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恋愛の最初は甘くて優しい時間。でもその裏で、見逃してはいけない「違和感のサイン」が出ていることがあります。
本記事では、DV(ドメスティックバイオレンス)を振るう可能性がある男性の初期兆候を見極めるための視点と、関係性が深くなる前に距離を置くためのヒントをお伝えします。

【付き合う前に見抜く】DV男性の特徴リスト
DV男性は普通の男性と違って、特有の考えかたを持っていることが研究で明らかになっています。
そう、付き合う前にそこをしっかりみることで、事前にDV野郎を見抜くことができます。
ただ、女性自身が先に好意をもってしまうと、その兆候を見逃してしまう恐れもあるので、付き合う前の段階では絶対に冷静に判断しましょう。
付き合ってからだと逃げられなくなり、苦労するパターンが多いので注意が必要です。
1. 電話やLINEが異様に多い
「今日何してた?」「なんで返信くれないの?」など、付き合う前から頻繁に連絡を取りたがるのは、支配欲の表れ。
彼のそんな行動に「こんなに連絡くれるなんて♡」と喜んでしまうと危険です。
特に、好きな男性から既読スルーや返信が返ってこなかったなど、失恋経験がある女性ほど、男性のこの態度に喜んでしまうことがありますが、付き合う前からこういう頻繁に連絡してくるタイプは注意が必要です。
距離感を保とうとすると怒り出すタイプは要注意。
2. 被害者意識が強い(元カノ・家族の悪口)
「元カノがひどくてさ…」「家族が俺をわかってくれなかった」など、過去の人間関係を全て“相手のせい”にするタイプ。
自分の非を認めない傾向があります。
仕事が続かないタイプもいるので何かにつけて文句を言う男性は性格的に難ありなのでやめた方が無難です。
3. 「女なんて」「女はこうあるべき」などの女性蔑視発言や理解力が乏しい
女性に対する固定観念が強いタイプは、対等な関係を築こうとせず、自分の理想通りにコントロールしようとします。
また、「生理中」の女性に対しての配慮もありません。
こういうタイプは「つわりは病気じゃない」発言をして、女性の体調を気遣うこともしないし、余計な負担が増えることもあります。
4. 自己中心的で勘違いしやすい
少し親しくしただけで「俺に気がある」と思い込むタイプ。
こちらの気持ちを無視して、自分の思い込みだけで突っ走ります。
また、社交辞令で笑顔や微笑んだだけで「あの女やれるかも」と勘違いすることもあります。
5. 他人の感情を理解しようとしない
相手の気持ちに鈍感、あるいは無関心。
「なんで怒ってるの?」と平然と言うようなタイプは、共感力が欠けている証拠。
DV男性は人の気持ちを理解したいと思うような思考をしていません。
6. モラハラ傾向(言葉での支配)
「俺のこと好きなら●●してくれるよね?」「お前が悪いんだよ?」と、言葉で相手を支配しようとする人も、後にDV化する可能性があります。
「お前がこんなことするから俺がこうなった」など責任転嫁するような言葉をいいます。
また、それは他人に対しても使っていることがあるので、彼の何気ない発言には特に耳を澄ませておく方がいいです。
【なぜDV男に惹かれてしまうのか?】狙われやすい女性の特徴

一回ならまだしも、何回かDV男性と付き合ったことがある場合は、その女性自身がそういうタイプに好かれやすいある特徴をもっている可能性があります。
・自己肯定感が低い
常に寂しさを抱えている女性は、男性から優しくされることを欲しているので、すぐに好意を持ちやすい特徴があります。
「自分なんて愛されない」「受け入れてくれるだけでありがたい」と思ってしまうと、相手の問題行動にも目をつぶってしまいます。
自分で自分を満たすことができないので、外側の人に愛情を満たしてもらいという欲が強い傾向があります。
・共感力が高すぎる
「この人も辛い過去があるんだろうな」「私が癒してあげなきゃ」と、相手の過去や言い訳を自分の責任のように感じてしまう。
相手の辛い過去を自分ごととして受け取ってしまい、「私がなんとかしなきゃ」など、自分と他人の境界線が曖昧になっている傾向があります。
・“愛されたい”欲求が強い
特に「最初は優しかったのに」というギャップで相手に執着してしまうケースが多いです。
愛情に飢えていることが多いので、「好きだよ」「俺にはおまえしかいない」
【DV加害者の心理構造】なぜ暴力を振るうのか?

DV男性の背景には、反社会性パーソナリティや、家庭内での虐待体験、強い支配欲、劣等感などがあります。
「支配することでしか自分の存在価値を保てない」不安定な自己認識が、相手への暴力や支配行動につながります。
DV加害者になる男性の心理は単純な「怒りっぽさ」や「支配欲」だけでは説明しきれません。多くの場合、彼らの内側には深い「恐れ」「無価値感」「自己否定」が隠れています。
1. 自己無力感とコントロール欲求
DV加害者の多くは、自分が無力であるという無意識の恐れを抱えており、その不安を「支配」で解消しようとします。
・相手を支配下に置いておかないと、自分の存在が脅かされる
・恋人や妻を「自分の所有物」として捉え、コントロールできないと激しく不安になる
これは、幼少期に十分な愛情や尊重を得られなかった背景が影響していることも多く、「自分には価値がない」と感じる心の隙間を、他者を従わせることで埋めようとするのです。
2. 外部に責任転嫁する癖(他責思考)
DV男性は、自分の感情や問題を自分で処理する力が育っておらず、「怒り」「苛立ち」「不安」の原因を常に外側(=相手や環境)のせいにします。
そのため、暴力を振るっても「お前が悪い」「俺を怒らせたのが悪い」と正当化します。
この思考パターンは、自我の未成熟さや感情統制の未発達によるものです。
3. 共感力の欠如と二極思考
DV加害者は「白か黒か」「味方か敵か」という極端な思考傾向を持っています。
・少しでも反論されたり、自分の思い通りにならないと「裏切られた」と捉える
・恋人を「理想の天使」として見上げたかと思えば、些細なことで「裏切り者」として罵倒する
これは自分の内側に強い葛藤(=自己否定と理想自己のギャップ)がある証拠で、感情の起伏が激しい傾向にあります。
4. 過去のトラウマ(家庭環境の影響)
DVを繰り返す男性の多くは、自分自身も暴力を受けて育った「被害者」だったケースが多いです。
・親がDVをしていた
・感情的に不安定な親に育てられた
・安心して愛された経験がない
このような環境で育つと、「愛される=支配される」「相手を愛する=支配する」といった歪んだ認知を持ちやすくなります。
これらの要素が複雑に絡み合い、「支配→暴力→後悔と優しさ→再び暴力」というサイクルを形成します。
いくら優しくなったとしても、根本的な心理構造が変わっていなければ、DVは繰り返されるのです。
殴ったあとに優しくなる――
これはDV加害者の典型的な心理操作であり、被害者を逃さないための「戦略的な愛情表現」にすぎません。
ここではその心理的背景と操作構造を詳しく解説します。
■殴ったあとに優しくなる加害者の心理構造

DV男性のほとんどが殴った後に優しくなるという性質を持っています。
なぜかテンプレでも存在するのかと不思議に思うくらいみんな大体同じことをいいます。
「もう絶対にしないから」と泣き落としてみたり・・・演技派俳優なみにかなり演技がうまいんです。
そんな演技派の彼らの常套句を解説していきます。
1. 優しさで「帳消し」にしようとする
暴力をふるった後、加害者は急に謝罪し、甘い言葉やプレゼントを渡してきます。
「ごめん」「愛してる」「もう絶対にしない」「自分が悪かった」
これは罪悪感ではなく、被害者をつなぎとめるための計算された行動です。
一度崩れた信頼関係を“表面的な優しさ”で取り繕い、次の暴力の機会まで関係を維持しようとします。
2. 被害者に「混乱」を起こさせる
暴力→優しさ→暴力…というサイクルは、被害者の中に「混乱」を生み出します。
「本当は優しい人なのかもしれない」
「私が悪いから怒るんだ」
「この人には良い面もある」
この混乱状態を**トラウマ・ボンド(共依存の絆)**と言い、心が強く縛られる状態が続くことで、被害者は離れにくくなっていきます。
3. 自己正当化と支配の継続
加害者の中には、「俺は殴ったけど、それ以上に愛している」と考える人もいます。
殴ることで支配し、優しくすることで許しを得る。
その繰り返しで、「主導権を常に自分が持っていたい」という支配欲求を満たしているのです。
ここに罪悪感はほとんどありません。
むしろ「お前のためにやってる」「愛してるから怒るんだ」と歪んだ正義感を持っていることもあります。
4. 優しくするのは「自分の安心のため」
彼らにとって、被害者が出て行くことは「自分の価値の否定」です。
だから殴った直後に優しくして、「見捨てられないようにする」のです。
その優しさは、被害者のためではなく**“自分が安心するため”の保身的行動**です。
このように、「殴ったあとに優しくなる」は決して反省や愛情からくる行動ではありません。
それは心理的支配を完成させるための道具であり、被害者が逃げられなくなる一因となる非常に危険な構造です。
この構造が繰り返されると、被害者は「暴力も愛の一部」と誤認してしまい、自尊心を削られ、抜け出せなくなってしまいます。
DV男性からなかなか離れられない女性の心理構造についても、以下のように詳しく説明します。
■DV男性から離れられない女性の心理構造

DVを受けているのに、なぜ離れられないのか。
それは「依存」や「弱さ」だけでは説明できません。そこには、深く根強い心理的な罠がいくつも存在しています。
1. 優しかった彼を信じたい「希望的観測」
多くの女性は、最初に見せられた「優しい彼」「愛してくれる彼」の記憶にすがってしまいます。
暴力のあとは必ず「ごめん…俺が悪かった」「もう絶対にしない」と言い、涙を流して謝る。
その姿を見るたびに、「本当は悪い人じゃない」「今回は本当に変わろうとしてる」と希望を持ってしまいます。
これは**「正常化バイアス」**とも呼ばれ、「いつも通りの日常に戻るだろう」という希望的な思考で、危機感を薄めてしまう作用です。
2. 自尊心の低下による「自己肯定感の崩壊」
暴力を繰り返し受けることで、女性の中には次第に「自分が悪いのかもしれない」という思いが生まれます。
・彼を怒らせる自分が悪い
・私さえ我慢していればうまくいく
・私は愛される価値がない
これは**「学習性無力感」**の状態。何をしても状況が改善されないことが続くと、人は「自分にはもう選択肢がない」と感じ、動けなくなってしまいます。
3. 「情」や「罪悪感」による逆転依存
DV男性は、暴力のあとの「優しさ」「哀願」で女性の罪悪感を刺激します。
・お前がいないと俺はダメになる
・お前だけが俺を救ってくれる
・お前だけはわかってくれると思ってた
こう言われると、「私が見捨てたらこの人は壊れるかも」と思ってしまい、逆に加害者を守ろうとする心理になります。
これを「共依存」といい、「自分が支えてあげないと」と錯覚することで関係を続けてしまうのです。
4. 外との繋がりを断たれる「孤立化の罠」
DV男性は、被害女性が家族や友人と関係を持つことを嫌がります。
「俺だけを見ていろ」「お前の親はおかしい」などと言って、周囲との繋がりを徐々に絶ち、女性を孤立させるのです。
孤立すると相談もできなくなり、「私の味方はこの人しかいない」と思い込まされてしまいます。
この状況で逃げ出すには、かなりのエネルギーとサポートが必要になります。
5. 幼少期の愛情不足による「無意識の補完行動」
親から十分な愛情を得られなかった女性ほど、DV男性を「自分を認めてくれる存在」として求めてしまう傾向があります。
・暴力のあとの優しさが“愛”だと錯覚する
・自分の価値を、彼の言動で測ってしまう
・「愛されるには我慢が必要」と思い込んでいる
こういったケースでは、暴力のある関係でさえも「必要とされている」と感じ、逆に安心感を覚えてしまうことさえあります。
これらの心理的背景が絡み合い、DVからの離脱は「単なる決意」だけでは不可能になるのです。
だからこそ、周囲の理解や支援、そして「自分を愛する力」を取り戻す支援がとても重要です。
まとめ
私自身も暴力を振るう男性と付き合ったことがあります。
逃げたいけど、逃げた先に居場所がない女性もいます。
例えば、親のいる実家がそもそも「居場所」ではないことが多く、逃げても住む場所がないということで、なくなく一緒にいるケースもあります。
DVをされやすい女性側の家庭環境にも何かしらの問題も潜んでいることが多いので、負のスパイラルが助長されてしまうケースがあとを立ちません。
自分だけの力でどうにかしようとすると、どうしても逃げられないことが多いので、まずは専用ダイヤルにかけて、今の状況を説明しどんなふうにしたらいいのか指示を仰ぐことからスタートしましょう。
一度DV男性と付き合ってしまうと、繰り返す可能性もあるので、事前にその兆候がわかるように自身で身を守るためにも、特徴を把握しておきましょう。