【恋人が欲しい人必見】前提を間違うと幸せになれない理由とは?

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恋人が欲しい。

“ちゃんと愛される恋がしたい”。

そう思ってるのに、なぜか恋だけがうまくいかない。

出会いはある。

紹介されたら普通に会話もできるし、別に恋愛が苦手ってわけでもない。

なのに──「この人じゃない」「なんか違う」「好きになれない」

そう感じてしまう。

そして心のどこかでは、「私はどうして恋ができないんだろう」

そんな罪悪感すら抱えてしまう。

でもね、恋がうまくいかない理由って、“性格”でも“出会いの数”でもなくて、そもそもの《前提がズレている》だけ。

ここがズレていると、どれだけ恋人が欲しくても、どれだけ努力しても、心は満たされないし、恋は始まらない。

そして、条件の合う人を見つけても、それがあなたの幸せに直結するとは限らない。

なので、今回の記事は、恋愛をする前の前提を一旦整理するための記事です。

これを参考にすることで、条件に合った恋愛ではなく、心のが求めている男性に出会うことができるようになります。


恋人が欲しい=《埋めてもらいたい》 になっていない?

寝れない女性

ここ、恋愛迷子の人が最初にハマる落とし穴。

恋人が欲しい気持ちって、本当はもっとシンプルなものだよね。

  • 一緒にいたら安心する
  • ふとした瞬間に名前を呼び合える
  • 素直に甘えられる
  • 隣にいるだけで落ち着く

でも恋がこじれる時の“恋人が欲しい”は、だいたいこう変換されてる。

  • 不安を埋めたい
  • 自信をつけたい
  • 寂しさを紛らわせたい
  • 誰かに選ばれたい
  • 「価値がある」と思わせてほしい
  • 女性として見てくれる人が欲しい
  • 愛されたらもっと仕事頑張れるのに

つまり、恋人が欲しいんじゃなくて、“自分の穴を埋めてくれる人”が欲しくなってる状態。

こういう前提でスタートをするとね、最初は満たされるんだけど、絶対に後で足りなくなる。

そして、相手に対してやってくれないことへのストレスや不満が溜まる

  • なんでこれしてくれないの?と自分の期待を押し付ける
  • 前の人ならこうしてくれたのに・・と前の恋人や好きな人と比べる
  • もっと〇〇してよ相手に自分の満たされない気持ちをぶつけてしまう

そのうちに“麻薬みたいな恋”になっちゃう。

  • 会えないと不安
  • 好きって言ってくれないと不安
  • 返信が遅れると地獄
  • 他の子に優しいと心が死ぬ
  • 愛情表現が前よりもなくなったら欲求不満になる

これは、彼が欲しいんじゃなくて安心という“薬”が欲しいだけの状態だから。

でも実は相手は関係なくて、自分の心の問題だったりする。


焦りの恋は、相手の目に「重さ」として映る

話しているカップル

焦ると人って、自分では気づかないくらい“空気の重さ”が出る。

  • すぐ未来の話をしたくなる
  • どこか表情が必死
  • 無意識に好かれようとする行動をしちゃう
  • 相手の反応を必要以上に気にする
  • 距離の詰め方がおかしい
  • オシャレやメイクが自分のためより相手のためになっている

これね、“自分を埋めてほしい”気持ちがあると、無意識に出てしまうやつ。

すると相手は「この人、なんか疲れるな…」と感じる。

エネルギーがテイカーになっているから、相手はあなたといて安心するより、居心地の悪さとして感じやすい。

そして、帰ってきた時にグッと疲れた感覚があるので、次に会いたいと思われなくなったしまう可能性がある。

逆に、心が満たされてる人は、なんでもない話でも魅力的に映ります。

なぜなら、“相手を必要としてないからこそエネルギーが軽い”から。

恋愛はね、必要とされた瞬間より、“必要としていない瞬間”の方が圧倒的に魅力が伝わる。

それはその人がいなくても満たれているという雰囲気が相手にもエネルギーとして伝わっているから、その余裕な感じが色気となって相手には好印象に映るのです。


理想が邪魔をして「現実の人」が見えなくなる

見つめ合うカップル

恋愛がうまくいかない人に多いのがこれ。

“好きになれないんじゃなくて、好きになる準備ができていないだけ。”

そして、好きになれない理由の8割が「理想の恋人像を抱えすぎている」こと。

  • こういう人じゃないと嫌
  • こういう言い方してくれる人がいい
  • 男なら〇〇すべき
  • 私の価値観に合う人じゃないとムリ
  • この条件は外せない
  • これぐらいの年収でこういう仕事していて・・・
  • これがないとダメ

など・・・

これってね、

“現実の人間はすべて不採用になる仕組み”だったりする。

なぜなら理想は幻だから。

しかもこの理想、たいてい“過去の恋愛の傷”から作られてる。または、世間一般でいいとされている生活する上で豊かに暮らせそうな感じがするってだけの話で、理想を決めている人が多い。

だから、過去の傷を参照にしたり、みんなが羨むような条件を持っている人や、こういうのがある人ならきっと私を幸せにしてくれるはず!という期待から理想の恋人像を作り上げていることがある。

でも、その嫌な思いは感情が反応しているのに、それを条件や理性的なもので解決しようとしているのが、そもそもの間違いなんです。

理想の恋人像は、過去の傷の“感情の反応”から作られる

たとえば──

•  過去に冷たくされた → 優しい人じゃないと無理

•  浮気された → 一途な人じゃないと無理

•  自分を否定された → 私の価値観に合う人じゃないと無理

•  経済的に不安だった → ある程度の年収がないと無理

・忙しい人だったから、あまり相手にしてもらえなかった→連絡マメな人じゃないと無理

これらの“理想”は、過去の傷ついた経験に反応した感情が、理性によって条件化されたもの。

つまり、「もう傷つきたくない」という防衛本能が、“理想”という名のフィルターを作ってしまう。

でも、感情の反応は“感じるもの”であって、理性で処理するものではない

ここが一番大事なポイント。

•  傷ついた時の「悲しい」「怖い」「寂しい」という感情は、感じきることで癒される

•  でもそれを「こういう人じゃないとダメ」と理性で条件化してしまうと、感情は置き去りになる

・自分が感じた嫌な気持ちを条件で解消しようとするのがそもそもの間違い。

→ その結果、“理想”に当てはまらない人は全部不採用になる仕組みができてしまう。

🌧️感情は“濡れた身体”、理性は“理想の傘”

例えば、雨の日に傘を忘れて、びしょ濡れなまま会社に行ったら、ひどく上司に怒られたことがあって嫌な思いをしたから、理性でこう解釈してしまった→「濡れることが自体がダメなんだ」と。

でも、本当はこんな状態になってもちゃんと出社したのに、気を使ってもらえなかったことが悲しかったはずなのに、ずぶ濡れになった自分がダメなんだと解釈してしまい、その解決策を頭で考えようとした。

その結果、次は「絶対に大きくて丈夫な傘じゃないとダメ!」って思うようになる。
でもその“理想の傘”を探しすぎると、目の前にあるちょうどいいお手軽で濡れにくい傘にも手を伸ばせなくなる。

恋愛も同じ。
過去に傷ついた経験があると、「こういう人じゃないとまた傷つけられる」と思ってしまう。
でもその“理想”は、びしょ濡れになった時と同じで、感情の反応が作った防衛策であって、
本当は、「濡れて悲しかったね」「冷たかったね」「頑張って出社したのに、ひどい怒られ方して悲しかったよね」って感情を感じきることが正解なのに、理屈で解決させようとすると拗れてしまう。


☂️そして、理性で選んだ傘は“濡れた理由”を忘れさせる

「この傘なら濡れないはず」
「この素材なら安心」
「このブランドなら信頼できる」
「これだけ面積が大きんだから土砂降りでも大丈夫」
──そうやって理性で選んだ傘は、濡れた時に感情を感じた悲しい気持ちを忘れさせてしまい、また別の痛みを誘発することもある

濡れた理由を感じきらないまま選んだ傘は、また別の風で壊れるかもしれない。

例えば、強風には弱くて結局どんなに面積大きくても濡れるものは濡れる。

でも、濡れることがダメなんじゃなくて、怒られたことで、恥をかいたり、悲しかったっていう経験をしたでけなのに、それ自体が悪にすり替わってしまって

「なんだよこの傘、使えねーじゃん」って期待を裏切られたような気持ちになってしまう。


💬だからこそ、恋愛の準備は“傘選び”じゃなくて“濡れた自分に寄り添うこと”

恋愛がうまくいかないのは、理想の傘が見つからないからじゃない。
びしょ濡れになった時の感情を、ちゃんと感じていないから。

「濡れて悲しかったね」って自分に言えるようになった時、どんな傘でも、きっと持ってて良かったって思う便利な傘になる


🌿理性で整えた理想は、感情の声を黙らせる仮面になる

•  「こういう人なら傷つかないはず」

•  「こういう条件なら安心して暮らせるはず」

──でも、それは**“傷ついたくない”という恐れの声を、理性でコントロールしようとしているだけ。**

本当は、その恐れを感じきってあげることが、恋愛の準備になる。

💡じゃあ、どうすればいいの?

•  「理想の恋人像」を見直す前に、「その理想はどんな感情の反応から来ているのか?」を問いかけてみる

•  「あの時、私はどう感じていた?」と、過去の自分に寄り添ってみる

そうすることで、自分が一体パートナーにどんなものを求めているのかがわかるようになる。

🌸感情に寄り添った先に見えてくる“ほんとうに欲しかったもの”

ラブラブカップル

理想の恋人像を見直すとき、私たちはつい「条件を変えればいいのかな?」と考えてしまう。
でも、もっと大切なのは──その理想の奥にある“感情の願い”に気づくこと。


💬例えば、

  • 「優しい人じゃないと無理」
     → 本当は「私は安心して弱さを見せられる場所が欲しかった」
  • 「連絡がマメな人じゃないと無理」
     → 本当は「私は放っておかれると不安になる。だから“気にかけられてる”と感じたい」
  • 「年収が高くないと無理」
     → 本当は「私は生活の不安を抱えたくない。安心して未来を描ける関係が欲しい」
  • 「価値観が合わないと無理」
     → 本当は「私は自分の考えを否定されたくない。ちゃんと尊重されたい」

🧠理想の条件じゃなく、“感情の願い”を言葉にする

ここで大事なのは、
「どんな人がいいか」ではなく、「私はどんなふうに感じたいか」という視点。

恋人に求めるものは、条件じゃなくて、感情の体験なんだよね。

  • 安心したい
  • 大切にされたい
  • 自分らしくいられたい
  • 一緒にいて楽になりたい
  • 存在をちゃんと見てほしい

──これらは、条件では測れない“感情の質”


🌿だからこそ、恋愛の準備は“感情の願い”を知ること

理想の恋人像を手放すことは、「妥協する」ことじゃない。
むしろ、自分の本音に正直になること。

そしてその本音は、過去の傷を感じきった先に、静かに浮かび上がってくる。


✨まとめ:恋愛は“条件”じゃなく、“感情の共鳴”で始まる

恋愛がうまくいかないのは、理想が高すぎるからじゃない。
その理想が、過去の傷から生まれた“防衛の条件”だから。

でも、感情に寄り添ったとき、
「私はこう感じたい」「こういう関係性が欲しい」という願いが見えてくる。

その願いに気づいたとき、
恋愛は“誰かを探す旅”から、“自分を知る旅”に変わっていく。