回避型男性の脈ありサインと付き合う前の態度|逃げる彼の本音と対処法

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はじめに|「好きそうなのに、なぜ距離を取るの?」

LINEは返ってくる。目も合う。優しい。


でも、誘うと「今ちょっと忙しくて」とはぐらかされる。


こっちが踏み込むと、急に冷たくなる。

「私に気があるのか、それとも都合のいい関係なのか分からない」


そんな“曖昧な態度”に振り回されて、心が疲れてしまったことはありませんか?

私自身、かつて「距離を取る彼」に心を揺さぶられ、「私が悪いのかな」「もっと頑張れば変わるのかな」と自分を責め続けた時期がありました。

でも今なら分かります。


彼の態度は“脈なし”ではなく、“近づきたいのに近づけない”という心の葛藤だったのだと。

この記事では、回避型男性の恋愛心理とその背景、付き合う前の典型的な態度、そして彼らとどう向き合えばいいのかを、私自身の経験も交えて丁寧に解説していきます。

私のプロフィール

1. 回避型男性の「好き」は近づけない愛

回避型の男性は、決して「人を好きになれない」わけではありません。


むしろ、本当は深く愛したいし、愛されたいという気持ちを強く持っています。

でもその一方で、恋愛に対してこんな恐れを抱えています。

  • 「近づきすぎると、相手に支配されるかもしれない」
  • 「自分の自由が奪われるかもしれない」
  • 「本気になったら、傷つくのは自分だ」

つまり、“愛されたい”と“壊されたくない”が同時に存在しているのです。

この矛盾が、彼らの「好意を持つほど逃げる」という逆転現象を生みます。


だからこそ、あなたに惹かれているのに、距離を取ってしまう。


それが、回避型男性の“好き”のかたちです。


2. 付き合う前の典型的な態度3選(+心理解説)

悩んでいる男性

(1)連絡頻度にムラがある

・急に優しくなったかと思えば、数日既読スルー
・こっちが気を抜いた瞬間に連絡が来る

これは、「近づきすぎた」と感じたときに無意識にブレーキをかけているサインです。
安心すると逃げる。追われると引く。
まるで“心のアクセルとブレーキ”を同時に踏んでいるような状態です。

(2)深い話を避ける

・家族のことや過去の恋愛を聞くと、話をそらす
・「そういうの苦手なんだよね」と笑ってごまかす

これは、親密さ=コントロールされることと感じているから。
自分の内面を見せることに、強い不安や抵抗を持っています。

(3)「忙しい」「今は恋愛モードじゃない」が口癖

・誘うと「今ちょっとバタバタしてて」
・「恋愛はしたいけど、今は余裕がないんだよね」

これは、自分の感情を整理できていないときの防衛反応です。
本心では「あなたを傷つけたくない」「拒絶されたくない」と思っているのに、
それをうまく言葉にできず、“忙しさ”を理由に距離を取ってしまうのです。


3. なぜ“近づけない”恋を選ぶのか(実体験より)

私もかつて、回避型の彼に惹かれていました。
最初は優しくて、目を見て話してくれて、私の話にもよく笑ってくれた。
でも、私が本気になった瞬間から、彼は少しずつ距離を取り始めました。

・LINEの返信が遅くなる
・会う約束が曖昧になる
・「今は恋愛とか考えてない」と言われる

私は混乱しました。
「私が重かったのかな」「もっと軽く接すればよかったのかな」
そうやって自分を責めて、彼の気持ちを取り戻そうと必死になっていました。

でも今振り返ると、彼の“逃げ”と私の“追い”は、心の傷同士が引き合っていたのだと思います。

  • 私の中には「見捨てられたくない」という不安があった
  • 彼の中には「踏み込まれたくない」という恐れがあった

この2つが出会うと、近づくほどにすれ違う関係が生まれてしまうのです。


4. 回避型男性と上手く関わるには

そっぽを向く男性

(1)追いかけない

彼らは、追われると逃げます。
だからこそ、“追わないけど、離れない”という距離感が大切です。

・返信が遅くても責めない
・会えないときも「そっか、またね」と軽く返す
・自分の生活を充実させて、彼中心にならない

この“余裕”が、彼にとっての安心になります。

(2)変えようとしない

「もっとちゃんと向き合ってよ」
「なんで逃げるの?」
そう言いたくなる気持ちは分かります。
でも、彼を変えようとするほど、彼は心を閉ざします

大切なのは、「あなたはそのままでいいよ」と伝えること。
それが、彼の“防衛モード”を少しずつ緩めていきます。

(3)沈黙を怖がらない

彼が黙っているとき、何も言わないとき。
その沈黙に耐えられるかどうかが、関係の分かれ道です。

沈黙の中でも「ここにいるよ」と伝えること。
それが、彼にとっての“安全基地”になります。


5. 回避型の彼に出会った意味

窓の外を見る男性

回避型の彼に惹かれるのは、偶然ではありません。
そこには、あなた自身の中にある“愛への不安”が関係していることが多いのです。

  • 愛されたいけど、拒絶されるのが怖い
  • 本音を出したいけど、嫌われるのが怖い
  • 自分を大切にしたいけど、相手を優先してしまう

彼は、そんなあなたの“心の鏡”かもしれません。

だからこそ、彼との関係を通して、
「私はどう愛されたいのか」「私はどう自分を扱いたいのか」
を見つめ直すことができるのです。


まとめ|“分かりづらい愛”の中にあるもの

回避型男性の態度は、たしかに分かりづらい。
でもその奥には、「本当は愛したいのに、怖くて近づけない」という切実な気持ちが隠れています。

彼を理解することは、自分を理解することでもあります。
そして、彼との関係を通して、あなた自身の“愛し方”も変わっていくかもしれません。

もし今、彼の態度に悩んでいるなら——
まずは、自分の心に優しく寄り添ってあげてください。

あなたの愛は、ちゃんと届いています。
ただ、届き方が少しだけ違うだけなのです。  

その“違い”を責めるのではなく、見守ることで、関係は少しずつ動き始めます。

そして何より、自分の心を守りながら関わること。  

それが、回避型の彼との関係で一番大切なことです。

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