「わかってるのにやめられない」不倫を繰り返す女性に足りない“4つの鍵”


不倫をしない人とする人の“あいだ”にあるもの

~倫理観だけじゃない、心の奥にある「選択の基準」~


その行動の裏には、多くの場合、心のすき間・未消化の感情・癒えていない傷があります。

不倫にハマる人の多くは、「頭ではわかってるのにやめられない」という“葛藤”を抱えています。

その根っこには:

  • 「私はちゃんと愛されていい」という自己許可が薄い
  • 安心な関係が“退屈”や“不安”に感じてしまう
  • 親との関係で築かれた愛着スタイルが不安定
  • 「選ばれない愛」にこそ価値を感じてしまう
  • 日常に満足できていない
  • 自分の価値を自分で認めることができていない

不倫を“しない人”にある3つの感性

不倫をしない人は、ただ倫理観が強いだけではなく、内側に安定した軸を持っている傾向があります。

  • 【①自己肯定感】 →「誰かのものになるより、自分の価値を信じて待てる」
  • 【②境界線の感覚】 →「他人の関係を壊してまで欲しがらない自制心がある」
  • 【③健全な依存感覚】 →「一人でも安心できるから、誰かに強く依存しない」

これは**「満たされた女性性と統合された男性性」**が土台にあると言えます。

その為、好意があったとしても決して不倫をしてまで彼と一緒になりたいという欲望がないのです。

どんなに好きになっても、《超えてはいけない一線があること》を知っているので、適度な距離を保ちつつ接することができます。


不倫する人しない人の“あいだ”にあるのは「自己理解と自己統合」

不倫をする人としない人の違いは、単純に「理性の強さ」や「モラルの高さ」ではありません。

本質的に違うのは、**「自分をどれだけ理解し、癒してきたか」**という内面の成熟度です。

不倫を選ばない人は、「満たされていない」と感じた時も、自分の中に問いを持てます。

逆に、癒えていない人は、外の誰かに満たして欲しいと愛情を求めてしまいやすい。


どちらが正しいのではなく、“気づいた方から変われる”

この記事は「不倫する人を責めたい」わけでも、「不倫しない人が偉い」と言いたいわけでもありません。

大事なのは、自分の“選択の理由”に気づくこと。

なぜ自分はそういう選択をしたのか?(彼に一体何を求めているのか?)

どんな感情や傷が、その選択をさせたのか(大半の場合は、幼少期に親からもらえなかった愛情をもらいたくてそういう恋愛をしている可能性があります。)

それに気づいて、自分の内面の痛み(インナーチャイルドと向き合うことができた)人から、人生の選択肢は変わっていきます。


不倫を繰り返す女性に足りない“4つの鍵”

疲れている女性

「やめたいのに、やめられない」

「どうせ選ばれないってわかってるのに、惹かれてしまう」

不倫関係に苦しむ女性たちは、理性ではちゃんとわかっていることが多いです。

でも、“わかってる”と“できる”の間には、深い断絶があります。

その断絶を埋めていくためには、ただ「やめよう」と言い聞かせるだけではなく、心の奥で欠けているピースに目を向ける必要があります。

不倫をわかっていもやめられない理由

  • 奥さんよりも愛されているという確証が欲しい
  • 1番になりたいという願望
  • 会えないからこそ、余計に燃え上がってしまうけど、それは自分の問題から目を背けたい場合が多い。

①私は私を愛していいという許可ができてない

自己許可感

多くの女性が「私には価値がある」「大切にされたい」と口にします。

でも、無意識の領域でこんなことを思っている可能性があります。

「でも私は、本命には選ばれない」

「私は二番手でちょうどいいのかも」

これは**“受け取ってはいけない”という無意識の禁止令**。

その根っこには、過去の恋愛や親との関係で刷り込まれた「私は愛されるに値しない」という思い込みがあります。

💡足りていないのは?

→「私はちゃんと愛されていい」という**“自己許可”と“自尊心”**。

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② 安心に慣れていない

受け取る力

不倫のような“切ない・苦しい・報われない愛”にハマる背景には、

過去に馴染んだ“愛の形”が影響しています

▶️たとえば…

  • 幼少期に、親の顔色を伺って愛をもらっていた
  • 「頑張らないと好かれない」と感じていた
  • 甘えることに“罪悪感”を持っていた

このような人は、安心でシンプルな愛を「退屈」「不安」と感じるのです。

💡足りていないのは?

→「傷つかない関係性」にちゃんと身を置けるようになること(慣れること)

トキメキやドキドキ感や高揚感を恋愛と勘違いしやすい傾向がある。

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③ 自分の人生に対する責任感

主導権を自分の手のうちに戻す。

「彼が離婚すると言ってるからずっと信じて待ってる」

「いつかは私のところに来てくれるはず・・・だってこんなに尽くしてるんだもん」

そう語る女性の多くは、自分の幸せの主導権を**“相手に委ねて”**います。

恋愛に限らず、“自分で選ぶ”という感覚が弱いと、人生のハンドルを常に相手に握られた状態になってしまう。

💡足りていないのは?

→「私はどうしたい?」を自分に問いかける**“主導権感覚”と選択の自覚”**。

本当に欲しい愛情はセカンドラブで満たされるものなのか?もう一度考えた方がいい。

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④ 感情依存と性的繋がりの裏にある

インナーチャイルド

不倫関係がやめられないとき、

性的な繋がりや情熱の裏には、**満たされなかった“子どもの私”**が隠れています。

  • 「もっと見てほしかった」
  • 「ちゃんと受け止めてほしかった」
  • 「無条件で抱きしめてほしかった」

こういったインナーチャイルドの傷が、「愛されたいから身体を許す」「注目されたいから関係をつなぎ続けたい」

という行動に無意識に現れるのです。

また、女としての価値を体に置いてる場合があります。

「奥さんとはしないけど、私とするってことは私は奥さんより女としての価値がある」と思っていることもあります。

女として価値があるから「自分に価値がある」という無意識の方程式をもっていることがあります。

💡足りていないのは?

→自分の中でまだ傷が癒えていない内なる子供がいることを認めて癒すことが大切です。

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不倫を関係を断ち切って吹っ切った女性たちは何をしたのか?

黄昏ている女性

❶ “愛”の正体を知った

→ 相手への執着=愛だと勘違いしていた。

→ 「自分が寂しさ・不安を埋めたくて依存していただけだった」と気づくことで執着が緩んでいった。

または、他の人が本当の愛とは何かを教えてくれた。


❷ 罪悪感や被害者意識を抜いた

→「彼のせいで、私は傷ついた」

→「でも私が選んでたんだ」と視点が変わると、被害者から“創造者”の視点へ移れる

時間やお金や自分の若い頃などを犠牲にしてた場合、余計に執着心やサンクコストを感じてしまって別れられないケースがありますが、そんなことよりも、ここから先の未来に目を向けることができた人は、辛い現実を受け入れることができるようになります。


❸ 寂しさとちゃんと向き合った

→ 克服できない人ほど、寂しさをごまかすために“次の恋”にいこうとする

→ 克服した人は「ひとりの時間」と真正面から向き合って、孤独を受け入れた

💡キーワード:「ひとりでも幸せでいられる私」になると、執着が自然に消えていく


❹ “なぜ不倫を選んだのか”の背景を探った

→ 過去の家庭環境(たとえば父との関係)が根本にあった

→ 「満たされない愛」「人のものを欲しがる癖」など、自分の深層パターンに気づけた

🧠例:「本当はどんな愛をずっと求めてた?」とインナーチャイルドに聞いてみる


❺ 恋よりも“人生そのもの”に目を向けた

→ 恋愛でしか自己価値を感じられなかった自分から卒業

→ やりたいこと、ライフワーク、自分の使命に目が向いたことで、“恋”の優先順位が下がった


🌱 まとめ:選択肢は彼ではなく自分が持つ

「わかってるのにやめられない」

これは意志や理性の問題ではなく、“癒されていない心のパターン”の問題です。

これは勝手になくなるってことはほとんどなく、あなたが気づいてくれるのをずっと待っています。

あなたがその彼に惹かれたのもまた、インナーチャイルドが「内側に目を向けて」というサインかも。

これに気づかないとまともな恋愛の基準がわからずに、ずっと傷つくような恋愛をしたり、満たされないのに相手に縋ったまま年だけを重ねていき、結婚適齢期を逃す人を何人もみてきました。

不倫で幸せになる確率は極めて低いし、例え結ばれても、最後まで幸せになれる人はほとんどいません。

ちゃんと愛される恋愛をしたいなら、まずはあなた自身が自分を愛さないといけません。