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「なぜか人間関係が疲れる」
「恋愛も友人関係も、なんだかうまくいかない…」
そんな風に感じているあなたへ。
実はその根っこにあるのは、「男性性と女性性のアンバランス」かもしれません。
この記事では、恋愛・職場・家族など日常の関係性に影響を及ぼす“内なるバランス”について、分かりやすく解説していきます。
◆そもそも“男性性”と“女性性”とは?
ここで言う「男性性」「女性性」とは、誰の中にもあるエネルギーの性質のこと。
性別とは関係ありません。
- 🔹男性性:論理性、行動力、目標志向、境界線、決断力 →《思考》
- 🔸女性性:感受性、共感力、受容、直感、 nurturance(育む力) →《感情》
どちらも必要なものですが、どちらかに偏りすぎると生きづらさが出てきます。
**男性性・女性性の「質」**は、実は日常的な「セルフトーク(内なる独り言)」にとても色濃く表れます。
ここで、セルフトークの質から読み取れる男性性・女性性の健全度をタイプ別にわかりやすくまとめてみます👇
🔹【健全な男性性】のセルフトーク例
- 「よし、一歩ずつやれば大丈夫」
- 「やってみよう。失敗しても修正すればいい」
- 「今は厳しいけど、自分の力で切り開ける」
- 「今は無理だけど3か月後までにはなんとかするから」
例えば、女性性の感情「私ハワイに行きたい!」という本音があったら、今現実的にはお金がないとしても即答で「無理だよお金ないし」とは言わずに、「今は無理だけど、毎月3万ずつ貯金すれば半年後には行けると思う!」など、理想に向かうための具体的な目標を持って行動する力があります。
👉 自立・冷静な判断力・前向きな行動を支える、信頼ベースの言葉。
🔸【未熟な男性性】のセルフトーク例
- 「ダメだ、こんなの意味ない」
- 「結果を出さなきゃ価値がない」
- 「早く成果出せ。怠けてる場合じゃない」
例えば、女性性が「ハワイ行きたい!」と言っても、「は?お金ないし無理に決まってんじゃん」とか「何甘えたこと言ってんの?そんなこと考えてる暇あるなら仕事したら?」など、現実的かつ否定的で楽しむことを自分に許可できない会話ばかりする。
👉 自分に対して“圧”をかけすぎる、追い詰め型。感情を無視して「やれ」と命じがち。
🔹【健全な女性性】のセルフトーク例
- 「今日は疲れてるんだね。ちょっと休もうか」
- 「それだけ傷ついたってことだよね」
- 「本当はどうしたかったんだろう?」
「私今傷ついてる」という感情にもすっかり気づけたり、自分の欲望を素直に出せる。
👉 感情に寄り添い、否定せずに受け止める、優しい自己共感。
🔸【未熟な女性性】のセルフトーク例
- 「こんな風に感じる私はおかしい」
- 「どうせ私なんて大事にされない」
- 「誰かに構ってもらえないと不安でたまらない」
「こんなことで泣いちゃだめ」とか自分の感情を否定する。また、女性らしくいることにも抵抗があるから、男性に甘えるのが苦手で、感情を抑圧しがち
👉 自己憐憫・被害意識・過剰な感情への同一化が見られる。
🧭この視点が大事:
セルフトークを意識して観察することで、
- 行動する力(男性性)に偏りすぎてないか
- 感情との向き合い方(女性性)が健全かどうか
をセルフチェックできます。
「どんな言葉を自分にかけてる?」
これがわかると、**自分の内なる“男性性と女性性の関係性”**がぐっと浮き彫りになります。
✨「あなたの内なる男性性・女性性バランス診断」チェックリスト
セルフトークから読み解く、心のバランス診断はこちら↓↓
🔹Aタイプ|未熟な男性性が優位(思考の支配・自己否定の圧)
当てはまるものに✓を入れてください
- ☐ 「こんなんじゃまだ足りない」
- ☐ 「もっと頑張らないとダメ」
- ☐ 「結果が出なければ意味がない」
- ☐ 「感情に流される自分が許せない」
- ☐ 「弱音を吐くのは甘えだ」
- ☐ 「自分の価値は成果で決まる」
👉チェックが多い人は…
“追い詰め型の男性性”が強く、自己受容の女性性が抑圧されている可能性大。
🔸Bタイプ|未熟な女性性が優位(感情の暴走・被害意識)
当てはまるものに✓を入れてください
- ☐ 「また私は嫌われたかもしれない」
- ☐ 「こんな風にしか思えない私ってダメ」
- ☐ 「誰かがわかってくれないと前に進めない」
- ☐ 「どうせ私なんて…」
- ☐ 「気持ちが不安定すぎてどうにもならない」
- ☐ 「相手の言動ひとつで一日中引きずる」
👉チェックが多い人は…
“過剰な感情同一化”で男性性の境界や冷静さが弱く、不安や依存に支配されやすい傾向。
🔹Cタイプ|混乱タイプ(どちらも未成熟でバランスが崩壊)
当てはまるものに✓を入れてください
- ☐ 「やらなきゃと思うけど動けない」
- ☐ 「私なんかが行動していいのかな」
- ☐ 「どうしたいか自分でもわからない」
- ☐ 「やめたいのにやめられない」
- ☐ 「人との関係にいつも不安がつきまとう」
- ☐ 「自分の感情がよくわからない」
👉チェックが多い人は…
男性性・女性性の両方が弱っている混乱状態。自己理解・自己信頼を取り戻すことが回復の鍵。
🌿診断の見方
- 一番チェックが多かったタイプが、あなたの今の内面バランスの傾向です。
- これは“性格”ではなく“状態”なので、変化していくもの。
- 今の状態に気づくことで、「どう整えていくか」のヒントが見えてきます。
◆タイプ別|バランスが崩れたときの人間関係の特徴
ここからはどっちかにバランスが偏っていると起きやすいトラブルについて解説していきます。
【①女性性が過剰で、男性性が弱いタイプ】

— 感情優位・依存傾向
✔特徴
- 「好き」と言われるとすべて許してしまう
- 嫌われたくなくてNOが言えない
- 気持ちを優先しすぎて、現実が見えなくなる
- 相手の顔色をうかがいすぎて疲れる
💬例
会いたいと言われたら、どんな予定があっても会いに行ってしまう。
断ることで関係が壊れるのが怖くて、自分の気持ちは二の次。
🔎人間関係への影響
- 対等な関係が築けず、依存・搾取されやすい
- 感情的な揺れが多く、周囲も巻き込まれる
- 境界線があいまいになり、自分を見失う
(受け身・感情優位・自己主張が苦手)
📌職場で受けやすい扱い
- 便利屋ポジションになりやすい(頼みやすい・断らない)
- 感情を汲んでくれる人として甘えられる
- 正当に評価されづらい(遠慮や自己主張の弱さから)
💬職場でよくあるシチュエーション
「◯◯さんに頼めばやってくれるよ」
「うん…いいよ…(ほんとは無理なのに)」
⇒ 自分の限界を越えて抱え込みがち
⚠️注意ポイント
- “気が利く”が評価されがちだが昇進には繋がらない
- 自分の意見が通らずストレスを感じやすい
- 頑張りを可視化しにくく、損をしやすい
【②男性性が過剰で、女性性が抑圧されているタイプ】

— 思考優位・支配傾向
✔特徴
- 弱さや感情を見せるのが苦手
- 常に“正解”を求めて頭で考える
- 結果を出すことに重きを置きすぎる
- 人と深く関わるのが億劫
💬例
「落ち込む暇があるなら行動しなよ」って無意識に思ってしまう。
人に頼られるのは得意だけど、自分が頼るのは苦手。
🔎人間関係への影響
- 冷たく見えたり、支配的な印象を与える
- 相手との距離が縮まらず、孤独を感じやすい
- 無意識に「人を使う関係性」になりやすい
(思考優位・感情抑圧・支配的傾向)
📌職場で受けやすい扱い
- 冷静で頼れる人と見られる(が、近寄りづらい)
- 指示や結果には厳しいが、感情に寄り添わないと誤解される
- “仕事はできるけど付き合いにくい人”と思われがち
💬職場でよくあるシチュエーション
「うまくいってるならいいでしょ」
「感情で仕事するな」
⇒ 結果主義になりすぎて人との軋轢が生まれる
⚠️注意ポイント
- チームでの協調性に欠けると見られやすい
- 感謝や共感を伝えるのが苦手で評価が下がることも
- 結果は出しても人望に繋がりにくい
【③どちらも未熟で混乱しているタイプ】

— 内的バラバラ感・情緒不安定
✔特徴
- 行動したいのに不安で止まる
- 感情を抱えきれず、誰かに助けてほしい
- でも頼るのも怖い、関係が長続きしない
- “いい顔”をしようとして無理をしがち
💬例
頭では「もうやめたい」と分かってる。
でも、LINEが来ると会ってしまう。
苦しいのに、自分から切れない…
🔎人間関係への影響
- 言動が不安定で、相手が混乱する
- 安心感を与えられず、信頼関係が築けない
- 他者との距離がコロコロ変わるため、疲れやすい
(情緒不安定・自信欠如・依存と回避が混在)
📌職場で受けやすい扱い
- 急に頑張ったかと思えば、パフォーマンスが落ちる
- 指示待ち・不安げ・周囲の顔色をうかがう
- 周囲が「扱いに困る」存在になりがち
💬職場でよくあるシチュエーション
「あの人、今日は元気だけど明日はどうかな…」
「仕事はできるけど、波があるよね」
⇒ 信頼の安定感を築きにくい
⚠️注意ポイント
- ミスを恐れて縮こまりやすく、成長チャンスを逃す
- 頼るのが苦手で一人で抱え込みがち
- 自分でも自分の状態を把握しづらく、混乱しやすい
タイプ別:男性性・女性性の整え方
男性性と女性性のバランスを取るとは、つまり【行動と感情】【論理と共感】【外への成果と内なる安心】のあいだに健全な往復運動ができるように整えることです。
以下に、タイプ別に整え方・回復方法を整理してお伝えします👇
🌱Aタイプ|未熟な男性性が強い人(ストイック・自己否定・思考偏重)
🎯傾向
- 常に「〜しなきゃ」で動く
- 結果や評価がないと自分を認められない
- 感情や弱さを無視・抑圧している
🔧整え方
- 「何を感じてる?」を習慣にする → 例:「今日達成できた。でも本音ではちょっと疲れてたな」
- 「〜しなきゃ」より「〜したい」を選ぶ練習 → 例:「人に頼るのは苦手だけど、実は助けてもらいたい」
- “何もしない自分”に価値を見出すワーク → → ゴロゴロする・休む・笑う…を意識的に肯定する
👉 女性性(感情・自己受容・共感)を丁寧に取り戻すことが鍵
🌸Bタイプ|未熟な女性性が強い人(感情過多・依存・被害意識)
🎯傾向
- 感情に飲み込まれてブレやすい
- 人の言動で自分の価値が上下する
- “自分軸”が薄く、依存や不安が強い
🔧整え方
- 「今私はどうしたい?」を自分に問い直す → 他人基準から、自分の基準に切り替えるトレーニング
- 小さな行動→達成→自信 をループさせる → 例:毎朝10分散歩 → 自分で決めたことをやれた実感
- 感情に名前をつけてノートに書き出す → 曖昧なモヤモヤを「怒り」「不安」「悲しみ」と整理
👉 男性性(決断・行動・境界線)を育てることが安定への近道
🌀Cタイプ|混乱型(両方未成熟)
🎯傾向
- 「どうしたいのか分からない」
- 自分にも他人にも振り回される
- 心がバラバラな感じがする
🔧整え方
- まずは“観察”からはじめる(感情・行動・思考) → 例:「あの時泣いたけど、何が悲しかったんだろう?」
- YES/NOの感覚を練習する → 「本当は嫌だった」「これは心地いい」を区別する
- セルフトークに“味方の声”を増やす → 例:「今の私は混乱してるだけ、ちゃんと整っていける」
👉 “今の私”を丸ごと受け入れるところからリスタート。
男性性と女性性、両方の「育て直し」が必要な時期です。
🌈最後に|どのタイプにも必要なこと
- 【書く】ことで思考と感情を整理する(ジャーナリング)
- 【話す・話せる】人との安全な関係性(安心基地づくり)
- 【学ぶ】ことで「今の自分=終点じゃない」と知ること
◆バランスが整うと、すべての関係が変わり始める
男性性と女性性が整ってくると、
- 必要以上に媚びない
- 自分の意見を伝えながらも相手を尊重できる
- 境界線を保ちながら深い関係を築ける
そんな「しなやかで安定した自分軸」が育ち、人間関係全体が驚くほど楽になります。
◆まとめ
どちらの性質が優れているわけでもありません。
どちらが欠けても、人間関係はうまく回りません。
だからこそ、今の自分のバランスを知ることが第一歩。
不安定さや生きづらさを感じているなら、それは「自分との関係を見直すサイン」かもしれません。