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「寂しい」という感覚
誰かと一緒にいても、心の奥ではずっと満たされない。
恋人がいても、友達がいても、なぜか孤独で苦しかった。
でも今は、不思議とその感覚がほとんどなくなったのです。
「一人でも大丈夫」「寂しくない」そんな風に思えるようになったのは——
インナーチャイルドを癒してきたからでした。
今回の記事は、寂しさ、満たされなさの根源にある《インナーチャイルド》について解説していきます。
そして、その小さな自分を癒すことで起こる、新たなステージについても解説していきます。
寂しさの正体は《インナーチャイルド》の「気づいて」のサイン

大人になってからの寂しさは、実は“大人の問題”じゃありません。
もっとずっと昔、小さな自分が感じた 「置き去りにされた感覚」 が、今も心の奥に残っているのです。
・お母さんに甘えたかったのに「忙しい」と突き放された記憶
・泣いても「そんなことで泣くな」と言われた経験
・「大丈夫だよ」と誰にも言ってもらえなかった幼い夜
・仕事が忙しくてお迎えに来てもらえなくて、一人で大雨のなか帰った日
そのときの「誰も私を見てくれない」「私は一人だ」という感覚が、心の奥に閉じ込められたまま大人になってしまう。
それが、恋愛や人間関係で繰り返し「寂しい」として表に出てくるのです。
恋愛での寂しさって、実は彼との間に絆がないから起こることではなく、過去の寂しかった傷が疼いているから《寂しい》《会いたい》《声が聞きたい》《かまって欲しい》《追いかけてきて》《迎えにきて》などの感情に変換されてしまうのです。
寂しいとき、人はどんな選択をするのか

寂しさを抱えていると、人はどうしても “埋め合わせ”の選択 をしてしまいます。
・好きでもないのに「一人になるのが怖い」から打算で誰かといる
・尊敬できなくても「そばにいる人」を基準にして生活してしまう。(その場の空気感に合わせる)
・本当はムカつくと思っている友人でさえも、(一人になるのが怖い)から切ることができずにつるんでしまう。
・違和感があるのにその違和感を無視してその場にとどまろうする。
・その場の空気感に溶け込めないといじめの標的にされてしまうから、やりたくないことをやっていたらいつの間にか抜け出せなくなってしまった
・満たされない気持ちを感じたくないから、薬でハイになってその感情をなかったことにしようとする
でも、どれだけ何かや誰かで埋めても、結局は空っぽのまま
一時的には安心できても、またすぐに「寂しい」が顔を出す。
私自身もそうやって、尊敬できない人や場所に縛られて10代〜20代を過ごしていました。
インナーチャイルドを癒すって何?

じゃあどうすればいいのか?
答えはとてもシンプルで、自分の中の“小さな子ども”に寄り添うことです。
あの忌々しい過去の出来事に真正面から向き合うのです。
きっとそれは心が壊れそうになる感覚があると思いますが、でも大丈夫。
その感情を見つけた瞬間、感じてあげた瞬間にその感情は「スーッ」となくなってくれます。
そして、その後幼かった頃の自分に・・
・「寂しかったね」って声をかけてあげる
・または「今まで気づかずにいてごめんね」と声をかけてあげる
・小さな自分をイメージして、優しく抱きしめてあげる
・「私はもう一人じゃないよ」って繰り返し伝えてあげる
寂しさを埋める相手を外に探すのではなく、「寂しい」と叫んでいた小さな自分を、今の自分が迎えに行ってあげる。
これこそが、インナーチャイルドを癒すということなんです。
以外と簡単で、辛かった過去を思い出して、これを繰り返しやっていくのです。
その当時「本当はどうして欲しかったの?」って聞いてあげる
そして、「そっかそう思ってたんだ」と優しく共感してあげる。
辛かった気持ち、寂しかった、悔しかった、やりかえしたかった、いろんな感情が出てくるけど、その全部を優しく「そっか、そう思ってたんだね」と優しく包んであげる。
これをやっていくと、《寂しい》と思う気持ちが段々と和らいでいくんです。
癒された後に訪れる変化
インナーチャイルドを癒していくと、自然とこんな変化が起きてきます。
・「寂しい」という感情がほとんど出てこなくなる(でも、これはすぐにそうなるわけじゃなく、段階を踏まえて少しずつそうなっていく)
・一人で過ごす時間が苦じゃなくなる(これも段階を踏んでそうなっていく)
・今までの恋愛の価値観に違和感を覚えるようになる。(本当にこの人でいいの?)とか今まで好きになってた相手が好みのタイプから外れていく
・本当に自分が求めている存在が誰なのかがわかるようになる。そして、その人と出会うまでちゃんと待てるようになる。(無駄に誰かで埋める恋愛をしなくなる)
私自身、以前は「寂しい」を埋めるために、2番目の相手で妥協してしまうような恋愛を繰り返していました。
でも今は、そういう選び方をしなくなった
「誰かにいてもらわないと寂しい」からじゃなく、
「一人でいても満足しているからこそ、相手を純粋に選べる」——そんな感覚に変わったのです。
今までは、寂しいから一緒にいてくれそうな相手を選んで付き合ってた。
でも、今は尊敬できる人、一緒に学んで成長できる人以外とは、関わりたくないと思っている。
自分でも不思議なくらい価値観が真逆になっている。
でも、これは私自身が変わったのではなく、インナーチャイルドに邪魔されていない、本来の私に戻っただけ
ただ、誤解してほしくないのは、インナーチャイルドは《悪者》では決してないということ
あなたがこれ以上傷つかないように守っていたボディガードの役割も果たしていたということ
そして、あなたに「自分の心の声を無視しないで」と教えてくれた、傷だけの戦士なんです。

こんな感じの子供が必死に、大人と戦おうとしている。
自分もたくさん傷ついているのに、あなたを守るために必死で世間と戦っている
こんな感じです。
こんな健気な子をずっと無視し続け生きていきますか?
それもとも、彼女たちの存在に気づいて、癒して、慰めて、共感して、受容して、「もう大丈夫だよ」と声をかけて、彼女たちが安心して旅立っていけるようにするかはあなた次第です。
まとめ
寂しさは敵ではありません。
あれは、あなたの中の小さな子どもが発していたSOSの声です。
だから、その声を無視せず、寄り添ってあげるだけでいい。
「寂しい」と思っていた気持ちは、ただ 「私を見て」 と願っていただけ。
インナーチャイルドを癒すと、寂しさは自然と消えていきます。
そして初めて、寂しさに振り回されない恋愛や人間関係を選べるようになるのです。
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寂しさの奥にいる“小さな自分”と出会うヒントをたくさん書いています。