【不安型愛着スタイル】恋愛がうまくいかない理由と克服するための付き合い方

※この記事は広告を利用しています。

俯く女性

「彼からの返信が遅いだけで不安になる」
「嫌われたらどうしようと、つい相手の顔色を伺ってしまう」
「安心したいのに、恋愛になると心が落ち着かない」

もしこんな気持ちに心当たりがあるなら、あなたは 不安型愛着スタイル かもしれません。
幼少期に身についた「人との距離の取り方のクセ」が、大人になってからの恋愛にも影響しているのです。

この記事では、

  • 不安型愛着スタイルの特徴
  • 恋愛で陥りやすいパターン
  • 上手に付き合うためのコツ

を心理学的な背景と日常の心の声を交えて解説します。
「どうして恋愛になると不安ばかりになるの?」と悩んでいる方に、きっとヒントになるはずです。


私のプロフィール

愛着スタイルとは?恋愛に影響する心理学的な特徴

ベンチに座るカップル

愛着スタイルとは対人関係において感じ方(感情)や態度や行動などがそれぞれのタイプ別に特徴がありコミニケーションの取り方に対して3つのタイプに分かれます。

愛着スタイルは主に幼少期の家庭環境や養育者からの愛情のかけ方に起因して形成されそれぞれのタイプに分かれます。

3つのタイプそれぞれを解説していきます。

安定型】感情が安定しており相手も自分の気持ちも尊重しコミニケーションがとれる。

不安型】自分に自信がなく寂しがりやで恋人ができると最優先になりがち。

回避型】親密さを避け一定の距離を保とうとする。

愛着診断したい方はこちら
合わせて読みたい関連記事↓↓

この記事では3つのタイプのうち不安型の特徴や接し方について紹介していきます。

不安型愛着スタイルとは?

基本的に自分に自身がなく、恋人ができるとそれが生活の最優先事項になり相手との関係についてあれこれと思いを巡らせています。

相手の言葉や気分にとても敏感で気が利く一方で、連絡が遅かったりそっけない態度をされると『何か悪いことしたかな?』と思い悩んでしまい目の前のことに集中できなくなってしまいます。

また、嫌われるのが怖くて自分の思ってることを言えずにため込んでしまいやすく言葉では説明せずに相手に察して欲しいと思って不機嫌な態度をとることもあります。

合わせて読みたい関連記事↓↓

【愛着スタイル】不安型の特徴とは?

1.早急に距離を縮めたがる。

2.パートナーのことばかり考えてしまい、目の前のことに集中できない。

3.相手と連絡が取れるまで不安な気持ちでいっぱいになる。

4.気になることがあっても嫌われるのが怖くて言えない。

5.好きなのか不安になるとケンカをふっかける。

6.恋人が最優先になり友達と疎遠になりがち

7.離れていると不安になってしまいマイナス思考になる

8.嫌われたくないので尽くしてしまう

9.相手にお願いされたら断れずなんでもしてしまう

10.1人なると孤独で耐えられない


📝 不安型・回避型・安定型それぞれの特徴の違い

  • 日常の場面
    彼からの返信が少し遅れるだけで「嫌われたのかな…」と不安になる。
    デート中も「楽しんでるかな?私、変なこと言ってないかな?」と相手の顔色を伺ってしまう。
  • 心の声
    「安心したい」「嫌われたくない」
  • まとめ
    愛されているかどうかを常に確認したくなるタイプ。

回避型愛着スタイル

  • 日常の場面
    最初は積極的に連絡してくれるのに、付き合いが深まると「ちょっと一人になりたい」と距離を置く。
    相手が近づきすぎると「重い」と感じてしまう。
  • 心の声
    「近づきたいけど、近づかれるのは怖い」
  • まとめ
    親密さを求めながらも、同時に距離を取りたくなるタイプ。

安定型愛着スタイル

  • 日常の場面
    連絡が少し遅れても「忙しいんだろうな」と落ち着いて受け止められる。
    相手を信じて安心できるので、恋愛に振り回されない。
  • 心の声
    「大丈夫、信じてる」
  • まとめ
    自分も相手も安心できる関係を築けるタイプ。

不安型愛着スタイルの恋愛がうまくいかない理由

不安型の人は、恋愛の中で「安心したい」と願いながらも、相手の言葉や態度に過敏に反応してしまいます。

その結果、心が落ち着かず、相手に振り回されるような関係になりやすいのです。

ここでは、その心理的な背景と具体的なパターンを解説します。

1. 常に「嫌われたらどうしよう」と不安になる

不安型の人は、恋愛において安心よりも不安が先に立ちます。


例えば、彼からの返信が少し遅れるだけで「もう気持ちが冷めたのかな?」と考えてしまう。

相手の態度を過剰に読み取り、悪い方向に解釈してしまうのです。


その結果、相手に確認を求めすぎて「重い」と思われ、距離を置かれてしまうことがあります。


2. 相手に尽くしすぎて自分を見失う

「嫌われたくない」という気持ちが強いため、相手の要求に過剰に応えようとします。


デートの予定をすべて相手に合わせたり、自分の気持ちを後回しにしてでも相手を優先してしまう。


一見「献身的」に見えますが、実は自分を犠牲にしているため、心が疲れてしまい、恋愛が長続きしにくくなります。


3. 不安を「恋のドキドキ」と勘違いする

相手が曖昧な態度をとると、不安型の人は心が落ち着かなくなります。


その「落ち着かない感覚」を「トキメキ」や「運命の人だ」という錯覚に変えてしまうのです。


しかし実際には、それは「危険信号」。安心できない相手に惹かれてしまうことで、恋愛が苦しくなりやすいのです。


4. 執着に変わりやすい

不安が強ければ強いほど「彼こそ運命の人だ」と思い込みやすくなります。


その思いが強すぎると「彼を失いたくない」という執着に変わり、相手に依存してしまう。


結果として、相手とのバランスが崩れ、恋愛が破綻しやすくなります。


5. 幼少期の経験が影響している

不安型の人は、幼少期に「親の顔色を伺わないと安心できない」環境で育ったことが多いです。


そのため、大人になっても「不安定な状態=慣れ親しんだ安心」と感じてしまい、安定した恋愛よりも不安を感じる恋愛に惹かれてしまうのです。

不安型タイプと相性がいいのは?

ここまで不安型の特徴を見てきました。

ではどのタイプが不安型の人と相性がいいのか見ていきましょう。

不安型×不安型】→同じスタイルなので引き寄せ合いやすい関係ですがとても親密になり不健全な依存関係になってしまう可能性があります。

不安型×回避型】→不安型の人が回避型の人に振り回されることが多く、人の感情に敏感な不安型の人が回避型の素っ気ない態度に不安を覚えやすく回避型の気をひこうとしますが、親密さを避けたい回避型は距離をとろうとし不安型の人は益々不安になり精神的に不安定になっていきます。

不安型×安定型】→安定型の人は親密になることを恐れず距離を置こうとしない。愛情表現が一定しており不安型の人は安心感を覚える。

相性が良いのは【安定型】のタイプです。

安定型タイプは感情が一定で安定しており相手も自分も同じように尊重してくれます。

不安や不満を口にしてもしっかりとコミニケーションをとり、相手の感情も受け止めてくれるので、愛情表現にブレがなく不安型タイプの人は安心して関係を構築することができます。

合わせて読みたい

逆にハマると危険なタイプは?

ズバリ【回避型タイプ】です。

不安型の人は自分に自信がなく、常に相手に愛情を求めて親密になろうとします。

一方の回避型の人は心理的、物理的に一定の距離を置きたいタイプなので親密になるのを避けようとします。

その行動が益々不安型タイプの精神を不安定なものにしていきます。

愛されていることを実感したい不安型と真剣な付き合いをしていても、ものごとを曖昧にしておきたい回避型は関係性が安定せず負のループにハマりやすくなります。

不安型の人とうまく付き合うコツは?

不安型の人は基本的に自分に自信がないので、満たされない感情的な要求をパートナーに求めてしまうので、不安型タイプの人には安心できる言葉や態度で優しく接してあげると感情が安定していきます。

なぜ不安に思ったのか、どうして欲しいのかを聞いてあげることで不安型タイプの人は自分の感情に整理がつき精神も安定していき、試すような行為やケンカをふっかけることも少なくなっていきます。

親密さや愛情表現が大事なのでそこを理解して付き合っていくと不安型の人は献身的なタイプが多いので素敵なパートナーになるでしょう。

まとめ

今回は不安型愛着スタイルについてみてきました。

不安型愛着スタイルの人は幼少期の養育環境のなかで十分な愛着形成が出来ずに自尊心が低くなってしまい、愛情をいつでも確認できる状態じゃないと不安になってしまいます。

寂しがりやで、機嫌を損ねないように顔色をうかがいサービスしてしまうのも相手に悪く思われ見捨てられるのが怖くて自分の意思を押し殺して相手に合わせて疲弊してしまうのもこのタイプの特徴です。

不安型愛着スタイルの人は愛情確認が大事なのでしばし最優先事項になりやすい傾向にあります。そんな行動を理解し愛情をもってコミニケーションをとると感情が安定します。

不安型愛着スタイルの人の感情を理解し認めてあげて、自分の欲求も上手に伝えてあげると安定した関係性が構築されていきます。

不安型を克服したい方にオススメの書籍↓↓

その「不安」、放置すると危険です。

恋愛や人間関係の悩みの根源が「不安型愛着スタイル」にあると知ったあなたは、すでに解決への第一歩を踏み出しています。

しかし、知識だけでは何も変わりません。

本当に大切なのは、「行動」です。あなたの「不安」は、時間が経てば解決するものではありません。

むしろ、パートナーシップや日々の生活に、より大きな影響を及ぼす可能性があります。

STORESの**「不安型愛着スタイルを乗り越えるためのワーク」**は、理論だけでなく、具体的なアクションを通じて、あなたの不安な心に変化をもたらします。

  • なぜ、相手の言動に不安を感じるのか? その理由を明確にします。不安な気持ちをどうコントロールするか? 実践的な方法を学びます。自分に自信を持つための心の習慣 を身につけます。

  • このワークは、あなたが「愛される自分」を信じられるようになるための、強力なツールです。今、行動を起こすことで、あなたは自分らしい幸せな関係を築くことができるでしょう。

    [STORESでワークの詳細を見る]


    占い×心理学