【何もうまくいかない時】逆境を乗り越えていく方法とは?

物事がうまく進まなかったり、頑張って努力しているのに中々成果が得られなかったり、会社の方針に従って仕事をこなしていても正当に評価してくれないなど、なぜかいい方向に進んでいる気がしない時というのは誰でもありますよね。

また、良かれと思ってやったことが裏目に出てしまったり、頑張っていたのに最悪な結果に終わってしまったなど、挫折や絶望感を抱いて身動きが取れなくなってしんどい時もあると思います。

疲れきって何もやる気が起きない時、マイナス思考から抜け出せない時に、どうしたら乗り越えていけるのかを解説していきます。

何もかもうまくいかない時

何をやってもうまくいかない日があったり、そんな辛い状況が何ヶ月や何年も続いている人もいます。

何かに挑戦しても、うまくいかずに、結局中途半端に終わってしまったり、挫折してしまい無気力になる人もいると思います。

また、仕事で自分のキャパシティを超えた業務を任されてしまい、限界にきているのに無理をして心を壊してしまう人もいます。

急に体調が悪くなってしまい、今までは気力でなんとか乗り越えてきた人でも、ある日を境に、自分の心身の異常に抗えなくなり、遂には家から出られなくなってしまい、周りにいる人が全員敵に見えてしまうような感覚さえ覚えてしまう人もいます。

心が疲れている時に、無理に自分を励まして、身体にムチを打って仕事を続けても、ポジティブには解釈出来ずに、ただただ精神的にも体力的にも疲れてしまうだけになってしまいます。

そんな時に失敗したり、挫折感を味わうと、心はかなり疲弊してしまい自己嫌悪になってしまったり、自己価値が下がってしまいます。

何をやっても満たされてる気がしなかったり、無気力になってしまいます。

失敗や挫折の怖い所は、それが一度の経験でも人によっては、それがあまりにも耐え難い苦痛に感じてしまい、負のサイクルに入ってしまうことです。

ここでは、負のサイクルにハマってしまっている人の症状を紹介していきます。

自信がなくなりやる気も失なってしまう

人は失敗してしまったと感じる時に、自己評価が下がってしまい知性や能力が低いと思い込んでしまう心理があると研究で分かっています。

失敗や挫折体験は自己イメージにも悪影響を及ぼしてしまい、否定的な考えばかりが頭の中に浮かんできやすくなります。

『所詮自分はこの程度も出来ない人間なんだ』とか『やっぱり自分には無理だった』など自分自身を下げて評価してしまい、自分で自分を傷つけてしまう言葉をかけ続けてしまいます。

こうした否定的な考えを持ってしまうと、本来持っている才能や能力までも出し切れずに、行動も消極的になっていき無気力になっていってしまいます。

失敗を必要以上に恐れるようになり、劣等感が強くなってしまい、日常生活も楽しめなくなってしまいます。

努力すること自体が無意味に思えてしまう

失敗は、自信とやる気を奪ってしまいます。

未来への期待が持てなくなり、努力すること自体が無意味に思えてしまい、頑張っても報われないような絶望感を感じてしまうこともあります。

特に失敗した直後は傷がまだ癒えていないので、自分の能力を必要以上に低く見積もってしまいやすくなります。

例えば、仕事で昇進ができなかったり、上司が評価してくれなかった場合は、落ち込みやる気がなくなってしまい、『どうせ上司は評価してくてない』と思い込んでしまい、業務を適当にこなしてしまったり、ダイエットに失敗した時に『やっぱり痩せれないんだ』と思って途中で諦めてしまったりします。

失敗したせいで気分が落ち込み、何をやっても無駄な気がしてしまい行動できなくなってしまいます。

次もどうせ失敗しするのではないかと怖くなる

頑張れば成功できそうな予感がする時に、それと同時に失敗する怖さが出てきます。

『失敗したらどうしよう』という不安が膨らみ、うまく力を発揮できなくなってしまいます。

不安やプレッシャーは適量であれば、挑戦している最中は役に立ちますが、多すぎると悪い結果を招いてしまいます。

こうした不安は、過去の出来事で失敗してしまった経験からきていることが多く、無意識のうちに『また次もダメなんじゃないか』と思ってしまうのです。

その思いが強すぎてしまうと、本当に失敗してしまう現実を引き寄せてしまいます。

失敗は、悔しさや失望感だけではなく、プライドを傷つけられたという恥を感じさせてしまいます。

失敗したら恥ずかしいからと、挑戦することを最初から諦めてしまったり、全力で立ち向かうことはせずに、ほどほどに挑戦し『やっぱ向いてないからやめた』と途中で投げ出して努力することから目を背けてしまう人もいます。

失敗することを恐れて、何もしないことを選んでしまうと、欲しかったものは手に入らず、もしかしたら今以上の成長できたかもしれない未来を破棄することにもなります。

うまくいかない時の逆境の乗り越え方とは?

黄昏ている女性

人は誰しも一度や二度の大きな失敗や挫折を経験するものです。

失敗や挫折自体は当たり前で、それ自体は悪いことではありません。

むしろチャンスでもあります。

『今のままだとダメですよ』というサインなので、何が間違えていたのかを考える良い機会になっていきます。

失敗した経験をチャンスに変えるための、乗り越えかたを解説していきます。

失敗した時の傷を癒す

人は失敗を経験した場合必ず落ち込んでしまいます。

程度に差はありますが、心に傷を負ってしまうことも挑戦した数が多くなればなるほど沢山負ってしまうこともあると思います。

ですが大切なのは失敗しないようにすることではなく、どうやって立ち直るかが大切です。

失敗や挫折をした時は成功した時よりも学べることが沢山あります。

失敗を学びに変えるために必要なのが、苦しい気持ちと向き合うことです。

沢山言い訳をしても構わないので、今感じている挫折や絶望、悔しさや悲しい気持ちを吐き出してスッキリしていきましょう。

最初は『あの人が◯◯したからああなった』とか『あんなことしなければ上手くいったのに』などなんでもいいので感じている気持ちを吐き出すのが大切です。

失敗した直後は現実逃避をしたくなる時でもあるので、一旦は逃げてもいいので沢山言い訳をしてみて下さい。

気持ちが落ち着いてくるとやがて、失敗した原因が少しずつ見えてくると思います。

悲しみの感情が薄れたら改善点に目を向ける

日記

ある程度悲しみの感情が薄れてきて、平常心が保てるようになってきたら、その失敗した要因を自分なりに見つけてみましょう。

例えば、仕事でミスを犯してしまい企画が台無しになってしまったり、クライアントに迷惑をかけてしまった場合など、事前準備の段階でどんな工夫をしていたらミスを防げたのかなど。

ダイエットに失敗した原因は、食べすぎももちろんそうですが、なぜそうなってしまうのかのメカニズムを知らずに我慢するだけの辛いやり方をとってしまっていたなど。

仕事でうまくいかない日々が続いて、仕事に行きたくない時、人間関係が嫌なのかそれとも仕事の内容かそれ以外にも原因があるならどんなことか、自分はどうしたいかなど。

頭で考えるだけではなく、実際に感情を紙に書いて可視化して状況を俯瞰してみる癖をつけましょう。

ここは良いけど、この時はこうすればよかったかもしれないなど、具体的に書いてみることで次第に次はこうしてみようかななど、次に挑戦する意欲が湧いてくかもしれません。

失敗した出来事のいい面に目を向ける

ある程度改善点が見つかり、少しずつ改善するために行動できる段階まで回復してきたら、今度はその失敗した出来事が起きたことで、自分は何に気づけたのか、そこから何を学ぶことができたのかを書いていきましょう。

逆境に強い人の特徴として、心に弾力性があり、必ずそこから何か学びを得ようと色んな視点で物事を解釈していきます。

一つの考え方に囚われずに、『でもこういう考え方もできるよな』と色んな角度の考え方を持ち、自分にとってプラスになるであろう考えを採用して気持ちを前向きに切り替えていきます。

失敗から学べる人は、新しい考え方を発見し、今まではなかった力を獲得してさらに進化していくことができます。

失敗して、そこから立ちあがろうと努力している時にぜひ見て欲しい動画があります。

それはひすいこたろうさんの名言セラピーです。

頑張っている自分へ、お風呂上がりや、寝る前などリラックスしている時に一日の疲れを労う意味で是非聞いて欲しいです。

聞き流すだけでも心が癒されていきます。

まとめ

今回は失敗から立ち直るための方法を解説をしてきました。

成功者と呼ばれる人たちは、みな失敗した数が普通の人よりも多いといことを知っていますか?

母数が多くなると成功する確率も上がっていきます。

それと同時に失敗する数も上がっていきます。大事なのは失敗しないことより何を学ぶかの方が大切です。

失敗してもそこから学ばない人は、また似たような失敗をただ繰り返していくだけですが、成功者はそこから必ず学んで次の挑戦の燃料にしてしまうんです。

それができるのは、特別な人とかメンタルが強いからだと勘違いしている人もいますが、そうではなく、自分の人生は自分でコントロールするものだという責任感があるから、いつまでも現実から逃げずに、時がきたらしっかりと失敗を受け止めて、そこから這い上がる努力をするから成功していくんです。

捉え方を変えるだけでも世界の見え方が変わっていくので、メンタル回復も早くなっていきます。

Cocoa
Cocoa

私は難病になり1ヶ月半に入院した後、絶望感で無気力になり、何もしたくないと思う日々が続いていました。

『なんで自分がこんな目に遭わないといけないのか』と被害者意識で日々を過ごしていました。そんな時にこの本に出会って、少し視点を変えてみようと思い考え方を変えてみたら、それから物事がうまく進みだして自分が願った通りの未来を引き寄せることができました。

思考が変わると行動が変わるといいますが、本当にその通りだと感じる出来事でした。

今苦境に立たされている人に勇気をくれる本です。

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