【6月ー実行・定着】〜意思を受け継ぐ〜


🌾6月:ニニギノミコト(邇邇芸命)

テーマ:現実化と地上への着地|形にする行動と決断の月

この月は、あなたの中に宿る想いを、ただの“願い”のままにしておかず、「行動に落とし込む」ことが求められるフェーズ。

目に見える形にしてこそ、天と地は繋がります。頭の中で完結せず、日々の動きの中に“魂の約束”を体現していきましょう。


🌀神格と役割

ニニギノミコトは、天照大神の孫であり、「天孫降臨」により天界から地上(葦原中国)へと降り立ち、日本の統治の礎を築いた神とされます。

天界から託された理想やビジョンを、現実の土地に「根付かせる」役割を持っています。

この神の神格には「実行力」「定着」「秩序の創造」といったエネルギーがあります。

ニニギ(邇邇芸命/ににぎのみこと)は、日本神話における非常に重要な神様で、地上世界への「天孫降臨」を果たした存在です。


  • 父:天照大神の孫
  • 系譜:アマテラスの血を受け継ぐ「天孫」
  • 名前の意味:「瑞々しい稲穂(ににしきいね)」の神聖な意をもつ

🗻主な役割

  1. 天孫降臨の実行者 高天原(神の世界)から地上世界(葦原中国)へ降り立つことで、神の意思を地上に届けた重要な存在です。これが「天孫降臨」であり、地上の統治と繁栄の始まりを象徴しています。
  2. 新たな時代の開拓者 天界のエネルギーを持ち込んだ存在として、地上を神聖な秩序で整えていく役割を担いました。まさに「始まり」や「現実への着地」の象徴。
  3. 人間界への橋渡し ニニギは「神の理(ことわり)を、現実に具現化する」存在。神聖な意志を、具体的な行動・現実の中で実行していく象徴です。
  4. 五穀豊穣・稲の神 稲穂を手に降臨したとされることから、「農耕・豊かさ・収穫」を司る面もあり、「繁栄の基盤」をつくる役割も担っています。

🔑エネルギーの特徴

  • 天界の秩序を現実世界に根づかせる
  • 精神性と現実性をつなぐ「調和の媒体」
  • 内なる使命を形にするスタートエネルギー
  • 「始動」「整地」「組み立て」などの力を持つ

🌱精神的な意味合い

ニニギの登場は、「いよいよ地に足をつけて本気で動く」タイミングを表します。

それは、単に“やってみる”というレベルではなく、覚悟と責任を持って望む未来の現実化に取りかかるということです。

だからこそ、6月は

  • 自分が築いてきたものを現実で「形」にしていく
  • 「言葉」「意図」だけでなく、実際に動く
  • 地上で結果を出すフェーズに突入する6月・ニニギの月にやるとよいことは、「精神性を現実に落とし込むこと」「地上での具体的な実践・着手」にフォーカスすることです。以下に具体的にまとめます。

    ✅1. 言葉ではなく「行動」で示す
    頭で描いたビジョンや祈りを、「実際に手を動かす」ことで形にしていく。
    たとえば、ずっと温めていたプロジェクトに着手する、企画書を書く、SNS発信を開始するなど。


    ✅2. 小さくても「現実に触れる」
    夢や想いが壮大すぎて動けない人ほど、小さな実験でOK。
    商品をつくってみる/誰かに話してみる/資料に落としてみる etc.


    ✅3. 土台を整える
    ニニギは地上を整える役目を担っていた神様。
    身の回りの整理、事務手続き、習慣の見直し、生活リズムの安定など「基盤の調整」が運を引き寄せる。


    ✅4. 地に足をつけるワーク
    神社参拝・裸足で大地を踏む・自然の中での瞑想など、「グラウンディング」が強くサポートされる時期。

    ✅5. 自分の責任で動く意識
    「誰かが決めてくれる」「タイミングが来たら」ではなく、
     自分で覚悟し、自分で舵を切る感覚を持つこと。

    💬補足メッセージ

    この6月は、“天命”を“地命”に変える月とも言えます。
    あなたの魂が願っていることを、誰かが拾ってくれるのを待つのではなく、
    あなた自身の手で、「神聖な企画書」をこの地上で提出するような感覚で取り組んでください。

💌メッセージ

「上ばかり見て迷ってしまうなら、まず一歩、地に足をつけなさい。

理想は、現実の中でこそ咲くことー今日の行動が、明日を変える。」


まとめ:つぶやき

6月をニニギにしたのは、5月は土台を整える月なら、6月はその土台を築き突き進む《行動力》が要になる月だと感じたから。

緑が青々として若い芽が力強く育ったころー

さらに邁進する覚悟をもつ月ーそんな感じがしたので天から降りてきたニニギがいいと思いこの神様にしました。

高い丘から地上を見渡して、どんな風にやっていこうかと俯瞰しつつも覚悟を決め進む

そんなメッセージを込めてー