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パーソナリティとはその人の個性や人柄のことを指しています。自分または相手のパーソナリティを知ることで人間関係を良好に保つことも簡単になります。
今回は依存性パーソナリティタイプの特徴と恋愛傾向を解説していきます。
依存性パーソナリティとは?➖相手に合わせて尽くしてしまう➖
このタイプは《日本女性に多いタイプ》です。
自己主張せず、相手に尽くすことで、自分の使命をはたそうとします。
行動力や社交性は高く、やり手の人も多くいます。ですが、1人で生きていく自信がなく、頼れる人を必要としていて、その人に尽くすことで、安定を求めるタイプです。
人に嫌われることを極度に恐れて、相手の顔色を見て、機嫌を損ねないように合わせてしまいます。その為、都合の良いように扱われたり、相手が困っていたら自分の状況を考えないで力を貸そうとします。
人当たりはいいのですが、それは裏を返せば、嫌われたくないという気持ちから自分の意見を押し殺して相手に合わせていることが多い。
また、八方美人になりやすく優柔不断なので、思わぬトラブルに巻き込まれることも少なくありません。
依存性パーソナリティチェックリスト
【自己診断チェック】以下の項目について、よく当てはまる場合(◎)、当てはまる(○)、どちらとも言えない(△)、当てはまらない(×)のいずれかで答えて下さい。現時点の気分や感情だけではなく、過去数年、あなたがどんな風に感じ、行動してきたかを振り返りながら、最も当てはまるものを選んで下さい。《どちらとも言えない》が多くなると判定の感度が低下するのでご注意下さい。
⬜︎些細なことも、自分で決められない方だ。
⬜︎肝心なことや面倒なことは、人にやってもらうことが多い
⬜︎頼まれると、イヤと言えず、つい応えてしまう。
⬜︎物事を自分で計画して、率先してやるよりも、人の後からついていく方が性に合っている。
⬜︎相手によく思われようと、本当はやりたくないことまでやってしまうことがある。
⬜︎自分1人では、生きていく自信がない
⬜︎恋人や友人と別れると、すぐ代わりの人を求めるほうだ。
⬜︎誰にでもいい顔をして、外面が良いところがある。
⬜︎良くないと分かっていても、相手が可哀想になって、つい甘くなってしまうことがある。
⬜︎人にサービスしたり、喜んでもらうことが好きである。
《判定》◎を2点、○を1として計算し、6点以上の場合、このタイプの傾向が認められるといえます。
引用元:なぜいつも似たような人を好きになるのか? 著者:岡田尊司
依存性のパーソナリティの恋愛特徴は?
依存性パーソナリティは【大和撫子】タイプが多い傾向があります。
このタイプの恋愛特徴は、頼りがいがあるのに、弱さもある人に弱く、惹かれる対象としては大きく分けて2つに分類されます。
一つは、自分をしっかり持ったタイプで尊敬できる人。もう一つは、弱くて、自分がそばにいて支えてあげないと、今にもダメになってしまいそうなタイプです。
依存性パーソナリティタイプにはこの2つの嗜好が同居しています。
この2つの要素を兼ね備えた人に1番弱く何もかもを投げ捨ててでもいいと思ってしまうぐらい相手にのめり込んでしまいます。
『困ったことがあったら、いつでも相談にのるよ』とか優しい言葉に弱く、守って欲しい気持ちが強いので、そういう言葉をかけてくれる人に惹かれやすい傾向があります。
ですがこのタイプは、相手の社会的地位や経済力、向上心などサバイバルスキルを冷静にみていて、それが欠けている人とは一生をかけた恋愛関係にはなりづらい傾向があります。
依存性タイプは絶えずパートナーを必要としている傾向があり、フリーの時は優しくして構ってあげれば好意をもってもらいやすくなります。
また、押しに弱く、相手が強引に迫ってくると、断れずに付き合ってしまうパターンもあります。相手がダメ男でも自分を愛してくれているんだと錯覚してしまい、酷い扱いを受けていても中々別れを切り出せなくて、相手に代わって、借金を肩代わりしたり、生活費全般を工面するなどして相手に尽くしてしまいます。
尽くすことに喜びを感じるこのタイプは、自分のやりたいことや将来叶えたかった夢も相手の為に後回しにして、尽くそうとしてしまいます。
その為心のバランスが保てなくなってしまったり、自分が本当はどうしたいのかが分からなくなってしまいます。
そして、このタイプは、パートナーとうまくいかなくなると、寂しさや満たされなさから、他の異性と関係を持ってしまったり、ギャンブルやアルコールなどの嗜好品、買い物依存性などになることもあります。
依存性パーソナリティの人との恋愛の注意点
このタイプは自己主張はあまりせず、我慢強いのですが、人一倍寂しさや愛情不足を感じやすいので何も言わないからと、ほっといてしまうと気づけば他の異性に心変わりしている可能性もあります。
女性として大事にされていないと感じたり、満たされなくて寂しいと思う期間が長くなればなるほどこのタイプは他の異性に満たしてもらおうとしてしまいます。
不倫をするのもこのタイプが多い傾向があります。
また大事にされてないと感じることが多くなると自己評価が低くなってしまい余計に依存や執着心を抱きやすいのもこのタイプです。
都合よく甘えすぎて、相手を大事にしていないと、気づいた時には、依存性タイプの心は離れてしまっていて、別の異性にとられることも珍しくありません。
このタイプと付き合っていく場合は、相手が自分の為にやってくれている些細な優しさにも気づいてあげるだけでも、このタイプは尽くしていることに喜びを感じてくれます。
相手の喜びが自分の幸せに直結するタイプなので日々の感謝をちゃんと伝えると良好な関係が築けると思います。
どのように育ってきたのか
このタイプは、親から支配されて育ってきたタイプです。
支配の仕方は2通りあって、一つは、親がとても自己中で自分の機嫌次第で子供を怒鳴りつけたり、優しくしたり感情が不安定で未熟な親の元で育った場合、相手の顔色を見て機嫌を損ねないように気を配って生活をしていたタイプです。
もう一つは、良い親に育てられたと思っている場合でも、親に逆らったり反抗期を迎えなかった場合があります。このタイプも知らず知らずのうちに親から強い心理的支配を受けている場合があります。その為自分で決断して何かをやろうとするととても不安になり、自分だけ幸福になることに罪悪感を持ってしまいます。
愛着スタイルとしては【不安型】が最も多い傾向があり、精神のバランスがうまく保てないと、過度な自己犠牲をしてしまう特徴があります。
愛着スタイルが【安定型】の場合だと奉仕的な特性が活かせるので周りから愛されて活躍することもできます。
まとめ
このタイプは自己犠牲をすることが多く、自分の時間を相手に切り売りしてしまいやすく、それを強い愛情だと勘違いしてしまい、相手の要求に答え続けてしまって身も心もボロボロになってしまう人も少なくありません。
また依存心が強く中々そこから立ち直るのにも時間がかかってしまったり、酷い扱いを受けても、寂しさから元に戻ってしまう人もいます。
ホストに貢ぐために多額の借金をしたり風俗で身体を売る人もこのタイプに多くいます。
本来の彼女たちは愛している人にただ、愛されたくて、必死に自己犠牲をして相手に尽くしてしまいます。
彼女たちの願いは【優しく包み込んでくれる大きな愛】を純粋に求めているだけなんです。
そんな依存性パーソナリティタイプが幸せになれる方法は、相手のパーソナリティを見極め、そして寂しさに負けない強さを身につけていくことで、本当に大切にしてくれる人を見極めることができるようになると思います。
もし、ダメ男に引っかかってしまった場合は縁を切る心の強さも重要です。時間を無駄にしないためにも自分をしっかり持って大事にしてくれない人とは関わらないようにしましょう。