境界性パーソナリティ傾向 × 不安型愛着の人が「その場で平気そうなのに、あとから苦しくなる」理由

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「その場では平気だったはずなのに、あとから急に苦しくなる」

そんな経験はありませんか?

恋人に少しきつい言い方をされたとき。

嫌な態度を取られたとき。

その瞬間はなぜか怒りも悲しみも湧かず、「大丈夫」「気にしてない」と思っている。

でも、ひとりになった途端に言われた言葉だけが頭に残って、

胸がざわついたり、涙が出たり、強い自己否定に飲み込まれてしまう。

外から見ると、「今さら?」「急に感情的になった?」

と思われてしまうこともあるかもしれません。

けれどこの反応は、気持ちが不安定だからでも、わがままだからでもありません。

境界性パーソナリティ傾向や不安型愛着を持つ人に多く見られる、とても自然な心の仕組みなのです。


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その場では平気。でも、あとから急に苦しくなる

境界性パーソナリティ傾向や不安型愛着を持つ人の中には、

恋人や身近な人と話しているその瞬間は、

  • 「平気」
  • 「大丈夫」
  • 「気にしていない」

と感じていることが多い人がいます。

相手から少しきつい言い方をされても、

嫌な態度を取られても、

その場では怒りや悲しみをほとんど自覚しません。

ところが、ひとりになった途端、

  • 急に苦しくなる
  • 涙が出てくる
  • 自分を強く責め始める

といった反応が、遅れて現れることがあります。

外から見ると

「急に感情が爆発した」

「今さら何を言っているの?」

と見えてしまいやすい状態です。


境界性パーソナリティ傾向 × 不安型愛着に見られやすい特徴

※診断ではなく、あくまで傾向の一部です。

  • 嫌なことを言われても、その場では本気で「平気」「大丈夫」と感じている
  • 怒りや悲しみの自覚がほとんどなく、自分の感情がよくわからない
  • その瞬間よりも、あとから急に苦しくなることが多い
  • 言われた言葉だけが頭に残り、何度も思い返してしまう
  • 怒りとして出ず、「自分が悪い」「価値がない」という自己否定に変わりやすい
  • ひとりになってから、突然涙が出たり、感情が溢れることがある
  • 周囲からは「急に感情的になった」と見られやすい
  • 「怒っている」と言われること自体が怖く、強い不安を感じる
  • 感情を出すことに、無意識の危険感がある
  • 本人の中では、ずっと引っかかっていた感情がやっと表に出ただけだと感じている

怒りや悲しみではなく「自己否定」として溜まっていく

このタイプの人は、

傷つきや怒りを感情として認識する力が弱くなっていることがあります。

その代わりに起こりやすいのが、

  • 「やっぱり自分が悪い」
  • 「自分には価値がない」
  • 「嫌われるのは当然」

といった自己否定の思考です。

怒りや悲しみとして外に出てこない分、

感情は内側で処理され、

自分を責める形で心に蓄積されていきます。


「怒り」が極端に怖くなる理由

境界性パーソナリティ傾向 × 不安型愛着の人に多い特徴として、

怒りという感情そのものへの強い恐怖があります。

  • 怒っていると指摘されると、強い不安が出る
  • 「怖い」「拒絶される」と感じる
  • 怒りを認めること自体が危険に感じる

これは性格の問題ではありません。


背景にあるのは「感情を出せなかった成育環境」

この傾向の背景には、

幼少期の体験が影響していることが多いと考えられています。

  • 泣くと親が不機嫌になった
  • 怒ると状況が悪化した
  • つらさを受け止めてもらえなかった

こうした環境では、

感情を出すことが安全ではなかったため、

脳は

「感じないことで自分を守る」

という方法を学習します。

その結果、大人になっても、

  • 自分の感情がよくわからない
  • その場で反応できない
  • 安全な場所で、あとから感情が出てくる

という状態が続きやすくなります。


感情は「生まれつき」ではなく「学習されるもの」

感情の感じ方や表現の仕方は、

赤ちゃんの頃に、

  • 「それは悲しいね」
  • 「怖かったね」
  • 「怒っていいよ」

と、周囲に名前をつけてもらうことで学習されます。

このプロセスが十分に得られなかった場合、

大人になってからも

感情が曖昧なまま残ることがあります。


関係の中で感情を学び直すことはできる

境界性パーソナリティ傾向や不安型愛着があっても、

感情は関係の中で学び直すことが可能です。

たとえば、

  • 「それは嫌だったかもしれないね」
  • 「今の、少し怖く感じたかもね」

といった言葉は、

責めではなく

感情に名前を与えるサポートになります。

また、

  • 言葉の意図を説明してもらう
  • 「責めたつもりはなかった」と補足してもらう

といった関わりも、

過去の記憶と結びつきやすい人にとっては

大きな助けになります。


その場で平気そうに見えるのは、わがままではない

その場では平気そうなのに、

あとから苦しくなる人は、

  • わがまま
  • 操作的
  • 感情的すぎる

わけではありません。

感情を感じる力を、今まさに学び直している途中

という状態であることが多いのです。


まとめ|すれ違いの正体は「感情のタイムラグ」

境界性パーソナリティ傾向 × 不安型愛着の人に見られる

「あとから苦しくなる反応」は、

感情がないからではなく、

感情が遅れて表に出てくる構造によるもの。

このタイムラグを理解することは、

本人にとっても、パートナーにとっても、

すれ違いを減らす大きなヒントになります。


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