※この記事は広告を利用しています。
パーソナリティとはその人の個性や人柄のことを指しています。自分または相手のパーソナリティを知ることで人間関係を良好に保つことも簡単になります。
今回は反社会性パーソナリティタイプについて解説してきます。
反社会性パーソナリティとは?ー危険なスリルを求めるー
反社会性タイプの人の特徴とは、《衝動的で命知らずな冒険家タイプです》
規則や常識などが嫌いで、悪そうに振る舞ってみたり、危険な行為を行うことで自分の存在価値を認識したいタイプです。
ただ、必ずしも犯罪や無政府主義な訳ではなく、危険で刺激的な冒険を好むタイプもいて正義感は強い人もいます。
職業的に捉えると分かりやすいかもしれません。このタイプはハラハラドキドキするようなスリルを味わえる職業のインストラクターの方が多くいます。
スキューバダイビングやモータースポーツ、格闘技など、命知らずな衝動を、比較的健全に満足させている場合もあります。
このタイプの衝動性や喧嘩っ早い傾向は短所であり長所でもあります。反社会性タイプの人個人がその特徴をどのように使うかで生きやすさは変わってきます。
反社会性パーソナリティチェックリスト
【自己診断チェック】以下の項目について、よく当てはまる場合(◎)、当てはまる(○)、どちらとも言えない(△)、当てはまらない(×)のいずれかで答えて下さい。現時点の気分や感情だけではなく、過去数年、あなたがどんな風に感じ、行動してきたかを振り返りながら、最も当てはまるものを選んで下さい。《どちらとも言えない》が多くなると判定の感度が低下するのでご注意下さい。
⬜︎違法なことを繰り返ししてしまったことがある。
⬜︎自分の利益や快楽のために、人を騙したことがある。
⬜︎場当たり的で、将来よりも、その時が良ければいいというところがある。
⬜︎すぐに手が出たり、暴力に訴えてしまうことがある。
⬜︎危険に無頓着で、命知らずなところがある。
⬜︎仕事をすぐに辞めたり、借金を返さないことがある。
⬜︎冷酷なことを衝動的にしてしまうことがある。
⬜︎ハラハラするようなことをするのが好きだ。
⬜︎臆病者と思われるより、戦うことを選ぶ。
⬜︎安全で平凡な日常よりも、刺激と冒険に満ちた人生を愛する。
《判定》◎を2点、○を1として計算し、6点以上の場合、このタイプの傾向が認められるといえます。
引用元:なぜいつもにたような人を好きになるのか? 著者:岡田尊司
反社会性の恋愛特徴は?
このタイプの恋愛特徴としては2通りあります。
1つ目は、同じ匂いがする人に惹かれるということです。
同じように、親から大切にされずに育った言わば、同じ傷を負う物同士の恋愛です。このタイプは平凡な毎日に苦痛を感じるタイプなので危険やスリルを求めて、衝動的に行動を起こしていくので、同士のような恋人関係を望みます。
ギャルとヤンキーの組み合わせや、反社と夜系のお仕事をしている女性の組み合わせがいい例です。
反社会性タイプは自分の言うことを聞いてくれる存在を探していて、そこに不安型の性質を持った女性が、反社会性タイプの外見は強そうで、自分のことを守ってくれるような風格に惹かれて恋をするというパターンが多く見られます。不安型の女性にとっても危なっかしい行動をとる反社会性の行動力に強く惹かれてしまいやすい傾向があります。
もう一つの恋愛の特徴としては、母親や父親のような存在を求めているということです。
このタイプは、外ではツッパっている分、弱さを見せられるパートナーを探しています。深層心理ではダメな自分を丸ごと受け入れてくれるような、そんな存在を探しています。ですが、プライドも高いので、見栄えも気にすることが合間って、お飾りの恋人と、心のよりどころになる恋人を分けて作る人もいます。
反社会性パーソナリティは、自由を愛し、束縛を嫌う傾向がありますが、恋人に対しては過度な束縛をしたり、言うことを聞かないと衝動的に暴力を振るってしまうこともあります。
このタイプは、本能で動くタイプなので、一瞬で相手が自分にとって必要な存在かどうかを嗅ぎ分けています。相手が自分の思い通りになりそうかどうかも見抜きます。
そして、手に入りそうにない相手には最初からアプローチはしません。思い通りにならない相手には興味がなく、自分の都合の良いように動いてくれる人を探し求めている傾向があります。
反社会性パーソナリティの人との恋愛と注意点
このタイプは、しばしば警察沙汰や事故やトラブルを起こしてしまうことが多く、パートナーがどんなに良い生活を送ろうと努力しても、裏切られる可能性があります。
平凡な生活には退屈に感じてしまい、刺激を求めて、自らスリルがある方へと足を踏み入れてしまう傾向があります。
このタイプと良好な関係を築いていくためには、2通りのパターンがあって、パートナーの忍耐力が必要となってきます。束縛はせず中々家に帰らなくても、ひたすら耐え、帰ってきた時は文句は言わずに相手を受け入れていくこと。
もう一つは、反社会性タイプが精神的に落ち着くのを待つということです。平均で35歳を過ぎたあたりから段々と落ち着いてくると言われています。若い頃のように無茶な行動はしなくなっていきます。それまでしっかりこのタイプと向き合って対応していくことで、苦労が報われることがあります。
このタイプは、周りも同じ反社会性タイプ同士で連んでいることが多く、落ち着くかどうかは周りの交友関係に左右されることがあります。
どのように育ってきたのか
反社会性タイプは自我が強く、幼少期の頃からヤンチャでイタズラばかりして、親を困らせることが多いのもこのタイプです。
そのせいで、怒鳴られたり、叱られることも多く、否定されて育った人が多くいます。自分の行動を否定されることが多かったせいで反抗的で誰も自分のことを、理解してくれないと思って人間不審になってしまう人も多くいます。
不遇な環境で育ったり、愛情よりも物やお金だけを与えられて育った人も少なくありません。
愛着スタイルは【回避型】の人が非常に多く、人間関係は非常に不安定で、猜疑心からDVや過剰な束縛をして相手を振り回してしまうことが多くいます。
反社会性タイプには【安定型】や【不安型】もいます。安定型の場合は、荒々しい行動をするわりに、情があり、人との関係を大切にします。
不安型の場合は、情緒不安定な人が多く薬物やアルコールなどの依存症になってしまうことが多い傾向があります。
まとめ
今回は反社会性パーソナリティタイプについて見てきました。
パートナーが反社会性タイプであれば、ご自身の年齢や将来設計などをしっかり踏まえた上で相手と向き合うことが必要になってきます。
愛着スタイルが不安型の人だと、このタイプの回避型タイプに振り回されたり、金銭面の援助をしたりして都合よく扱われて、終わってしまうケースが多い傾向があります。
今一度、本当に自分が望んでいるのは、どんな人なのかを明確にして、その理想と相反する場合は、縁を切る強さも必要です。
相手に頼られるまま、自分の生活を犠牲にして尽くした挙句、捨てられる人が多くいます。最悪の展開になる前に逃げるということも大切です。