〜豊玉姫命〜

🔹この月の神様:豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
7月の守護神は、海の神であり母性の象徴とも言える豊玉姫命。感情の海を司る存在として、深く包み込むような優しさと同時に、真実を受け止める強さを持っています。
彼女のエネルギーは、“感情と融合する”というテーマを私たちに投げかけてきます。
この月は、心が揺れる出来事や、人との関係性の中で感情が大きく動くことがあるかもしれません。
でも、それは「感情=あなたの真実」とつながるための入り口。
抑え込んできた本音や、奥底の痛みに優しく触れてあげることで、あなたの内なる女性性が静かに目覚め始めます。
🌊 豊玉姫命とは?
- 海神・綿津見神(わたつみ)の娘であり、竜宮城の姫とも伝えられる 。
- 名前には「豊かな玉(神霊)」という意味があり、神の力を宿す巫女のような存在とも解釈されます 。
- 日本神話の英雄・山幸彦(火遠理命/ホオリノミコト)と結婚し、その子(鵜葺草葺不合命・ウガヤフキアエズ)を産んで孫には神武天皇がいる、重要な血統の母でもあります 。
🐉 豊玉姫命の神話ストーリー
- 出会いと結婚 兄の黄金の釣り針を探して海底の竜宮へ来たホオリ。そこで豊玉姫と運命の出会いを果たし、3年間共に過ごす 。
- 出産と変身 妊娠した姫は地上の浜辺で産屋を建て、ホオリに「お産の時に禁を破らないで」と言います。しかし彼は覗き見をしてしまい、姫が大きなワニ(八尋和邇)や竜に姿を変えている姿を見てしまいます 。
- 海への帰還 恥と悲しみのあまり、姫は子を海辺に残し、地上との通路を閉ざして海の国へ逃げ帰ります 。
- 妹・玉依姫の登場 後に姫の妹・玉依姫が子どもを育てるために地上へ送り込まれ、物語は続いていきます 。
🌟 豊玉姫命が象徴するもの
- 感情と内面の真実:海の女神として、深い心の波動や感情とつながる象徴。
- 本来の姿で在る勇気:人から隠していた本質(龍の姿)を見られた恥と悲しみが強いメッセージを示す 。
- 境界を守る強さ:見せたくない部分を守るため、姫が海との境を閉じたエピソードに象徴される 。
- 命継承と母性の力:神武天皇につながる子を産んだことから、血統と未来を繋ぐ役割も担う 。
豊玉姫命は、「感情・本質・境界・母性」を象徴する神様です。
7月に選ぶ理由としては:
- 感情の渦を抱えながら、それでも自分を隠さず表現する勇気
- 心の奥底にある葛藤を受け容れ、他者とも深くつながるための軌跡
- 弱さも含めた自分を肯定し、境界線を保つ力
🔹なぜ7月にこの神様?
1月から始まった魂の流れの中で、6月までに“自分の軸”を整えてきました。
そしてこの7月からは、その整えた自分を「他者との関係性の中で活かすフェーズ」へと移行します。
ここで問われるのは、
- 本当の私を誰かに見せることができるのか
- 他者と“融合”する勇気があるのか
- 境界線を保ちながら、愛を交わす強さがあるか
豊玉姫はまさに「自分で在りながら誰かとつながる」ことを教えてくれる存在です。
よかった☺️
じゃあ今の内容で「神様カレンダー」の1月〜12月までのテーマと神様、まとめた一覧を整理して次に表示するね!
こちらがまとめた「神様カレンダー 12ヶ月のテーマと神様一覧」だよ:
🌿神様カレンダー|12ヶ月のテーマ一覧
月 | 神様(テーマ) | キーワード・意味合い |
---|---|---|
1月 | 瀬織津姫(目覚め) | 魂の浄化・祓い、祈りの始まり、意識のリセット |
2月 | 木花咲耶姫(静観) | 内側を耕す、女性性の準備、春を迎える静けさ |
3月 | 少彦名命(開放) | 自己解放、小さな一歩、才能の芽吹き |
4月 | 天照大神(自覚) | 自分の本音に気づく、内なる光に目を向ける |
5月 | 大国主命(決意と地ならし) | 根付かせる、現実を整える、縁と創造の土台 |
6月 | 邇邇芸命(実行) | 天命を地に下ろす、現実世界で行動を整える |
7月 | 豊受大神(融合) | 他者との調和、与える喜び、受け取る強さ |
8月 | 天津彦根命(発揮) | 自己表現、堂々と光を放つ、自信と解放 |
9月 | 月読命(着地) | 内省と統合、心と現実のバランス、調律 |
10月 | 恵比寿神(安堵) | 豊かさへの感謝、今ここを味わう、実りを喜ぶ |
11月 | 高皇産霊神(深化) | 静かな還り、魂の本質へ、見えない力との調和 |
12月 | 天之御中主神(委ね) | 委ねる、宇宙の流れに溶ける、魂の還元 |
🔹この月に整えるテーマ

- 感情の波をジャッジせず、ただ“ある”ものとして見つめる
- 他人軸から自分軸へと意識を戻す
- 「私はこう在りたい」を大切にする
- 自分の弱さも美しさも、隠さずに認める
🔹7月の問い(セルフリフレクション)
- 本当は誰にどう思われたくて、感情を抑えている?
- 「このままの私で接したかったな」と願っていた過去の場面は?
- 人と深くつながるのが怖いとしたら、それはなぜ?
- 嫌われたとしたらどうなると思ってる?(その感情感じてあげて)
- 本当に恐れているのって嫌われることなのかな?
🔹今月のメッセージ
女性性とは、受け容れる力であり、感情と共にある強さ。
あなたの感情が、あなたの本当の姿を教えてくれる。
抑えず、責めず、ただ感じることで、あなたは自分自身とつながれる。
誰かとの融合の前に、自分と融合してみて。
この記事が、あなたの魂と感情を結びなおすきっかけになりますように。
まとめ:つぶやき
私が7月に豊玉姫を選んだ理由は、まず「7月は女性性」っていうイメージが降りてきて、妖艶な神様がイメージの中に浮かんできたので、そこから調べたら豊玉姫がいいんじゃないかと思ったので、7月の神様にしました。
私が女性性を開花させるために意識的にやっているのが、今の感情を感じ切ることに意識を向けることです。
例えば最近すごく後味の悪い夢をみて、起きても気分が悪かったので、夢占いをしました。
でも、イマイチ《ピン》とこないというか・・・腹落ちしなかったので、自分なりにどんなメッセージが隠れていそうなのか?仮説の問いを立てて堀さげをしました。
「罪悪感があるってことは未消化の感情があるかもしれない、どんなことにまだ思い残しがあるの?」と自分に聞いてみたら、「本当のことを素直に言いたい」と出てきました。
立場や上下関係など気にせずに素直な気持ちを言いたかったと・・・
その悲しい気持ちを気が済むまで感じ切って、涙を流しながら対話をしていきました。
そこから、インナーチャイルドとの対話を通して、ブロックを解除し昇華させていきました。
こんな風に7月は自分と繋がる・感じ切ることをやっていくことで、新たなステージに入っていくことができます。