情緒不安定な女性の特徴と改善方法とは?

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さっきまで友達と話していて楽しかったのに、急に寂しが襲ってきたり

友人の何気ない一言が気になってずっとそのことばかり考えてしまう。

彼と『おやすみ』の電話をした後に寂しくなって眠れない

『私ってなんでこんなに情緒不安定なんだろう?』と思ったことがある女性もいると思います。

今回は、そんな情緒不安定になりやすい女性の特徴と、改善方法を紹介していきます。

情緒不安定になりやすい女性の特徴とは?

女性は生理周期の影響もあり、1ヶ月の間に4回人格が変わると言われています。

程度の差はあれど、イライラしやすい日があったり、いつもなら大したことないことでも、その日に限ってやけに落ち込みやすい日というのは、女性なら誰でも経験していると思います。

ですが、気持ちの浮き沈みが激しい場合は、注意が必要です。

気持ちが不安定な状態が長く続くことで、波動が下がり良くない状態を引き寄せ続けてしまう可能性があります。

ここからは、情緒不安定になりやすい女性の特徴を解説していきます。

不安型愛着スタイル

椅子に座る女性

愛着スタイルとは、人と接する時に、その対象に対してどういう反応をとるのかを定義したものです。

愛着スタイルが《不安型》の人は、見捨てられることや嫌われることを極度に恐れているので、人の顔色を伺いながら生活をしています。

自分の気持ちは二の次で、相手がやって欲しいと思っていることを先周りしてやってあげたりと献身的に尽くそとします。

ですが本音では、自分の限界を超えていることも多く、それでも相手に尽くしたり気を使って嫌われないようにすることに全神経を注いでいるので、身体的にも精神的にも疲れきっていることが多い傾向があります。

人の温もりを人一倍欲しっているけど、人といると息苦しいと感じたりして矛盾した気持ちがあります。

ですが、1人になるのが寂しくて耐えられないので、別にそこまで好きではない人でも、誰もいないよりかは、居た方がいいという気持ちから、良くない人間関係だったとしても離れることができません。

その結果、益々精神状態が荒んでいくこともあります。

不安型愛着スタイルに関して詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメ↓↓

依存性パーソナリティ

パーソナリティとは、その人が持つ人格や性質で、元々持っている遺伝的要素と大人になっていく過程(養育環境)によって決まります。

依存性パーソナリティの人は不安型愛着スタイルにもなりやすいのが特徴です。

依存性パーソナリティーの最大の特徴は、《占いが好き》ということです。

単に占いで未来や相性占いをして欲しいというだけではなく、自分の未来や思考を相手の判断や意思に委ねてしまいやすいということです。

たまにテレビなどで見る・・・

あの占い師に言われたから、あなたとは結婚しても幸せになれないから別れます。

など、その人のいうことを鵜呑みにしすぎて行動の全てを決めてもらおうとします。

また、このタイプは宗教にも傾倒しやすく、自分自身では善悪の判断が出来ずに崇拝している人の言うことばかりを聞いてしまうこともあります。

依存性パーソナリティーについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメです↓↓

精神が不安定になりやすいのはオキシトシンのせい?

手を繋ぐ親子

精神的に不安定になりやすい人の特徴として、オキシトシンの分泌の量も関係していると言われています。

オキシトシンは、親しみや安心感を高めてくれます。

また、気分の落ち着きや優しさを増やしてくれます。

オキシトシンが分泌されてうまく機能するためには、分泌量と受容体のバランスが大切です。

このバランスが悪いかあるいは分泌量が少ないと、うまく機能しなくなり感情が不安定になってしまいます。

不安型愛着障害がある場合は、生理学的に見れば、オキシトシンシステムの機能不全を起こしている可能性があると考えることができます。

例えば、一定期間(仮に3歳くらいまで)は可愛がられて育ったけど、下の子ができて構ってもらえなくなった場合など・・・

オキシトシン受容体は増えているのに、オキシトシンの分泌量が受容体よりも少なくて満たせなかった場合、愛情飢餓に陥りやすくなります。

オキシトシンの分泌は、スキンシップや感謝する気持ちで分泌されます。

この場合、オキシトシンを受け取る受容体は沢山出ているのに、スキンシップなどで愛情を得られないために、オキシトシンの分泌が少なくなり、バランスを崩している。

《これが不安型の状態です》

ホルモンは私達の生活に大きく関わる物質なので、その影響は大きく、寂しさや不安を掻き立ててしまい、その感情に耐えられなくなった場合、薬や違法薬物に依存してしまうこともあります。

アルコールやタバコなど依存性が高いものに手を出すのもこのタイプは多い傾向があります。

その他にも不安定になりやすい場合があります。

  • 腸内環境が乱れている(偏った食生活)
  • ビタミンD不足

一つずつ解説していきます。

腸内環境が乱れている

近年では腸内環境の重要性が注目されています。

それは腸内環境の状態によって幸福度が変わることが研究で明らかになってきたからです。

幸せホルモンと呼ばれる《セロトニン》は、腸が造っています。

食物から摂取したトリプトファンという物質をセロトニンに変化させるのが腸の役割ですが、腸内環境が良くないと、トリプトファンをうまく変換出来ず、セロトニンが生成されにくくなるので、幸福感が少なくなってしまう原因にもつながります。

また、甘いものは一時的に幸福感や安心感をもたらしますが、腸内環境にとっては悪玉菌が増えて腸内環境が乱れて便秘や下痢などを引き起こします。

その結果吹き出や肌の質が低下していき、自分の外見にも自信がなくなってしまいます。

甘いものは控えるか、代替食品を探すのがオススメです。

ビタミンD不足

ビタミンDは、骨の健康にとって不可欠な栄養です。

それ以外にも重要な役割をしていて、がん予防・免疫機能の調整(不足すると花粉症やアレルギー体質になりやすい)・ホルモンバランスなど様々な役割を担っています。

現代の日本人は慢性的なビタミンD不足だと言われています。

ビタミンDが不足すると、骨粗鬆症や免疫力の低下・うつ病・腰痛・自己免疫疾患・気分障害など様々な症状や病気を引き起こす原因となっています。

漠然とした不安や気分の落ち込み忘れっぽさや、悲しいといった感情を誘発している可能性もあります。

一日の摂取量の推奨は4000IUが好ましいそうですが、女性は特に太陽を浴びない(日焼け止めを使用している)ことが多いので、日光浴でのビタミンDを生成できていないので、食事+サプリメントでの摂取が推奨されています。

腸内環境やビタミンDのことに関して詳しく知りたい方はこちらのYouTubeがオススメです↓↓

感情を安定させるためにできることとは?

情緒不安定になってしまう原因は、一つではなく複数の要因が重なって起きているかもしれません。

Cocoa
Cocoa

私も不安型愛着障害で考え方がマイナス思考でした。

その不安を紛らわせるために、アルコールやタバコに依存したり、食生活も加工食品や手軽なもので済ませていました。

情緒不安定な状態を引き起こしている原因は1つではなく、複数の要因が重なっているとすると、どう改善していけばいいのか解説していきます。

  • 今いる環境を改善する
  • 自己モニタリング
  • 生活習慣の見直し

1つずつ解説していきます。

今いる環境を改善する

不安型愛着スタイルを持つ人は、人や環境から大きく影響を受けると言われています。

依存性パーソナリティの人も頼る相手を間違えてしまうと、人生を棒に振ってしまうこともあります。

今自分がいる生活拠点は安心できる場所なのかを確認してください。

例えば↓↓

・実家暮らしで、親がやたらと干渉してくるまたは支配的で家にいるのが嫌。

・恋人と同棲中だけど、クズ男(DVや無職・ギャンブル中毒・生活資金を入れないなど)

・自分の性格と合わない職場(お局からの嫌がらせや上司のパワハラなど)

生活していく中で日々安心して暮らせない環境にいる場合離れることをオススメします。

一人暮らしが無理そうならシェアハウスや寮完備の仕事など一時的にでも避難できそうな仕事を探してみる。

自分の心が安らげない環境から距離をとることが1番の解決作になります。

自己モニタリング

本と飲み物

今日あった嫌な出来事に対して日記をつけたり、自分の感情をひたすら書き出して、今自分はどんな感情なのか、なぜそう思ったのかを書くことで自分の感情の動き方を観察していく方法があります。

不安型愛着スタイルや依存性パーソナリティタイプは、相手ありきの思考になりやすく、自分の気持ちを隠して相手に尽くそうとしてしまう思考の癖があります。

その思考のクセに気づくことから始めましょう。

なぜそうしてしまうのか?過去のどんな出来事が原因でそういうことをしてしまったのか?

日記をつけていく過程で、過去の体験を遡り《原体験》を探ると、囚われている感情に気づくことができるようになります。

例えば、

昔わがままを言ったことで、お母さんから凄く怒鳴られた経験があるとか・・・

自分勝手に振る舞いすぎて気づけば仲良ったグループからハブられたことがある・・

など、傷ついた経験やトラウマを経験することで、【自分を出すこと=嫌われてしまう】という方程式を頭の中で作ってしまい、それが癖になり、いつの間にか本音が言えなくなってしまった。

という気づきが得られたりします。

その辛かった感情を認めてあげるだけで、悲しかった過去が癒やされていくこともあるので、日記や自分の感情を書いて、その感情を否定せずに受け止めてあげましょう。

生活習慣の見直し

依存性パーソナリティや不安型愛着スタイルを治すために特別な方法などはなく、規則正しい生活と環境改善を行うだけで症状が大幅に改善されることがあります。

症状を引き起こすトリガーを引かなければ、不安定になることを避けられることが多いのです。

依存性パーソナリティタイプは、自分1人で自分を支えていくことができない傾向があり、何か(人や物)に極端に頼ろうとしてしまいます。

占いやスピリチュアルで〇〇すると(この数珠を買うと)願いが叶います。というような謳い文句に騙されてしまうことがあります。

人間は文明が進化しても、基本的には古代からほとんど体質は変わっていません。

体の基本的なサイクルを守るだけで、精神は安定してきます。

・起きたら日光を少し浴びる

・一汁三菜でご飯をとる(腹八部)基本和食

・適度な運動

・7時間の睡眠時間を確保する

これを徹底してやるだけで精神状態は安定していきます。

また、情緒不安定になる人はSNSに依存していて、暇があれば携帯を触っている人が多い傾向があるので、意識してスマホを見る時間を減らしていきましょう。

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