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誰かに親切にしてもらったのに、なんだか申し訳なくて気まずくなってしまったり…。
異性から好意を向けられるとなんだか気まずくなって、その人のことを避けてしまう場合など。
『なんか申し訳ないな…』とか、『受け取るのは気が引けるな…』など過度に他人からの親切心や好意に対して引け目を感じてしまう…。
この記事では、そんな好意を受け取れない心理や、好意を素直に受け取るにはどうしたらいいのかを解説していきます。
私も以前は、他人からの親切な対応が苦手でした。嬉しい気持ちより、罪悪感の方が大きくて素直に喜ぶことができないタイプでした。
心理を理解すると克服できるので、実践していきましょう🎶
なぜ⁉︎人の好意を素直に受け取れない心理とは?
やってもらったことや、親切にしてくれたことは嬉しいはずなのに……素直に喜べない…し逆に後ろめたさを感じてしまう…。
なぜそんな心理になってしまうかというと、自己肯定感の低さが原因です。
『どうせ私なんて…』とか『私には価値がない』と思い込んでいると、人からの親切心が信じられずに『なんか申し訳ないな…』と思うと同時に《こんな私に親切に接してくれるなんて…》と感じやすいのが特徴です。
また、自分に自信がない人は、やってもらったことに対して、嬉しさより罪悪感が勝ってしまうので、リアクションも薄くなりがりです。
相手も良かれと思ってやったのに、あんまりリアクションがないと『迷惑だったかな?』と感じてしまい関わることを遠慮してしまうこともあります。
お互いに相手の気持ちを勘違いしてしまっているので、両方良い気分にはなりませんよね。
では、なぜそう思ってしまうのでしょうか?
自己肯定感が低くなってしまった原因とは?
人は成長する過程で、親や学校生活を送る上で考え方や捉え方の基礎が作られます。
そんな中、親から『なんでこれぐらいもできないの』とか『これぐらいはできるようになりなさい』
など出来ないことに意識を向けた叱られ方をされると、無意識のうちに『自分はできない子なんだ』と思い込みやすく、そこから自己評価が下がってしまうことがあります。
また、学校生活の中でも人と自分を比べたり、クラスで人気者の子と自分を相対評価してしまい自信をなくしたり、他の子から傷つくことを言われて、その感情が未消化のまま大人になってしまい《自分には価値がない》と潜在意識で思ってしまっていることがあります。
大人になって親元から離れていても、《インナーマザー》があなたをずっと叱り続けているのかもしれません。
インナーマザーとは《亡き母の後の母》で、自分の中に親のように振る舞っているもう1人の自分のような存在です。
母親に叱られなくなった後も、そのインナーマザーがずっと責め続けていて『◯◯したらダメ』とか『◯◯しなきゃいけない』など絶えず叱り続けてくるので、自分のやりたいことより、やらなきゃいけないことに意識が向いています。
どんなに物事をうまく進めても、心が休まらないし、満たされずに日々やることに追われ続けている可能性もあります。
なので、常に自己評価は低いままで『どうせ自分なんて…』と口癖のように心の中で思っていることもあります。
自己肯定感をあげるために必要なこととは?
自己否定する原因が分かったら、今度は自己肯定感を上げる練習をしていきましょう!
自己肯定感を上げる為に必要なことは以下の5つです↓↓
- 自己否定している自分に気づく
- インナーチャイルドを癒す
- 自分の本音を確認する
- やりたいことリストを書く
- 実行していく
一つずつ解説していきます。
自己否定している自分に気づく
『私なんて…』とか『どうせ…』というようなマイナスな発言をしている自分に気づくことから始めていきましょう。
人は一生のうち1番会話をしているのは、自分自身なんです。
そのセルフトークがマイナスな言動ばかりだった場合、マイナスな方向に引き寄せられてしまいます。
なので、マイナス思考に気づく練習から始めていきましょう。
インナーチャイルドを癒す
自己否定する癖がついたのは、大体は幼少期の家庭環境による影響が大きく関わっていることがほとんどです。
インナーチャイルドとは、過去の傷やトラウマなどで傷ついた心が癒されずに、ずっと心の中にある未消化の感情のことを言います。
例えば、幼少期に親から欲しかった愛情をもらえなかった場合、満たされない気持ちがずっと心の中で疼いてしまい、何をやっても満たされないという感情を作りあげてしまっていることもあります。
その過去の傷を癒すために、辛かった体験をノートや紙に書いていきます。
そして、《本当はどうしたかったのか》or《親にどうして欲しかったのか》ありのままの感情を書いていきましょう。
幼かった頃の傷ついた自分を、大人になった今の自分が抱きしめてあげるイメージをして、その悲しかった過去を手放していきましょう。
自分の本音を確認する
本当はやりたくないことを書いていきましょう。
実際に止めることはできなくても、自分が心の中で思っていることを書き出していきましょう。
やりたくないことをできるなら100個書き出してみて下さい。
出てこない場合は、苦手な人や嫌いな人のことを書いてみるのもオススメです。
なんで嫌いなのか?を書き出していくと『本当は自分こんな風に思ってたんだ!』と何か気づきが得られることもあります。
大切なのは自分の本音を見つけることです。
やりたいことリストを書いていく
インナーチャイルドを癒すことができたら、今自分がやってみたいことを100個描いてみましょう!
些細なことでも金銭的に難しくても、とりあえず全部書いてみましょう。
なんでそれをやりたいのかを書けると自分の本心に気づきやすくなります。
実行していく
小さい事や、すぐに出来そうなことから少しずつチャレンジしてみましょう!
また、すぐに出来そうにないことでも、下調べをするのもオススメです!
例えば、海外に行きたいと思ったら、どの国にするか?どんな観光スポットに行きたいか?など、いくと決まったと仮定して、実際に取る行動をしてみるのもオススメです。
持っていくスーツケースをネットで調べてみたり、着ていきたい服をクローゼットの中から引っ張り出してきてファッションショーしてみたり、行くと決まったらやりそうなことをやって、自分の気分を上げていく方法もオススメです。
考えているだけの時よりも、実際に行動してみることで、実現可能なことに思てきたりします。
人の好意を素直に受け取るためにできること
人からの親切や好意を素直に受け取るために大切なのは、相手がどういう意図であなたに接しているのかを考えることも大切です。
人のからの親切な行為を《申し訳ない》と感じてしまう人は優しい人でもありますが、自分の考え方に囚われていて、相手のことが見えていない場合があります。
親切にしてくれる人は、ただあなたに、『喜んで欲しい』という気持ちや、あなたの『力になりたい』という純粋な思いから助けているので、相手の立場になって考えると、あなたにただ『笑って欲しい』という気持ちがあるということに気づいてあげましょう。
相手が喜ぶのであれば《好意を素直に受け取った方がいい》と新たにインプットされていくので、些細なことでも親切にしてくれる人が現れた場合《素直に受け取る!!》と決めておくと段々と慣れていきます。
最初はぎこちなくてもいいので、『相手は私に喜んで欲しいんだから』と心の中でつぶやいてみましょう。
繰り返しやっていくと気づけば『申し訳ないな』という罪悪感が消えていきます。