“True healing begins when you stop chasing love outside and start offering it to yourself within.”
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「どうしてこんなに愛されたくなっちゃうんだろう…」
そんな風に感じる自分を責めたことはありませんか?
でも実はその気持ち、あなたが「弱いから」ではありません。
それは 心が癒されようとする自然な反応であり、自己肯定感を育む第一歩なんです。
なぜ「愛されたい」と思ってしまうの?
🔹 1. 生存本能に組み込まれた「つながり」への欲求
人間は社会的な動物であり、進化の過程で「誰かとのつながり」が生存に欠かせないものとして組み込まれてきました。
赤ちゃんが母親からの愛情を求めて泣くのは、生き残るために愛されなければならなかったからです。
この原始的な本能は、大人になっても「無条件に受け入れられたい」「安心できる存在と繋がりたい」という形で続いていきます。
🔹 2. 幼少期の“愛の条件づけ”が影響している
子ども時代に「いい子にしていないと嫌われる」「我慢しないと愛してもらえない」といった体験をした人ほど、「努力しないと愛されない」と無意識に思い込んでいます。
こうした条件づきの愛情体験が、
「相手の期待に応えないと見捨てられる」
「本当の自分を見せたら嫌われる」
という不安につながり、過度に“愛されたい”という欲求に支配されやすくなるのです。
🔹 3. 愛されたい=自己価値の確認作業
「愛されている」という実感は、自分が“ここにいていい”という感覚=存在価値を確かめる手段にもなります。
自己肯定感が育っていないと、自分で自分の価値を感じられず、他人の言動でしか自分の価値を確認できなくなります。
たとえば:
- 既読スルーされると一気に不安になる
- 「大好きだよ」と言われないと愛されている自信がもてない
- 無視されたと感じると自分の価値がなくなったように感じる
- これは、「私は大切にされる存在なの?」という問いをずっと外の世界に投げ続けている状態なんです。
🔹 4. 「愛されたい」が強くなる時のサイン
以下のような感情が強く出ているときは、「愛されたい」欲求が高まっているサインです:
- 寂しい・孤独・不安
- 拒絶されたように感じる
- 無力感・虚無感
- もっと構ってほしい、わかってほしい
このとき、「誰かに満たしてほしい」気持ちが強くなりますが、根本的には“自分自身とのつながり”を失っている可能性があります。
💡 愛されたい欲求は、悪いことじゃない
ここまで読むと、「なんだ、私は満たされてない人間なんだ」と落ち込むかもしれません。
でも逆に言えば、それは“もっと自分を満たしたい”という癒しの始まりのサインでもあります。
「愛されているはずなのに、そう感じられない」――この感覚には、いくつかの深い心理的な原因が隠れています。それを一つずつ丁寧に解説していきます。
🌿「愛されてると思えない」心理的な原因とは?
🔹1. 自己価値の低さ(セルフワースの欠如)
自分を「価値のある存在」と感じられていないと、相手の愛を受け取れません。
たとえば、
- 「私なんかを本当に好きになるわけがない」
- 「こんな私が愛されるはずがない」
という思い込みが心の奥にあると、相手がどれだけ愛情を注いでも「気を遣ってるだけ」と解釈してしまいます。
🔹2. 愛され方の“期待”が偏っている
自分が「こういう風に愛されたい」という形(=ラブランゲージ)が強すぎると、それ以外の表現では愛だと感じにくくなります。
たとえば:
- 言葉で「好き」と言われないと不安
- プレゼントがないと愛されてないと感じる
- 一緒にいる時間が少ない=冷めた証拠
このように愛の受け取り口が限定的だと、愛されていても「足りない」「感じられない」となりがちです。
🔹3. 愛を受け取ることに“怖さ”がある
過去の裏切り体験や傷ついた経験から、「また同じように傷つくかもしれない」と無意識に防御してしまう場合もあります。
- 愛を受け取ると失うのが怖くなる
- 期待してしまう自分が嫌だから受け取らない
- 愛されると重く感じてしまう
このように「愛される=リスク」と感じていると、無意識に距離を取り、心を閉ざしてしまうのです。
🔹4. 幼少期の“条件付きの愛”の記憶
親や養育者との関係で「良い子じゃないと愛されない」と学んできた人は、無条件の愛に対して不信感を抱きます。
- なにか裏があるのでは?
- 条件が崩れたら、すぐに嫌われるのでは?
- ずっと愛されるわけがない
このような潜在意識の思い込みが、素直に愛を信じられない原因になります。
🔹5. 比較による自己否定
周囲のカップルやSNSのキラキラした投稿と比較してしまい、「私はそれに値しない」と感じることで、今ある愛を疑ってしまいます。
これは本質的に「他人の評価軸で生きている状態」であり、自分自身の感性が麻痺しているサインでもあります。
これらの原因に気づくだけでも、「自分は愛されるにふさわしい存在なんだ」と受け取りやすくなっていきます。
「愛されたい欲求」から始める3つの癒しステップ

では、「愛されたい」という欲求を優しく癒し、安心感のある自己愛に変えていくための【3つのステップ】を、具体的な方法とともに詳しくお伝えします。
🌱ステップ1:「愛されたい」欲求を否定せずに、そのまま認める
まず大事なのは、「愛されたい」と思っている自分を責めないこと。
- 「こんなことで悩んでちゃダメだ」
- 「もっと強くならなきゃ」
- 「また愛に飢えてるなんて情けない」
…そうやって自分を否定すると、ますますその感情は深く心に残り、こじれてしまいます。
🔸やってみよう!心のつぶやきワーク
「そうだよね、愛されたいって思ってたよね」
「その気持ちは自然なものだったよね」
「それがあったから、ずっと頑張ってきたんだもんね」
と、まるで小さな自分に話しかけるように内側の声を優しく受け止めてあげましょう。
🌼ステップ2:過去の“頑張って愛された記憶”を見直す
多くの人は、幼少期に「◯◯しないと愛されない」という“条件付きの愛”を学んでいます。
- お手伝いをしたら褒められた
- 成績が良いと親が喜んだ
- 良い子でいないと叱られた
🔹思い出してみてください:
「どんな時に親や大人は愛情をくれた?」
「どんな時に自分を抑えて“愛されるように”振る舞っていた?」
これは、今の恋愛や人間関係の中で「無意識にやってしまうパターン」にもつながっています。
🌟気づきの一言:
「私は“本当の私”じゃなくて、“役割”を演じることで愛されようとしてたんだ」
この気づきだけで、愛されたい欲求の根っこがゆるんでいきます。
💖ステップ3:「自分が自分を愛する」ことを始める
最後のステップは、「他者からの愛」で満たそうとしていた穴を、自分自身の愛で満たしていくことです。
🔸具体的な方法:
- 「今日一日頑張ったね」と自分に声をかける
- 温かいお風呂やおいしいものを“自分のため”に選ぶ
- 悲しい気持ちが出た時、ジャッジせずに優しく感じてあげる
- 心が落ち着く“お気に入りの場所”を自分のために作る
これらはすべて「自分が自分の親になる」行為です。
そうすることで、心がだんだんと「自分の中に帰ってくる感覚」が育ちます。
まとめ
「愛されたい」という気持ちは、決して間違いではありません。
それは、自分を愛するためのサインでもあるのです。
この3つの癒しのステップを実践することで、誰かに求められる“私”ではなく、ありのままの“私”が愛される世界が、少しずつ現実になっていきます。
まずは、自分の心に「愛されていいんだよ」と伝えることから始めてみてくださいね。