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偽善者と本当に優しい人の違いってイマイチわからないですよね。
今回は偽善者と優しい人の違いを解説していきます。
偽善者と優しい人の違いとは?
偽善者と優しい人の違いとはどこを見て判断したらいいのでしょうか?
性格は真逆でも、ある程度は偽ることができますが、行動と言動に矛盾が出てきてしまうのが偽善者です。
表向きには、優しい態度で接してくれているのに、陰では悪口や噂話しを流して相手の足を引っ張ろうとしたりします。
また、1番分かりやすいのが、気持ちに余裕がなくなった時に裏の顔が出てくるのが偽善者です。
気分屋でもあるので、自分の機嫌がいい時はとても親切にしますが、機嫌が悪いと態度が一変したりします。
もう一つは、見返りを求めて行動をしているということです。
例えば、いろんなことを助けてくれたけど、相手は自分が思うように行動しなかったのが気に食わなくなり、態度が前と全然違くなって機嫌が悪くなってしまうなど…。
自分にとって何か利益になると思っている間は優しく接してくれますが、利用価値がない、あるいは、自分の期待に答えなかったら、『やってあげたのに…』と怒りに変わってしまいます。
偽善者は承認欲求も強いので、賞賛が得られなかったり、自分が期待していた以上の評価が得られないと途中で投げ出してしまう場合もあります。
大まかにこんな特徴があります。
- 他人が見ていることが分かっている時にしか親切にしない
- 分かりやすくお礼を言ってもらえると分かっていることしかしない
- 親切にする時に計算してやっている
- 自分から見て立場が低い人に恩を着せて味方につけようとする
- 見返りを求めているのでなにも無いと次から無視される可能性がある
優しい人の特徴とは?
優しい人は基本的に見返りを求めて行動することがありません。
自分のできることの範囲内(自分のキャパシティを理解している)で人助けをします。
困っている人がいたら無意識に手伝ってあげる行動力があります。
偽善者とは違って行動に差がなく、《こういう人が目の前にいたらこうする》と無意識にインプットされています。
また、本当に優しい人の善意の行動はとても地味なので、あまり気づかずれていないことが多いのも特徴です。
優しさがさりげなくでているので、よく観察しないと分からないこともあります。
また、余計な口出しやアドバイスをせずに見守っていることも多いのが特徴です。
相手の可能性を信じることができるので、自分の意見を強要することはしません。
大まかにこんな特徴があります。
- 見返りを求めない
- 何を言わずに行動ができる
- フォローがさりげない
- 誰に対しても優しくて感情が一定であまり喜怒哀楽がない
- 人が見ていない所で誰も気づかないような些細なことでも気づいたらやっている。
もし自分が偽善者だった場合
いくつか当てはることがあった場合『私偽善者かも…』と思った方へ…大丈夫です!
気づいた時点でもう改善の一歩を踏んでいます。
私も以前偽善者の特徴に当てはまっているということに気づいて少しずつですが、考え方を変えることで克服してきました。
私が偽善者の特徴に当てはまっていた行為は、自分にとって相手が利用価値がある間は親切にしたり身銭を切って助けたりしていました。
ですが、そこまで自分に余裕があるわけでもなかったので、相手が自分の期待通りに動いてくれないとイライラして、陰口を叩いて嫌がらせをしてしまうこともありました。
なぜ、自分が偽善者側だったことに気づいかというと、嫌いな先輩がいたからでした。
どうしても許せない、その人のことを『なんでそんなに嫌いなのか?』掘り下げていくと、実は自分もその先輩と似ているということに気づいたからでした。
そこから改善する為に私がしてきたことを紹介します。
- 自分の心の抱えている闇に気づく
- 承認欲求を他人で満たさない
- まずは自分を満たしてから相手に与える
1つずつ解説していきます。
自分の心の闇に気づく
なぜ、善人ぶってしまうのか、それは《自分に自信がない》からです。
困っている相手を利用してまでも、自分の自己価値を認識したいがために行っていることがほとんどです。
『こうやって人助けする私って偉い!素敵って思ってもらえるかも』という感じで《自分に酔っている》状態です。
他で自分を満たす方法を知らないから、手っ取り早く自尊心を満たせる方法が、偽善活動だったりします。
ですが、全部が偽善なわけではなく本心で行っているものもありますが、とりわけ『これをやったら自分にかなりの利益があるかも』と期待値が大きいものは積極的に力を貸しますが、なにも評価やお礼がないと、次からは見てみぬふりをすることもありました。
その違いは、自分のキャパの範囲内かキャパを超えた行い(つまり多少無理してやる)ことかの違いがあります。
まずは、その満たされない闇がなんなのか?を掘り下げていくと自分の心の闇に気づけると思います。
承認欲求を他人で満たさない
人の評価で自分の価値を決めていると、本来の自分とはかけ離れていってしまうこともあります。
自分の本音を無視して、他人からの賞賛を得ても満足できるのはほんの一瞬だけで、すぐに承認欲求が枯渇して満たされない状態に逆戻りしてしまいます。
本当は自分が1番自分のことを認めてもらいたがっている、ということに気づいてあげましょう。
まずは自分のことを満たしてから相手に与える
偽善者になってしまう根本的な原因は、心が満たされていないことが殆どです。
上っ面だけで行った行為でも、他人からの賞賛が欲しいので、つい自分の利益優先で行動してしまうんです。
ですが、心に余裕があるわけでも、金銭的に余裕があるわけでもないので、自分のキャパを超えた所で無理してやっていることがほとんどです。
自分の本音ではやりたくないけど、評価されたい気持ちが勝るので、やってしまうことが多い傾向があります。
自分が無理してるなと気づいたら、人に親切にしょうと思う気持ちを一旦手放して、《どうやったら心が満たされるのか?》に意識を向けていきましょう。
あなたがやらなくてもいいということを理解して、無理な親切心をやめるだけでも気持ちに余裕ができます。
自分に集中することで、心が満たされていくと自然に自分のキャパシティ内で人助けができるようになります。
まとめ
今回は偽善者について解説してきました。
私もかつては偽善者の特徴にほぼ当てはまるぐらい偏った性格をしていました。
常に満たされない気持ちでいっぱいで、全てのことをマイナスに捉えていました。
ですが《良い人ぶる》のをやめて、やりたくないと思ったことや、関わりたくないと思った人とは距離を置くことで、ストレスがかなり軽減されて、自分自身に意識を向けていくと満たされていくことに気づいたんです。
偽善者も基本的には、自分のことしか考えていないと言われていますが、《自分の事しか》というより承認欲求を満たすことに意識が向きすぎているだけで、自分の本音に自分自身が気づいていないと思います。
今回は偽善者側からの解説を混ぜみました。
もし、『もしかしたら自分も?』と思うことがあったら、それが気づきの一歩になるので、一緒に改善していきましょう。