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『もう彼のことは忘れて次に行きたいのに…忘れられない』
出会いがあっても彼と比べてしまって、前に進めない…
『もう彼のことを考えたくない…』
前に進みたくても進めない恋の忘れ方ってあるんでしょうか…。
今回は、前に進むために自分で乗り越える方法を解説していきます。
人それぞれ合うやり方が違うので、色んな方法を試して自分の最適解を探していきましょう。
なんで未練が残ってしまうのか?
片思いでも、告白してフラれた場合でも、いい感じだと思っていたのに、突然連絡がなくなった…など恋の仕方も人それぞれあると思います。
なぜ人は叶わなかった恋を引きずってしまうのでしょうか。
それは《相手に期待をしているから》です。
《好きになって欲しい》《認めてもらいたい》《異性として受け入れて欲しい》《必要として欲しい》《特別な存在になりたい》
そして、《心の穴を埋めて欲しい》という欠乏感も混ざっていたりします。
人は自分自身で心の空虚感を埋められない場合に、外側から何かを付け足して、その心の穴を塞ごうとしてしまいます。
それが《満たされない何か》です。
その、《満たされない》という実態のない欠乏感により人は、孤独や寂しさを感じてしまいます。
そんな心の穴を誰もが持っていますが、去っていった人をいつまでも思い続けてしまう人は、心の穴を塞ぎたくて、必死だったのかもしれません。
それが相手に過度に期待しすぎた結果、執着に変わっていった可能性があります。
ではなぜ自分の心を蝕むほど、相手に執着してしまうのか解説していきます。
未消化の感情に囚われている
片思いをしている人をどうしても忘れられない場合、それは過去に似たようなことを経験していて、その感情が未消化になっている場合、今の彼が好きなのではなく、叶わなかった過去の残像に囚われているのかもしれません。
例えば、初恋の人と両思いな気がしたのに、付き合えなかった…
お父さんは仕事が忙しくていつもかまってもらえなかった…
好きな人に告白したのに、返事がもらえなくてあやふやなまま終わった…
など、一見、今現在の恋愛とあまり関係がないようなものでも、その時に感じた感情を抑圧している場合、その感情に気づいて欲しくて、似たような状況を再現してしまうことがあります。
その感情を何度も繰り返し感じているのに、押さえ込んでいる場合、その思考に囚われてしまうこともあります。
例えば、両親が離婚して父親と会えなくなってしまった…。
その時に『パパに捨てられた』と無意識で思ってしまい、それが変換されて『いつか捨てられる…』という思い込みに変わっている場合があります。
自分で自分を満たせないから
幸せな人と不幸の人の違いは、大きく分けると《他人軸》か《自分軸》かの違いだけです。
中々前に進めない人は、相手に自分の心を満たして欲しくて縋っているような状態です。
自分で自分を満たすことができないので、他の人から与えてもらおうとしてしまいます。
なぜ、自分で自分を満たせないのかというと、内面に目を向けずに、いつも外側に起こっていることに目を向けているからです。
『今日彼と目があった…♡』『仕事手伝ってくれた…♡』『話しかけてくれた…♡』
と、相手の行動に一気一憂しやすく、好きな人の態度や反応で自分の気分が左右されてしまいます。
『今日なんか冷たかったな…』『挨拶したのに無視された…』『私より他の子と楽しそうに話してる…』など、自分がして欲しい行動と真逆のことをされてしまうと、機嫌が悪くなったりします。
相手次第で自分の感情が左右されるので、いつも愛情が枯渇状態になってしまい、好きな人のことを一日中考えて、自分の気持ちを置き去りにして『彼が』という視点でしか物事が見られなくなっています。
可能性を捨てきれない
彼から好意を感じられるのに、それ以上進まない関係だった場合に起こりがちです。
- 他の人と仲良く喋っていると嫉妬しているのが分かる
- 他の人と楽しそうにしていると、割って入ってくる
- LINEで毎日やり取りしているのにデートには誘ってくれない
- 毎日話しかけてきたり、ちょっかいかけてくるのに、プライベートでは誘ってこない
- 会社の飲み会などで隣に座ってくるのに何もない
- 恋人のような感じなのに告白してくれない
- 両片思いな気がするのに何も進展しない
など…これって脈アリなんじゃないの⁉︎と思うような行動をしてくるのに、関係が一向に進まない場合、彼が何を思って、そういうことをしているのか理解できなくて、忘れられない人もいると思います。
叶わなかった恋の忘れ方とは?
ネットの記事を見て忘れる方法を探しても、あまりパッとしないこともあると思います。
恋愛以外のことに夢中になるとか、色々書いてるのを見ても、効果がなかった人もいるのではないでしょうか。
私も長い間忘れられない彼がいて、長年忘れる努力をしてきましたが、どれを試してもあまり効果がなく、気持ちを紛らわせることくらいしかありませんでした。
例えば、《恋愛以外のことに集中する》とアドバイスされても、視野を広げられない人もいるのではないでしょうか。
依存性パーソナリティタイプは特に恋愛が人生の全てになっている可能性もあります。
その人の元々の性格特徴や愛着スタイルによっては改善が難しいこともあります。
どんな人でも共通してやるといいことは、極めてシンプルで地味なことが多いのが特徴です。
また、即効性があまりなく、長期戦になる傾向があります。
ですが、対処療法ではなく、根本治療をした方が長い目で見て幸せにれます。
ここからはそのやり方について紹介します。
自分と向き合う
未練が残って中々前に進めない人は、相手のことばかり考えてしまい、自分自身のことを向き合っていないことが多い傾向があります。
自分の気持ちに気づいて、寄り添ってあげることで寂しさや孤独感が和らいでいきます。
彼に求めているのはどんなことですか?
その望んでいる欲望は実は、自分が自分にして欲しいことかもしれません。
例えば…
- 愛して欲しい(どんなことをしてもらえるとうれしいのか?)
- 付き合いたい(付き合ったら彼と何がしたいのか?)
など、事細かく自分の欲望を書いてみましょう。
その中で彼じゃなくても、自分で満たせそうなことは自分でやってみましょう。
《今目の前にいる彼はあなたの男性性の鏡》なのです。
振り向いてくれない男性に思いを馳せてしまうのは、自分の女性性を満たすことができていないことがほとんどです。
人は男性性エネルギーと女性性エネルギーがあり、そのバランスが取れていない(自分と一致していない)と人間関係が不安定になっていきます。
大切にしてもらえなかったり、雑に扱かわれたりと、自分を大切にしていないと周りの人にも大切にしてもらえません。
なので、まずは自分の気持ちを受け入れることを習慣にしていきましょう。
どんな感情が出てきても、否定せずにその感情に寄り添ってあげると、周りの人のあなたに対する態度も少しずつ変わっていきます。
環境を整える
好きな人を忘れる方法は、環境を整えることが重要です。
家の中の物を断捨離したり、整理整頓をしてみましょう。
家でくつろげる空間を作ったり、癒しの空間に模様替えをしてみるのもオススメです。
恋愛を拗らせてしまう原因は、住んでいる家の空間が澱んでいることもあります。
部屋は自分の内面を写しているので、一度空間の整理をしてみると心もスッキリします。
『ある』に意識を向ける
恋愛が上手くいかない人は、『ない』ことに意識が向いていたり、『足りない』ことに意識が向いていることがあります。
『彼からの連絡がこない』『彼が振り向いてくれない』など、今あるものに満足できずに、足りていないところにばかり目を向けてしまいます。
また、SNSばかり見て、他人のキラキラした投稿にばかり目がいって、自分と他人を比較して落ち込んでしまったりしています。
そんな自分の思考のクセに気づいて修正していくだけで、不満がなくなっていきます。
まとめ
今回は叶わない恋の忘れ方を解説してきました。
速攻性はない方法ですが、長期的に自分と向きあうことで、色んな気づきがあります。
自分が人に対してどう思っているのか、なぜそんな風に感じてしまうのか深掘りしていくことで、過去のトラウマとも向きあうことができるようになります。
すぐには忘れられないと思いますが、少しずつ自分が成長することで、自然に思いが消えていきます。