょう。
ここからはもっと詳しく解説していきます。
1. “信じること”をゴールにしない
信じる=心を完全に開くことだと思いがちですが、実際は
“信じたいと思っている自分を、まず許してあげる
というプロセスが大切です。
まずは「私は信じたくてここにいるんだ」と、自分の感情を否定しないことから始めてみましょう。
2. 小さな信頼経験を積み重ねる
一気に心を開こうとする必要はありません。
- 返信が来たら「ありがとう」と返す
- 自分のちょっとした本音を伝えてみる
- 「今日は少し疲れてる」と伝える
- 過去にこんな経験をしたから「実は怖いんだ」としっかりと伝えてみる
これだけでも十分な信頼のやりとりです。
自分が出したものに対して、相手がどう応じてくれるかを一つ一つ確認していくことで「この人なら…」という安心感が育っていきます。
3. 信じることと期待を分ける
信じる=相手が絶対に裏切らないと思い込むことではありません。
信じる=相手の自由を尊重しながら、今の関係性に身を委ねること
と捉えると、少し心が楽になります。
期待が大きすぎると、裏切られたときのショックも大きくなります。「そういう人もいる。でも、私は私を大事にする」と立て直せるようになれば、怖さは徐々に減っていきます。
まとめ
「信じたいのに怖い」は、心が本当は愛を欲している証拠です。
でも過去の痛みや傷が、あなたを無意識に守ろうとして「やめとけ」と言ってきているだけ。
その声に優しく寄り添いながら、小さな安心体験を積み重ねることで、徐々に「怖い」よりも「繋がっていたい」が上回っていきます。
愛を避けるための人生ではなく、愛に近づくための勇気を育てていきましょう。