※この記事は広告を利用しています。

いつも似たような人を好きになる・・でも、結局は大事にしてもらえなくて別れてしまう・・。
この人こそ運命の相手だ!とお互いに強く惹かれたのに気づけばいつも彼に振り回されている・・
最初は彼が追いかけてきたのに、気づけば私が追う側になってる・・
付き合った最初の頃はあんなにラブラブだったのに、半年過ぎたあたりから彼が冷たくなった・・
など、付き合う前や付き合いたての頃はすごく大事にしてくれていたのに、慣れてくると冷たくなるのはなぜ?と感じたことはありますか?
また、いつも似たような人ばかりを好きになっていたり、刺激的なドキドキやトキメキをくれる相手にばかり恋をしていることが多い人もいると思います。
今回の記事は、回避型タイプと不安型タイプはなぜ惹かれ合うのかを解説していきます。

なぜ不安型と回避型は惹かれ会うのか?

不安型タイプは常に相手が自分のことを好きだというとこを確認したいタイプ
回避型は一定の距離を置きながら人付き合いをしたいタイプ
なぜこんなにも特徴が違うのに惹かれ合ってしまうのか?
それは回避型タイプの行動が不安型タイプの不安スイッチを押してしまから。
人は、好きだと明確にわかる人よりも、好きなようにも見えるし、なんとも思っていないような気もするという曖昧な態度をとる人の方が気になるということがわかっています。
そして、不安型タイプは《嫌われたどうしよう》という恐怖が常にあって、人付き合いの際常に相手の顔色を伺いながら行動をとることが多く、嫌われないように細心の注意を払っています。
そんな不安型にとって『この人どっちなんだろう?』という不安をもたらすのが回避型タイプなのです。
回避型タイプのその曖昧な態度は、不安型の不安スイッチを常にONにさせるような態度をとるので、その不安感をドキドキやトキメキと勘違いをして相手のことが好きなんだと思い込んでしまうのです。
不安型タイプは、幼少期の頃から家庭や学校などが安全な場所ではなく、親が不安定な態度なので、その都度親の顔色を伺いながらの生活をしていたので、常に心が不安定になっているのが特徴です。
そのせいで不安定であることが、不安型タイプにとっては《安定》になっているので、その不安な気持ちを湧き上がらせてくれる回避型に惹かれてしまうのです。
不安になることを無意識のうちに望んでしまうのです。
なので、安定型タイプの男性に好意を寄せられても『いい人だと思うけど・・・』と付き合うことはしないのです。
ドキドキ感をくれる相手じゃないと不安型タイプは惹かれないのです。
ただ本人は気づいていないのがそのドキドキ感は《その男性は危険ですよ!》というサインをトキメキと読み違えていることです。
それだけならまだしも、そのドキドキ感が強ければ強いほど『彼は私の運命の人』だと思いやすく、その思いの強さが災して、執着になってしまうこともあります。
回避型タイプの何がいいのか?

なぜ、自分を苦しめる回避型に惹かれてしまうのかというと、不安になっている状態がデフォルト設定になっているので、不安にならないと恋をしているような気がしないのです。
安定型タイプは、文字通り情緒が安定しているので、不安定を好む不安型タイプにとっては役不足にすら感じてしまうのです。
その分回避型は曖昧な態度や、連絡が来なかったりして不安にさせるようなことばかりをするので、不安型タイプの不安スイッチが常にオンの状態になっているので、益々相手のことばかりを考えてしまい何も手につかない状態にさせてしまうのです。
その状態を愛しているからだと勘違いをしてしまい、どんどん沼にハマって抜け出せなくなってしまうのです。
不安型タイプがなぜここまで回避型タイプを好むのかというと、幼少期に親からもらえなかった愛情を獲得するためでもあるのです。
トラウマを癒しきれていないと起こること

恋愛を失敗してしまう人の最大の特徴は、過去のやり直しをするための恋愛をしているという特徴があります。
これをインナーチャイルド同士の恋愛といい、親からの欲しかった愛情を獲得しようと《不足感》から恋愛をしている傾向があります。
でも、本人同士はそういう恋愛をしているという意識は全くなく、ただの恋愛だと思いながら真剣に恋愛をしていたりします。
インナーチャイルドとは、癒えていない幼いころの自分が心の中にいるということです。
インナーチャイルド同士の恋愛とは、お互いに親とよく似た人を毎回好きになり、幼い頃親からもらえなかった愛情を異性に求めて恋愛をしてしまうということです。
回避型タイプは自分が優位に立てるような恋愛関係を望むことが多く、不安型タイプの態度が回避型にとっては魅力的に映ります。
また、回避型タイプは他のタイプと比べてステータスや条件だけで付き合おうとする傾向もあります。
例えば、周囲の男性からモテるタイプの子を自分のものにする(トロフィーワイフ)ことで自尊心を保とうとする人や、性的に魅力を感じるから口説いただけの人もいます。
回避型は、その子の内面に興味を持たずに利用価値があると判断すれば口説くこともあります。
なので、付き合うという形をとっても浮気を繰り返したり、同棲しても家に帰ってこず遊びまわるということも他のタイプより多くなります。
なぜ、回避型タイプがこういうことをしてしまうのかというと、人と親密になることを極端に恐れているからです。
幼少期になんらかの理由で、愛情を求めても無視された続けた人や、あまりにも過保護に育てられすぎる(支配的な親)の元で育ったことなどが原因で、愛着形成がうまくできずに、人と一定の距離をとることで自分が傷つくような出来事から身を守っているのです。
親が全てをコントロールしたがる環境で育だった場合、その反動で自分の行動を指摘する女性に対して強い嫌悪感を抱くこともあります。
自分を支配し自由を奪う敵のような感覚になるのです。
そのせいで、その女性といることは自分の自由が脅かされると感じて途端に逃げ出してしまうのです。
一方の不安型タイプは、常に親密でありたいという思いが強いので、彼がそばにいてくれるならなんでもします!という献身的な態度をとります。
回避型の気まぐれな連絡頻度に不安スイッチは常にONの状態になり続けてしまい、目の前のことに集中できなくなってしまいます。
そして、一度でも断るともう会ってもらえないかもしれないという恐怖に堕ちいってしまい、なんでも彼優先の生活に切り替わってしまうこともあります。
真面目だった女性が不良と付き合うことで、どんどん良くない方に向かっていくのもこの不安型✖️回避型タイプの組み合わせが多いのです。
気づく人と繰り返す人の違い
不安型タイプが回避型と付き合って散々傷つけられても、そこから立ち直って今度はいい人と出会い恋愛がうまくいく人もいますが、同じタイプの人にばかりに引っかかって、何度も同じことを繰り返す人もいます。
この違いは一体どこにあるのでしょうか。
それは、《気づく》ことです。
自分にとってふさわしい相手ではないということに気づくことが出来れば、自然と似たような振る舞いをする人を避けるようになります。
でも、繰り返す人は、自分の心の穴を塞ぐことに必死になっているので、その相手が自分に相応しい相手がどうかを見抜くことができないのです。
心の穴とは《空虚感や無価値観》のことです。
自分1人で自分の寂しさを埋めることができないので、相手を使って自分の心の穴を埋めようとしてしまうのです。
なので、自分に好意を持ってくれる人に好意を持ちやすく、また曖昧な態度で翻弄してくれる相手を好んで好きになってしまうのです。
何度似たような人で傷ついても《相手が悪かっただけ》と考えてしまい、自分の心の闇に気づかずに同じことを何度も繰り返してしまうのです。
自分にとっての相応しい人とは?
自分が不安型だった場合・回避型だった場合・安定型だった場合、自分に相応しいと思う相手とはどんなタイプなのかというと、実は安定型がいいとも限らないものです。
愛着スタイルだけでみると、安定型の方が安心感や安定した精神状態を保ちやすい傾向がありますが、場合によっては、不安型✖️回避型でも相性がいいこともあります。
ただ、それはお互いがしっかりと成長したり、相手を思いやる気持ちがないと成立しないことの方が多いのですが、とりわけ不安型タイプが回避型の治らない性質に目を瞑って一緒にいるケースの方が多いのが現状です。
でも、不安型タイプにとって目を瞑ってでも、彼と一緒にいたいという強い思いがそれを良しとしていることが多く、回避型タイプはそれに甘んじて不安型タイプと一緒にいることがあります。
ただ、長くその関係を続けても、どこかで違和感を感じながら一緒にいる人が実はとても多いのです。
でも、依存心がお互いに強いので、違うと感じていても中々縁を切ることができないのが、この不安型✖️回避型タイプの組み合わせです。
心に違和感を覚えるのは、本当は《この人じゃない》と心のどこかでは気づいているからです。
そこに目を瞑ってその人と一生を終える人もいるし、途中で気づいて別れる人もます。
自分にとって相応しい人とは、今のあなたの精神レベルによるというのが答えです。
ダメだと感じていても、別れられないのは、その精神レベルに自分が留まりたいからなのです。
違和感があるけど、そのままの関係を続けると、その違和感を常に抱いきながら生活することになります。
別れを選ぶ場合でも、本人の内面が成長していなければ、また似たような人を捕まえて悩むことになりますが、別れを選ぶと同時に、自分の内面と向き合って改善していけば、違う人と出会えるようになります。
まとめ
今回は、不安型✖️回避型タイプの恋愛について解説してきました。
恋愛が難しいと感じてしまう原因は、相手ではなく自分自身にあります。
自分が相手に何を求めているのかをしっかりと自覚しながら、内面を磨いていくとあなたが望む相応しい相手と出会えるようになります。