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インナーチャイルドを癒すことで囚われている思考がクリアになり、生きやすくなるというのを聞いたことがあると思います。
でも、具体的にどんな風に生きやすくなるのか?を説明している記事をあまり見かけないのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では私の実体験を交えてレベルに置き換えて説明していきます。
また、その都度くる《お試し》の試練についても解説していきます。
インナーチャイルドを癒すことで起こることとは?
インナーチャイルドを癒すとは、簡単に言うと、過去の傷ついた自分に今の自分が会いにいくワークのことをです。
会いにいくとはどういうことかというと、イメージワーク《瞑想》の一種です。
誰しも皆一度は、幼い頃に自分の感情を抑えた過去が存在します。
その抑圧された感情が多い人ほど、大人になった時に対人関係を拗らせやすくなったり、生きずらさを感じながら生活をしていることがあります。
あなたの中に幼い自分《インナーチャイルド》がいて、気づいて欲しくて、その感情を想起させるような出来事を起こしては、あなたを困らせてしまう。
例えば、最初は優しかった彼でも付き合ってしばらくすると雑に扱ってきたり、大切にされていないと感じることが増えてきたりして、『なんでいつも私の恋愛はうまくいかないんだろう』と悩むようになります。
職場などでは、いつもお局に目をつけられて嫌がらせされてしまったり、友人関係でも最初は仲良かったのに、段々と人が離れていくなど
気づけば1人ぼっちになることが多く、いつも孤独を感じている…
やりたくて始めた仕事なのに『なんか違うかも…』と虚無感に苛まれたり…
それは《インナーチャイルドからのSOSサイン》かもしれません。
インナーチャイルドのSOSに気づいて、あの頃の感情を認めて受け入れてあげると、スーッと心のモヤモヤしていた感情がなくなる感覚があります。
イメージ的には、取り憑かれていて肩が重かったのが、お祓いをすることで身軽になるような感じでしょうか。
泣き腫らした後のスッキリ感のような感じにも似ています。
ここからは、レベルに分けてインナーチャイルドを癒すことを続けることで起こる変化について解説していきます。
レベル1:寂しさからの解放
インナーチャイルドの存在に気づいて、癒しのワークを最初にやった時に覚えているのが、寂しさがスーッと消えたことでした。
あの感覚を得られた時に、なんとも言えない爽快感を感じたのを今でも覚えています。
私は、幼い頃から理由が分からないモヤモヤや空虚感があって、《いつも自分の居場所》を探していました。
ここに存在するのに、この世界しか知らないはずなのに、『帰りたい』という気持ちが常にあって、自分のいるべき場所じゃないように感じていました。
そんな空虚感が大人になってもずっと残っていて、楽しい時間を過ごしていても、急に息が詰まりそうな感覚になり、カラオケや飲み会など楽しく遊んでいても、途中で抜け出して外の空気に触れては、『はぁ私何やってんだろう…』とため息をついて、また元の場所に戻る。
そんな毎日の繰り返しでした。
楽しんでいる自分と、それを冷静に見ているもう1人の自分がいるような感覚でした。
私は、基本的に1人になるのが苦手で、週末予定もなく家にいるのがすごく嫌で、リア充アピールをしたくて、常に予定を入れているような感じでした。
1人で出かけるのも友達がいない寂しい人だと思われる気がしていて、そんな風に思われたくなくて、本当は別れたいと思っている恋人と付き合っていたりもしました。
インナーチャイルドのワークを初めてやった時に、この空虚感がスーッとなくなるのを実感しました。
1番最初に効果を実感したのは、寂しさが消えることでした。
- 無理に週末に予定を入れない
- 家でくつろぐことができた
- 1人で大型ショッピングモールに買い物に行けた
- 1人になるのが嫌で付き合っていた恋人と別れることができた
こんな感じで寂しさからくる抵抗感がなくなり、次第に1人で行動できる範囲が増えたり、1人でいる時間が苦痛じゃないと知ることができました。
初期の段階でのお試しは、復縁を迫られたり、楽しそうだけど行ったら後悔する飲み会などの誘いがありました。
どういうお試しかというと、《本当に変わるの?》という感じです。
なので、ちょっと歯を食いしばって断るような勇気が必要になります。
レベル2:自分の惹かれる人に警戒心を持つ
癒しのワークは、一回ではなく何度も行っていくことで、さらに得られるものの範囲が拡大していきます。
インナーチャイルドを癒すことで得られる最大のメリットは、過去のリベンジで付き合う人を決めないということじゃないかと思います。
幼少期に親から欲しかった愛情を貰えなかった人は、その欲しかった愛情を得ようと、親に似た人を好きになります。
そして、貰えなかった愛情を獲得しようと奮闘するのですが、それがいつも空回りになり結果自分を傷つけることになるのに、別れることができない場合が多く、いつも恋愛を拗らせてしまう傾向があります。
私は、そんな不毛な恋愛に違和感を覚えて、好きでも『ん?この人回避型タイプかも?』と相手を観察して、一歩引いた目で相手を見ることができるようになりました。
回避型タイプとは、愛着スタイルのことで、簡単にいうと、愛情表現をどんな風に示すのか?人それぞれ血液型のようにタイプが分かれることをいいます。
私は、不安型タイプなので愛情表現がないと不安になりやすいタイプですが、回避型タイプは愛情表現が苦手で人と一定の距離を保とうとします。
相反する相性なので、もちろん合うはずもなく、上手くいきにくいのに、不安型タイプと回避型タイプは惹かれ合いやすいのが特徴です。
インナーチャイルドを癒すことを繰り返しやっていくと、今まで惹かれていたようなタイプの人に警戒心が湧いて、好きでも付き合わないという選択ができるようになります。
ここはかなり辛い試練だったような気がします。
ステータスが好条件な人が多く『これ見逃すの?』という人ばかりでした。でも、これをクリアしないと良い恋愛にはたどり着けないと感覚的に分かっていたので、耐える日々でした。1番辛かったのを今でも覚えています。
レベル3:感情を受け入れることができる
人間関係を拗らせやすい人は、囚われている思考が多く、いらない信念を多く抱えています。
ですが、それは無自覚なことが多く、改めて自分と向き合わない限り見つけられないことが多く、その使いものにならない固定観念を手放すには、インナーチャイルドを癒すワークをすることでできます。
そして、今までなら怒りや悲しみを、受け入れることができなくて、周りのせいにしていたことが、このワークを続けていくと、自分の生の感情を受け入れやすくなります。
『私今悲しんだ。だからこんなに怒っているのかもしれない』と自分の気持ちに寄り添えるようになります。
そうすることで、他人に対していつまでも悪口を言ったり、嫌な感情を握りしめたまま過ごすことが少なくなっていきます。
これは、今でも定期的にくるお試しの一つで、今までなら瞬時に怒っていたものを、一呼吸おいて冷静になれるようになったり、時には失敗することもありますが、それもまた、学びなので自己否定せず、『今回はできなかったね!どんまい!次はできるようになれたらいいね!』と自分を励ましながらやっています。
レベル4:他人を使って自分の寂しさを埋める行動が減る
ワークを繰り返しやっていくことで、自分に問いかける習慣が身についてきます。
例えば、好な人ができた時、彼が自分のことをどう思っているのか?知りたくなりますが、それは本人に聞くまでは、正解は分からないものです。
でも、『彼にどうして欲しいの?』と自分に問うと『愛されたい』と返ってくることがほとんどです。
その『愛されたい』は相手ではなく、実は自分自身に対して思っていることが多いんです。
そして、その声に耳を傾けて自分を大事にする意識を持てば、寂しさや満たされない感情が少なくなっていきます。
今までなら、寂しくなったら異性を使って寂しさを紛らわせていたことも、次第にそんなことをしなくても満たされるようになっていきます。
この段階のお試しは、寂しい時に気を紛らわせてくれそうな人から、以前よりも多く誘いを受けることがありました。でも、そんなんじゃ根本的な問題は解決しないと分かっていたので断ることができました。
レベル5:現在一緒にいる人たちに違和感を感じる
本当は、その前から違和感を感じていたけど、『でもいい人だし』とか『会社の同僚だから話さないと気まずくなるし…』『幼馴染だから』など、色んな理由をつけて離れたい気持ちを押し殺してしまいます。
でも、癒しのフェーズが進むにつれて、その違和感はどんどんと大きくなり、離れないと極度のストレスになってしまいます。
この段階までくると、自分の気持ちを優先できて、どんなにお世話になった人でも、なんか違うなと感じたら、『今までありがとうございました』と心の中で感謝して、手放していけるようになります。
人との縁が切れる時というのは、名残り惜しいことがほとんどですが、それでも未来にはもっと良い人間関係が築けるとイメージすると悲しい別れではなくなっていきます。
レベル6:良くない習慣をやめることができる
ここまでくると、今までいた場所や環境にかなり違和感が出てきて、『何か変えたい』と心がざわめく感覚があります。
例えば、嗜好品を毎日食べたり、飲んだりしていたのが『なんかもういいかな…』とやめたくなる方に気持ちがいきます。
自然とやめることができるようになったり、少しだけ我慢するだけで簡単に辞められたりします。
どうしてもやめられないものは、その都度なんでそれをしてしまうのか?と自分に問いていると、答えを教えてくれる時があります。
それは、長い間時間がかかることもありますが、直ぐに答えてくれる場合もあり、個人差があります。
インナーチャイルドが不貞腐れていると、中々教えてくれないこともありますが、気長に待ってあげましょう。
依存性の高いものは、ワークをしていくことで簡単にやめることができるものと、中々辞められないものとで分かれますが、中々辞められないものは、それだけ自分がその行為によって救われてきたものなので、丁寧にインナーチャイルドの声を聞いてあげると、自然に辞められるようになります。
レベル7:全く関係のないドラマや本を見て突然気づきを得る
直感が冴えていき、自分が疑問に思っていたことの答えが、ふっと『もしかして、あれってそういうことだったのかな?』と突然気づくことがあります。
ドラマをただ見ているだけなのに、自分の悩んでいたことの答えになるようなヒントをドラマを通じて、閃いたり気づいたりすることが増えていきます。
他にも、本を読んでいる時に突然『あっ!そういうこと⁉︎』となんの前ぶれもなく降ってきて、それによって心のわだかまりがさらに癒されていく不思議な現象が何度も訪れます。
直感が冴えてきて、気づくスピードが早まり癒しのフェーズが格段に上がっていき、ワークをやらなくても本音が出やすくなります。
レベル8:断捨離したくなる
新しい自分の価値観が生まれてくるので、今まで大事に使っていたものでも急に色褪せて『もういいかな』と簡単に手放すことができるようになります。
人間関係や環境・物も色んなことが手放せるようになります。
簡単にいうと、執着心がなくなり視野が広がると同時に、新しい何かを受け入れる為に余白を作ろうと無意識に考えているので、断捨離が簡単にできるようになります。
自分の器が広がるサインでもあります。
色んなものを試したくなります。この時期になると、チャレンジしたいことが増えてお金が出ていくスピードが早くなっていきますが、投資と浪費を区別すれば良い学びになります。
レベル10:ずっと自分の本音で生きられる
今までは、周囲の顔色を伺ったり、空気を読んで自分の気持ちを置き去りにしてきた人も、ここまでくると、自分の心のキャパシティをある程度理解できているので、人との境界性をしっかりと引けるようになります。
せっかく時間作ってくれたからと、相手に申し訳ないからで自分の感情を置き去りにしなくなります。
自分の気持ちの嘘がつけなくなるので、いい意味で関わる人が制限されていきます。また、今までいた環境を手放すことも簡単にできるようになります。
ステージアップとお試しはワンセット‼️
自分のステージが上がろうとする時にくるのが《お試し》です。
これは成長するのに欠かせないものなので、お試しがくることを前もって知っていると、その現象をワクワクして乗り越えることができるようになります。
中でも少しきつかったのは、やはり恋愛感情でした。
今までの自分なら迷わずいっていたであろう人が現れて、今まで通りにやっていけば付き合えるかもしれない人がいました。
でも、その人と付き合うということは、今までの恋愛を繰り返すだけになると分かっていたので、付き合わないようにする為に境界性を設けて接していました。
本当にキツくて耐えられない夜もありました。
寂しくておかしくなりそうな夜もありました。
それでも、どうしても欲しい未来があって、それと同時に『もうこんな世界観で生きていたくない』と心から思っていました。
好かれる為に相手に尽くして、相手を依存させて離れられなくなるように仕組んで、生活全般を私が支えてあげるという恋愛の仕方にうんざりしていました。
これからは、もっとお互いを尊重して尊敬し合える関係でいられる人と一緒になりたいと…
なので、今までの延長線になりそうな気がする場合は、身を引くと固く心に決めていたので、沢山のお試しがあったのですが、それを乗り越えることができました。
恋愛に関しては、うまくいかない恋愛ばかりしてきたので、何回も違う形でお試しがきたので、正直きつかったです。
ちゃんと分析しないと危うく引っかかるような手の込んだお試しもありました(笑)
それだけ私の場合は、恋愛をする時は冷静になれと言われているような気がしたので、以前の自分よりも、相手の言動や行動を冷静に観察し分析できるようになりました。
今となっては、本当にありがたい試練だったと思います。
ステージアップする時はブロックの課題も見えてくる
ステージが上がる時に、ブロックを外さないと自分の望む世界線に立つことができないことがあります。
このブロックは人によって様々ですが、私の場合は、自分の気持ちを相手に素直に伝えることができないことや、本当に好きな人には相手にされないから、手が届きそうな人だったり、本命の近くにいる友人と付き合うことばかりしていました。
でも、もうこれからは遠回りせず、ダメもとでも良いから素直に好きを表現できる自分になる為に、このブロックを外す為に沢山のチャレンジをしています。
このクセは色んな所に波及していて、『本当はこれが欲しいけど、値段が高いから、こっちの方が安いからこれにしようかな』など、いつも本命から目を逸らすクセがあることに気づいたので、意識的に高くても、『これが欲しいんだね』と自分が欲しいという物を選ぶようにしています。
こうやって小さいことから積み重ねてチャレンジしていくことで、ブロックを解除しやすくなります。
ワークをやるだけで取れるブロックもありますが、基本的に行動することでブロックを解除することが多いです。
自分の抵抗感に気づいて、それを手放して勇気をもって挑戦していくと、自分に自信が持てるようになり、自己信頼感が増していきます。
すると不思議なくらい物事がスムーズに進むようになります。
お金がないことで悩んでいたのに、決めて進むだけで、どこからともなくお金が入ってくるようになります。
また、その都度必要な情報も入ってくるようになります。
掘り下げる段階で起こる感情の変化
掘り下げにも段階があり、最初は表面的な言葉が沢山出てきます。
- 本当はもっと愛して欲しかった
- もっと沢山話しを聞いて欲しかった
- 私は愛されていないと感じることが多かった
- 必要とされていないと思った
など、自分でもなんとなく自覚していた言葉が沢山出てくると思います。
さらに掘り下げがうまくいけばいくほど、過激な自分が出てきます。
口に出したら絶対ダメな言葉が沢山出てくるようになります。
それは、関わっている人に対しての愚痴なのか、世間なのか、それとも自分自身に対してなのかは人それぞれです。
自分でも直視できない・受け入れられない言葉が出てきます。(特に子育てに関しては、素直に認めたら自己嫌悪になるようなこと)
そのブラックな自分が嫌だから、浅い段階(初期のフェーズ)で向き合うのを止めてしまう人もいます。
この段階で止まるのは非常に勿体無い‼︎
その先に自分と和解(全部を受容できるフェーズ)に入ることができます。
↑ここにくるまで、諦めずにもっと深く掘っていきましょう!
まとめ
インナーチャイルドを癒すことで、心の浄化も進んで今までよりも生きやすくなり、新たな視点で物事を捉えられるようになるので、新鮮な気持ちで日常を過ごすことができるようになります。
自然と感謝できることが増えたり、人から親切にしてもらえることが増えたりと良いことが増えていきます。
自分の感情を大事にすることで得られるメリットが、かなりあることに気づいてからは、無理をして誰かに合わせようとしなくなりました。
また、同じ景色を見ていても、感じ方や視点が以前とは違うので、幸せの感度があがるようになります。