【離れた方がいい相手】分かっていても執着してしまう訳とは?

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本当は綺麗さっぱり終わりたい…なのに、いざ離れようと思っても、やっぱり寂しくなってしまい、いつも以上に彼に会いたい気持ちが強くなってしまう…。

会いたい気持ちと、本当は離れた方がいい気持ちが両方心にあって、自分の本当の気持ちが分からない…。

など、恋愛をしていると、なぜか矛盾した感情を持ってしまうこともありますよね。

そこで今回は、離れたいのに離れられないのはなぜなのか解説すると同時に、そんな感情から解放される為のワークを解説していきます。

 

離れた方がいいと分かっていてもできない心理とは?

理性的な自分は『もう終わりにしたい』と思っている。

感情的な自分は『でも好きだから…』と言っていて、どっちが本当の自分なのか分からない。

でも、最終的に勝るのは、感情的な『でも好だから…会いたい・別れたくない』だと思います。

その出した答えを正当化する為に、いろんな言い訳が脳内を埋めると思います。

それが《執着心》に繋がっています。

言い訳をすればするほどに、その答えが正しいと言うことの証拠集めをするので、余計にそう思いたいという気持ちが強くなっていきます。

その結果、理性では違和感を感じながらも『これでいいんだ!だって〇〇だから…』と自分を説得させようとするので、益々、心と理性のバランスが悪くなっていきます。

なぜ、そんな心理になってしまうのでしょうか?

  • 今まで彼に費やした時間が勿体無いと感じている
  • まだ、彼に愛されているという証拠を探している
  • 自分の体の一部(ライフスタイル)を失うような感覚になる
  • 彼と離れたら自分には味方になってくれる人がいないと感じる
  • また最初から出会いを探すのが怖い
  • 自分の全部を知っていて、理解して受け入れてくれたのは彼だけだと思っている

この項目に幾つ当てはまりましたか?

こんな思い込みが強いほど、相手が好きなのではなく、自分を肯定してくれる存在を失いたくないと思う気持ちが強い傾向があります。

彼を失うことは自分の一部をなくすような感覚になる

人は誰でも、今まで一緒にいて、当たり前になっていた人がいなくなるというのは、程度の差はありますが、自分の一部を失くしたような感覚になります。

依存性が強いタイプや愛着スタイルが不安型タイプの場合は、特にその痛みを強く感じてしまいます。

心が引き裂かれるような痛みを伴うこともあります。

ですが、それは、今感じている感覚のように思っていますが、実は幼い頃の深い傷が原因で起きていることがあります。

  • 親の離婚で大好きな父親と離れることになった
  • 親と一緒に住めなくなって祖父母に預けられた
  • 大好きだった人にフラれた
  • 好きだった人に傷つけられた過去がある
  • 他に好きな人ができたと言われてフラれた

など、一見今起きていることとは関係のない、別の過去の傷が原因で、彼に執着していることもあります。

共通しているのは、《愛されている確証が欲しい》ということです。

ヨリを戻していなくても、まだ一緒にいるという人も、彼といることで、自分の存在価値を確認していることもあります。

完全に離れてしまうと、自分が孤独になることを恐れている可能性があります。

なので、付き合う価値は感じないけど、でも1人にもなりたくないという場合、中々完全に断ち切ることができなくなってしまいます。

なぜ?執着してしまうのか?

答えは『自分で自分を満たすことができていないから相手に求めてしまう』ことが原因です。

自分1人で日々に満足できる生活が送れていると、相手に求めることがなくなっていきます。

ただ、《好きな人の顔や笑顔がみたい》という純粋な恋愛感情だけになっていきますが、自分で自分を満たすことができていないと、相手に愛情を求めているので、会いたいと思う理由は《寂しいから・満たされないから》という感情になっています。

自分の満たされない感情の処理を外に求めてしまう状態になっています。

その状態を《私は彼が好き》だと勘違いしている場合がほとんどです。

ここからは、自分で満たすことができない人の特徴とはどんな人なのか解説していきます。

恋愛意外で夢中になれるものがない

仕事はそれなりに充実している人でも、ライフスタイルが自分の本音と一致していないと、恋愛を拗らせやすいので、注意が必要です。

例えば、仕事と恋愛意外で、他に夢中になる趣味や、自分を楽しませることをしていない場合です。

◎1人で楽しめる趣味、やたりたいこと・ワクワクすることなどいくつありますか?

◎その趣味のための時間を週にどれくらい時間を設けていますか?

◎一日のうち自分1人の時間を何時間設けていますか?

◎一日のうち何時間自分を労わる時間を設けていますか?(マッサージ・湯船に浸かる・ストレッチ・瞑想・ネイルケア・ヘアケア・読書・日記を書く・ペットと遊ぶ)など

相手に執着しやすい人ほど、自分を労わる時間を一日に数時間もとれていない人がほとんどです。

スマホばっかり見ていたり、他の人のSNSを見て自分に意識を向けていない傾向があります。

不幸に慣れている

相手に大切にされていないのに、離れられない人は、口では『苦しい』と言っていても、実はその苦しい気持ちがあることに逆に安心感があるから、自らその感情に浸っているということもあります。

今まで、大切に扱われきた経験があまりない場合に、この状態になることがあります。

潜在意識の中で『どうせ自分は愛されない』と思っていると、その現実を引き寄せてしまいます。

その現象が起こると『ほらやっぱり私は…幸せになれない』とその信念を強固にしていってしまいます。

不幸の中にいる方が逆に不安定な感情になるから、それが心地いい・安心できる状態になっています。

執着を手放す方法と自分らしく生きるコツ

執着をしないコツは、寂しさを悪いものとしないことです。

人は、人間らしい4つの感情の喜怒哀楽の(怒りと悲しみ)は良くないものだと感じて、それを排除しようとするか、埋めたり、なかったことにしようとしてしまいがちです。

それは、余計に執着心を強くするので、寂しい・孤独・悲しいという気持ちも、喜びと同じくらい感じ切ってください。

ジャッチはせず『悲しいよね…辛いよね』とその感情に寄り添うだけで、今感じている感情は昇華されていきます。

辛い気持ちを手放したいなら、今の感情を紙に書き出してみて下さい。

実際に感じている、心の痛みを言語化することで、やがて気持ちが楽になっていきます。

気持ちが落ち着いてきたら瞑想するのがオススメです。

悲しみがなくなったら、次は、本当はどうしたいのか?どういうふうに過ごしていたら自分は幸せだと感じるのか?をリストアップしていきましょう。

できる・できないに制限をかけずに、沢山書き出してみましょう。

例えば↓↓

  • 推しのライブに行きたい
  • インスタで見たあの景色のいいカッフェに行きたい
  • 日帰りで帰ってこれる温泉に行きたい
  • ちょっと高いけど、あのインテリアが欲しい
  • 岩盤浴行きたい
  • エステでマッサージしたい
  • 家のことや仕事のことを一切考えずに、ぼーっとしていたい(眠りたい)

など、思いついたことをとにかく沢山書いてみましょう!

できれば自分1人でできる楽しみを沢山見つけていくのがオススメです。

初めは1ヶ月に一回だけその願いを叶える日を設けて実行してみる。

慣れてきたら回数を増やしていく、そして、その経験を通して自分は何を感じたのか?

ワクワクしたのか・楽しいと思ったのか・感動した・心が軽くなったなど、生の感情を観察してみましょう‼︎

その癖ををつけることで、自分が何に幸せを感じる、何が不快なのか理解することができるようになっていきます。

気づけば自分の心と行動が一致していくのを体感で感じるようになります。

簡単には、執着心や恋愛感情・喪失感は消えなくても、その辛い感情もあなたの大事な一部なので、否定せずに受け止めていきましょう。

執着している恋愛について詳しく知りたい方はこちらの本がオススメです↓↓
 
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