🌙9月の神様:月読命(つくよみのみこと)

──男性性と女性性エネルギーの統合の月──
🌌 月読命とは?
月読命は、天照大神(太陽神)と素戔嗚尊(海原の神)の兄弟神であり、夜と月を司る神様です。「月を読む」と書くように、時間・運命・内面のリズムを静かに映し出す存在。古代では「昼の太陽=天照」「夜の月=月読」「海と嵐=素戔嗚」として、三位一体で宇宙の秩序を担っていたと伝えられます。
月読命は表舞台に出る神話が少なく、沈黙や内観の象徴でもあり、目に見えないバランスを保つ役割を担っています。
⚖️ 9月のエネルギー:「統合」の季節
8月は太陽(男性性)が強く輝く季節でした。一方で9月は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる秋分を迎え、自然界でも陰陽が調和するタイミング。
ここでテーマになるのが、「男性性(行動・決断・責任)」と「女性性(受容・直感・育み)」の統合です。
男性性だけが強すぎると → 無理して頑張りすぎ、孤独や疲労感につながる女性性だけが強すぎると → 相手に合わせすぎて、自分の意志を見失う
9月はその両方を調和させて、**「外の世界に動きながら、内の声を聴く」**というスタンスを取り戻す月。月読命が象徴する「沈黙の力」「内面の統合性」が後押ししてくれる時期です。
🪞セルフリフレクション(自己内省の問い)
私は「頑張りすぎている自分」と「受け身になりすぎている自分」、どちらに偏っているだろう?誰かのためではなく、自分の本音を大事にした行動をとれているか?今月は「動くべきこと」と「立ち止まって感じること」のバランスを取れているだろうか?
✨ 月読命からのスピリットメッセージ
「陰と陽、男と女、光と影。そのどちらかだけではなく、両方を抱きしめたときに、あなたの本当の力が目を覚ます。欠けているのではなく、重なり合ってひとつになるもの。統合の静けさの中で、自分の芯を見つけなさい。」
🍂9月に整えるための行動アドバイス
🌙 朝と夜のリズムを意識する朝は太陽を浴びて身体を動かす。夜はスマホを手放し、月や静けさの中で心を整える。
🖊 「偏り日記」をつける今日の自分は「攻めすぎた?」「受け身すぎた?」を振り返り、バランスを可視化する。
🤲 受け取る練習をする人から褒め言葉やサポートをもらったら、「ありがとう」と素直に受け取る。女性性が育ち、統合が進む。
🔥 小さな決断を毎日する今日のランチを自分で選ぶ、帰り道を変えてみるなど、意識的に主体性を発揮して男性性を活かす。
🗝 補足:9月は「内なる統合の月」
9月は、自分の内側にある相反するエネルギーが衝突しやすい時期。でもそれは「調和へ向かうための揺れ」。
月読命の導きは、「どちらかを否定するのではなく、両方を受け入れなさい」ということ。統合は「半分ずつ」ではなく、「両方とも満たす」こと。
男性性と女性性の統合は、結果的に 人間関係の調和、心身の安定、自己表現の自由 へとつながっていく。
💡神様カレンダー9月のまとめ9月は月読命のエネルギーに守られながら、男性性と女性性を統合していく時期。あなたの内なる陰陽を調和させて、ブレない軸を育てていきましょう。
まとめ:つぶやき
9月にツクヨミにしたのは、私の誕生月でもありツクヨミは個人的に深く繋がる縁がある神様だから・・・
7月で女性性を意識した行動をとり、8月で女性性からでた願望を叶えるために動くを特に意識する
女性性の欲望は、今の生活状況に関係なく自分の欲望を満たしたいことを伝えてきます。
その上で1番困るのが《お金》や《コスパの悪いこと》《そこになんの意味があるのか》がわからない一見無駄に思えることでも、女性性の願望を叶えるために動けるのか?が重要でした。
そして、それを経験することで、できること、できないことをどう自分の中で折り合いをつけるのかが9月はテーマになります。
例えば、子育て中で手が離せない子供がいるけど、でも1人でのんびりしてみたいという願望が出てきたときに、《子供がいるからそんなことできない》とか《母親なのにそんな最低なことできない》と自分の欲望を押し殺すのではなく
なぜ、その時間を必要だと感じているのか?
その本音を聞いてあげましょう。
そして、丸一日は1人の時間を取るのが無理なら、数時間だけの間誰かにみてもらい、自分が心からリラックスできることを探す。
こういう自分の欲望との折り合いの付け方を意識する月です。
なぜ、あなたの人生は「不協和音」を奏でてしまうのか?
ブログ記事で触れたように、ツクヨミは夜の静寂の中で、私たちに大切なメッセージを送っています。 しかし、私たちは日々の喧騒の中で、その声を聞き逃してしまいがちです。
あなたの内側に存在する男性性と女性性のエネルギーも同じです。 どちらかのバランスが崩れると、人生は「不協和音」を奏で始めます。
- 男性性が強すぎる場合: 常に結果を求め、他人にも自分にも厳しくなり、心が休まらない。
- 女性性が強すぎる場合: 自分の意見を言えず、流されてしまい、自己肯定感が低くなる。
このセッションでは、「心理学×占い」の視点から、あなたの内なるエネルギーバランスを診断し、その調和を取り戻すお手伝いをします。
心の奥に潜むブロックを優しく解き放ち、男性性と女性性が手を取り合うことで、あなたの人生は本来の美しい旋律を取り戻すでしょう。