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「タバコやめたいな・・・」と吸いながら思ってしまう。
罪悪感がありながら吸ってしまう・・「この箱で最後にしょう」と思うのに結局また新しく買ってしまう・・
こんな状態が数年続き意を決して数ヶ月「吸いたい・・」という気持ちを我慢してやっと禁煙に成功✨
でも、その後に太ってしまった!
そんな経験をしている人が陥る心の闇について解説していきます。

これは私が体験した出来事とそこから自分とどう向き合ってきたのかを解説していきます。

不安型タイプがタバコをやめた後に起こる症状

不安型愛着スタイルは、文字通り「不安感が強く」何かに対して過度に依存することで、心のバランスを保とうとします。
でも、それが体に良くないものだと、「分かっていてもやめられない」という現象が起きやすく、それをきっぱりやめるには自分の深層心理まで掘り下げて向き合っていかないと、タバコに代わりになるものに今度は依存しようとしてしまいます。
タバコをやめる時というのは、口寂しくなるものです。
その代替えとして、食べ物を選択する人が多いのではないでしょうか。
また、最近ではシーシャなどの体に害がないものもありますが、常用できない部分があるので実用的ではなく、いつでもどこでも手頃に手に入るのが食べ物なので、つい口寂しくなるたびに何かを口にすることで、今度は食べ物に依存することが多いものです。
また、単にタバコをやめてしまった場合は、自分がなぜタバコのような嗜好品に手を出してしまったのか、根本の問題と向き合っていないので、高確率で他の嗜好品に依存してしまいます。
自分の寂しさを何かに逃げることで、なかったことにしようとする行動をとるのですが、結果的にタバコ以外のもにお金を使ってしまうだけで、以外と根本的な問題は残ったままになってしまっていることが多いものです。
ここからは食べ物(特にお菓子や甘い物)に依存してしまう原因について解説していきます。
「何か食べたいは本音じゃない」

不安型タイプは、未消化の感情や不安に陥りやすく繊細な人が多い傾向があります。
「人に嫌われたくない」「人が離れていくのが怖い」「人に合わせないと嫌われるかも」「相手にどう思われるか不安」
など、さまざまな葛藤を抱えています。
《見捨てられ不安》が強く、これは非常に根深い問題で、自分にとってどうでもいい人にまで気を使う原因になっています。
「どうでもいい相手だから嫌われても問題ない」と頭では分かっていても、《心がザワザワしたり、ギュッと締め付けられるような感覚》になるので、その痛みと向き合うのが苦しい時もあります。
その感情とどう向き合えばいいのか分からない人もいると思います。
普段から孤独感を強く感じているので、その痛みと向き合おうとすると余計にその孤独感を強めてしまうこともあります。
「何か食べたいな」と思った時、それは《不安》《寂しさ》《自己否定》を無意識に感じないようにするための機能になっていて、その身体感覚が「何か食べたい」「甘いものが欲しい」という感情にすり替わっている可能性があります。
これは「無意識の自己否定+未処理の感情」の組み合わせです。
無意識の自己否定は「自分を軽んじる行動」として現れる
無意識に自己否定をしている場合、こんな行動をとることが多いので自分がどんな行動をとっているのかまずは気づくところから始めていきましょう。
◎体に良くないものだと分かっているのに手が伸びる
→どうせ自分は大事に扱わなくてもいいという前提がある
◎食べた後に罪悪感
→またやってしまったと自分を責めて負のループが深まる
◎食べる前に「これは感情かもしれない」と気づけない
→意識が麻痺状態になっていて、本心にアクセスできない
このループは「自分を大事にしていない自分」を証明するための無意識のワナです。
掘り下げをしてみる

無意識で行っている行為な分、「そうかな?」とか文面だけをみても「しっくりこない」かもしれません。
そこで大切なのが掘り下げです。
ノートとペンを用意して、仮定として書いてみる。
「もし、自分のことを大事にしたくないと無意識に思っているならなんで?」
と聞いてみましょう。
または深呼吸をして自分のインナーチャイルドをイメージしながら「自分を大事にしたくない理由があるなら教えて欲しい」と書いてみましょう。
自分の無意識にアクセスしやすくなります。
その他にも質問の例を参考に自分自身に聞いてみましょう。
- 私は今何を避けようとしているの?「食べたい=逃げたい」になっている可能性がある
- これは自分へのケアかそれとも暴力か?と問い直す
- 甘さを感じることでどんな感情を味わいたいのか聞いてみる
- 食べた時に何を思うのか・何を思いたいのかを質問する
※時々自分への質問の仕方を責めるような質問になってしまう人がいます。
とくに今まで自己否定が強かった人は「なんでできないの?」と自分を責めやすいので注意しましょう。
この衝動は自分を守るための行動なので、「なぜそこまでして守ろうとしてくれているのか」を丁寧にインナーチャイルドに聞いてあげてください。
「逃げる」=「悪」と決めつけない

自分を安心させるための行為が自傷行為に近い形で現れることもありますが、実はそれだけあなたが傷ついた自分を必死に守ろうとしている証拠でもあります。
そこまでしてでも《心を守りたい》と頑張っているインナーチャイルドの存在に気づいてあげましょう。
そして「もうそんなことしなくても私は大丈夫だよ」と教えてあげましょう。
幼かったあなたは、そんな風にでしか自分を守る術を知らなかっただけで、今はもう大人になって「自分と向き合うこと」ができるようになったあなたには必要のない戦術であることをインナーチャイルドに伝えあげましょう。
どうしても《お菓子を食べるのがやめらない》のは不安を処理できなくなるのが《怖い》からです。
その気持ちが晴れるまで繰り返し、その自分の弱さを受容してあげましょう。
すると頑なに守ってきた衝動的な甘い物欲がなくなっていってくれます。
まとめ
今回は、不安型愛着スタイルについて解説してきました。
私も数年前に10年吸っていたタバコをやっとやめることができました。
私の場合は、精神論で克服することができないタイプだったので、なんでタバコを吸ってしまったのか原点に遡って記憶の整理をしました。
きっかけは《不安》《憤り》《寂しさ》《悲しみ》からくる自分を癒すための道具としてでした。
離婚したてで、仕事もしていない保育園にも預けていない状態での離別だったので生活すべてに不安がある時期でした。
「妊娠した時はしっかりやめていたのになんでそれができないのか」それをずっと責め続けて10年も経っていました。
いつの間にか無意識に自分を責める癖がついていることにも気づきました。
その罪悪感を感じるたびにまたタバコで気を紛らわせるという負のループが甘い物に置き換わっているだけだと気づいても、そこから克服するのに何年も経っていました。
その間に15キロも増えてしまい、益々自分を好きになれない状態にハマってしまいました。
でも、諦めずに「甘いものを欲しってしまう」自分と苦しみながらも向き合って、ようやく衝動的な甘い物欲は感じなくなっていきました。
人によってはその心の闇と向き合っても克服するのに時間がかかる人もいると思いますが、根気強く向き合い続けることで、その執着ごと手放すことができるようになります。
この記事は、私のようにせっかくタバコをやめたのに、別の問題で苦しむ人のためにこの記事を書きました。
何か参考になれば幸いです。