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時々ふとした瞬間に急に訳もなく寂しくなったり、人恋しくなってしまったり、『自分何やってんだろう』と今自分のしている仕事や趣味や人間関係を、ふと疑問に思ったりすることありますよね。
『本当にこれでいいの?』とか、自分で始めたことなのに、やっていくうちに『これじゃないかもしれない』となんとなく感じているけど、でもどうしたいかが分からない、など本心が分からなくなってしまう時もあると思います。
人は自分が選んでいる選択肢だと思っていますが、自分の本音を無視して【選ばされた】としたらその原因を突き止めないとずっと同じことの繰り返しになってしまいます。
この記事では、潜在意識がもたらす弊害と書き換え方を解説していきます。
無意識の【思考の癖】に気づくだけで、本当の自分らしさを手に入れることができます。
本当の自分に戻るとは?
本当の自分に戻るとは、魂の声に従って生きていくということです。
人は『自分はこういう人間だ』と勘違いして生きている人が多く、その偽りの自分を作った原因は過去のあなたがいた環境に大きく影響を受けています。
勘違いをしたまま生きていると、どこにいても《空虚感や物足りなさ、居場所と思える場所がない》など何かかが欠けているような感覚になってしまいます。
沢山の人がいるのに、誰とも繋がっていない都会の孤独のような感覚に似ています。
なぜ偽りの自分が出来上がってしまったのでしょうか?
主に3つの原因があります。
- 子供時代の経験
- 周りの人からの評価
- 他人との比較
一つずつ解説していきます。
子供時代が今の自分を作っている
幼い頃は両親に守られて、温かく、安心できて、どんな自分も受け入れてくれるそんな居場所が必要です。
ですが、親が未成熟で精神が不安定な場合、子供が安心して、安らぐ居場所ではなくなり、落ち着きのない張り詰めた緊張感の中、親の顔色を伺いながら生活せざるをおえなくなってしまいます。
そんな家庭で育った子供は、自分の殻にこもって人との距離をとってしまう【回避型タイプ】
親に見捨てられるんじゃないかと恐れてしまう【不安型タイプ】になってしまう傾向があります。
安心して受け入れてくれる、受け皿になるはずの家庭が不安定だと、自己価値感(自分には価値があるという感覚)が低くなり、後に人間関係を形成していく上で、悪影響を及ぼしてしまいます。
例えば、話しをしている相手が、自分のことを好ましく思っているのか、常に懐疑的な視点で見てしてしまう傾向があります。
話しをしている相手が、自分のことを好意的に見ている場合【味方】で、あまり関心がない又は、冷たい態度だと【敵】と判断してしまい、敵だと感じた相手には防衛本能が働いてしまい、攻撃的になってしまうか、早急に距離を取ろうとします。
自分には価値があると確信できないので、人に対しても疑り深くなってしまい人間関係を上手く築くことが出来なくなってしまいます。
機能不全家族で育った子供は、基本的信頼感が育まれなかったため、自分自身の中にしっかりとした心の支えがないのです。
その代わりに、他者から愛情や安心感を与えてもらおうとしてしまいます。
コミニティーや恋人や同僚や友人に心のよりどころを求めて依存や執着をしてしまいます。
ですが、仲間や恋人から得られる安心感は一時的なものなので、繰り返し不安や寂しさに襲われてしまいます。
『自分自身の心の中によりどころがない人は、外の世界へそれを求めにいっても満たされることはない』ということを知らずに、気を紛らわそうと、あれこれ行動してみるも、一時的なものにしかならず、それをずっと繰り返してしまいます。
周りの人からの評価
人は他者からの評価で自分自身を作り上げてしまうことがあります。
『あなたってこういうタイプだよね』と言われたことが、何故か心に残ってしまい、無意識にそのような行動をとっていくうちに、本当にそうなっていくという現象が起こってしまうことがあります。
心理学では相手を勝手に決めつけて評価することを【ラベリング】といい、自分ではそう思っていなかった場合、矛盾を感じてしまい、実際にそうなるように行動してしまうことを【認知的不協和】といいます。
例えば、自分では男っぽいという感覚はなかったのに『男勝りだな』と何気ない一言をいわれたせいで、益々そうなるように無意識に行動していってしまい気づけば、そういうスタイルが自分だと勘違いをしてしまうケースです。
ですが、本音では女の子らしく、可愛い小物やファッションをしたいという気持ちがあっても、『似合わない』または『らしくない』や『こっちが似合ってる』など言われたりした場合、そういう自分を毛嫌いしてしまい、自分の本心を隠して、周りが思っている自分に合わせようとしてしまいます。
周りに合わせた自分を作り上げて、それが賞賛されたり、褒められたりしても、心からの満足感はなく、どこか満たされない気持ちを抱えてたままになってしまいます。
心の中で『本当の自分なんて誰も見てくれていない』と感じています。
ですが、周りではなく『あなた自身が自分を見ていない』だけなんです。
他人との比較
幼い頃に、親から兄弟や他の子供と比べられてきた人は、無意識のうちに自分自身を否定し、常に自分の周りにいる誰かと比べてしまい、『◯◯さんはこれができるのに自分はできないからダメなんだ』とか『あの人はあれを持っているけど自分は持っていない』など人と比べてしまい、ありのままの自分を認めることができません。
幼い頃からの生活環境は今現在も強く影響を及ぼしている可能性があります。
社会人になり親元を離れた今でも、心の中に棲みついている《インナーマザー》があなたを批判し続けているのかもしれません。
《インナーマザー》とは、幼少期母親が叱っていた感覚を叱られなくなった後に自分自身で作りあげてしまった『母亡き後の母』です。
分かりやすくいうと、親が叱らなくなった後に、自分の心の内側に叱りつける母親を自らが作りだして怒っている状態です。
その影響で、他人と比較され続けた結果、【足りない】ことにばかり意識が向いてしまい、【持っている】ものに目を向けていないので、どんなに成果や目標を達成しても、心は満たされることなく、手に入れても、次の欲望に駆り立てられて、いつまでも充足感を味わうことができずに、常に何かに渇望してしまいます。
自分の夢を叶えても、嬉しさは束の間の達成感しかなく、次の目標が見つからない間は、何をしていいのか分からなくなってしまい、無力感に襲われてしまいます。
これは、母親が悪いということを言いたいのではなく、自分の中に自分自身にダメ出しをしている《インナーマザー》の存在に気づき、潜在意識から顕在意識にあげていき、『なぜそう思っているのか?』を紙に書いて可視化していくことで、《インナーマザー》があなたを責めることはなくなっていきます。
例えば、『もっとしっかりしなきゃ』と自分に対して、劣等感をもっていたとしたら、《なぜそう思ったの?》と自分に聞いてみて下さい。
『長女なんだからしっかりしなさい』と昔母親に怒られてしまったことがあるのかもしれません。
その言葉が呪いのような呪文になって、あなたにずっと『もっとしっかりしなさい』と叱り続けていることもあります。
そういう無意識のうちに作りあげた《親に叱られている私》という思考の癖に気づいて、手放していくと、心が楽になる感覚があると思います。
多くの人が過去の信念に基づいて行動している
良くも悪くも人は育った環境に影響されて大人になります。
幼少期に過酷な環境にいた場合、そこで培ったサバイバルスキルを無意識のうちに今だに使って生活している人が多く、その戦略は大人になった今、逆に自分たちの首を締め付けている可能性があります。
特にAC【アダルトチルドレン】と言われる人々は、高い確率で幼い頃の家庭環境を再現してしまいます。
例えば、アルコール依存症で暴力を振るう父親と、それに依存している母親の元で育った場合、その子供は《自分を傷つける相手》を選んでしまいます。
悲しい過去のはずなのに実際には、潜在意識はこの《苦しい状態》に慣れているので、無意識のうちに『私を傷つけてくれる人』を選んでしまうのです。
また、機能不全家族で育った男性でも、父親と全く同じことをしてしまう傾向があります。
父親が母親を邪険に扱ったり、暴力や家政婦のような扱いをしている家庭だと、それが【普通】だと思ってしまい、自分が家庭を持った時も、同じように女性を扱ってしまう傾向があります。
では、どしたら健全な人間関係を保てるようになるのか解説していきます。
自分の中の闇の信念に気づく
生きづらさの根源は、過去に自分で確立した信念が原因になっている場合が多く、そのほとんどが無意識の状態なので、中々気づきにくい部分ではあります。
そこで大切なのが、過去の悲しみと向き合うということです。
悲しい出来事が起きた(親に抱っこして欲しかった)→ 起こった出来事に対して感じた感情(怒りや悲しみ)→ 信念(やっぱり自分は愛されていない)→自分の殻にこもる(人と密接な関係になるのを恐れる) →行動(傷つくのが怖いから、人と一定の距離を保とうとする)
こんな風に、起きた出来事に対して、感じた感情がやがて信念になってしまい、その思考が無意識に働いてしまうので、愛されていないことを証明しょうと行動してしまいます。
これは一種の自己防衛本能であり、そうすることで過酷な幼少期を乗り越えてきた、その人なりの【サバイバルスキル】です。
そうやってしか、自分の心を守ることができなかったので、仕方のないことですが、今はもう大人になっているので、そうやって自分自身を守らなくても大丈夫だということを自分に言い聞かせてあげることが大切です。
ここからはイメージワークになっていきます。
今現在の自分が、あの辛かった過去を体験している時の自分を見つめます。
幼なかった頃のあなたは、悲しみを我慢して気丈に振る舞っていますが、本当は悲しくて泣き叫びたい気持ちでいっぱいです。
そんな幼い頃の自分を、今大人になった、あなたがそっと抱きしめてあげて『辛かったね、本当はお母さんに抱っこして欲しかったよね』と優しく語りかけて、感情を認めてあげましょう。
そうすることで、未消化の感情が昇華されていき、自分の闇の信念の呪縛から解き放たれていきます。
一連の流れは紙に書き出して可視化していくことが大切です。
自分の未消化の感情が解消される瞬間、涙が溢れてくると思いますが、思いっきり悲しみを感じて昇華させていきましょう。
自分の本当の姿を捉える
感情を昇華する作業は一回ではなく、その都度、嫌な過去の残像が現れたら、繰り返し感情を吐き出していく癖を身につけることで、傷ついて、うずくまっていた、あなたの《インナーチャイルド》が癒されていきます。
インナーチャイルドとは【内なる子供】のことを意味していて、幼い頃に傷を負った自分自身のことを言います。
癒されなかった感情は、ずっと心に残り続けていて、例え、その出来事自体は忘れていても、その時感じた、《悲しみや苦しみ》はあなたが気づいてくれるのをずっと待っています。
昔、誰かに言われた一言がきっかけで、自分の気持ちは無視して、違う誰かになろうと必死に生きてきた場合、何をしても、どこか心が完全に満たされないような感覚があります。
その場合、インナーチャイルドがまだ癒されていないので、感情を昇華していくワークを繰り返しやっていくことをオススメします。
それを繰り返しやっていくことで、本当の自分の姿を捉えることができるようになり、認められるために頑張ってきた、プライドの高い自分を脱ぎ捨てることができるようになります。
できない自分や、以外な所で心の弱さが出てきても、『今凄く傷ついたね。ちょっと寂しかったね』と瞬時に自分に声をかけてあげることができるようになるので、新しくトラウマや心の傷になる出来事を事前に予防できるようにもなります。
また、自分は何に反応してしまうのか?どんなことがあったら自己防衛本能がでてしまうのか、その原体験《自己防衛本能を使うきっかけになった体験のこと》はなんだったのかを、深掘りができるようになると、【自分はこういう所で傷つくんだな】という気づきを得ることができます。
《気づく》ことで、自己防衛本能が発動するのを止めることができ、悲しさはあっても別の視点で物事を捉えることができるようになります。
例えば、お母さんに嫌なことがあってそれを報告したけど、『長女なんだからしっかりしなさい』と叱られてしまい、自分の悲しかった感情は認めてもらえず、悲しみを我慢せざるを得なかった過去があったとして、そんな傷ついた心を隠して、他の兄弟の面倒を見ていた場合↓↓
【自分の気持ちを見せたらダメ】だという信念ができ、弱さを見せることは恥ずかしいことなんだと、解釈してしまい、自分の心の弱さが出てきそうな時に、自己防衛本能の【なんでもないフリをして、笑顔を絶やさない自分】で傷ついた自分を守ろうとしてしまいます。
これが、その人のサバイバルスキルになっていき、《弱音を吐けない人》になっていきます。
原体験を見つけ、自分がそうしなきゃ生きて来れなかった過去を掘り起こし、その時のインナーチャイルドに声をかけていくと、自己防衛本能は解除されていき、素直に表現できる自分になっていくことができます。
心の鎧が取れた瞬間から本当の自分が現れてきます。
感情を癒すことが出来たらポジティブな信念を見つける
これまでは、生き残るために必死になって自分の心を守ってきましたが、これからはその必要がありません。
なので、自己防衛本能に気づいたら『もうそうしなしても大丈夫だよ。今まで守ってくれてありがとう』と自分に語りかけて手放していきましょう。
最初のうちは、気づいて手放していこうと思っても、潜在意識が強力に作用しているので、中々思考のクセは外れないと思います。
ですが大切なのは『気づいた』ということです。
自分を苦しめている思考のクセに気づくことが、生きづらさを解消していける鍵になっています。
気づくことで、以前とは違う角度で自分を客観的に見ることができるようになり、自分の本当の気持ちが徐々に表に顔を出すようになってきます。
そうなった時に、今までの思考と本当の自分の気持ちがぶつかりあって、混乱してしまうこともあると思います。
例えば、今までの人間関係が急に居心地が悪くなって、話しが合わなくなったり、気分が乗らないなど、なんとなくしっくりこない《違和感》があったとしたら、【魂の本音は、もうこの人達と合わないから離れたい】と思っています。
ですが、今までの自分の思考が引き止めようと沢山の理由をつけてきます。
『でも急に離れたら気まずくなるし』とか『なんかあった時助けてもらえなくなるかも』とか『嫌われたくない』など、あなたが苦しむであろう状況を想像させて、何かしらの理由で新しい価値観を否定してきます。
そんな時に、どの自分が本当なのか混乱してしまうと思いますが、大切なのは新しい信念を持つことです。
これまで自分はこういう風な生き方をして苦しかったけど、今日からはこんな自分でいたいと宣言するのです。
そして、その都度起きてくる問題が、揺り戻し現象(好転反応)です。
スピリチュアル界で言うと【お試し】がきます。
『本当に変わりますか?』というステージが変わるための選択肢を与えられているようなイメージです。
前の思考の癖が抜けないうちは【お試し】が何度もきます。
しっかりと新しい自分の信念を持つと、決断する時に《胸がキュッと締め付けられる》ような心苦しくなる場合もありますが、でもその決断が正しいことが、なんとなく《分かる》という感覚が心にあります。
何度も乗り越えていくうちに、軽々と決断できるようになっていくので、最初は苦しくなると思いますが、成長痛だと思って、本当の自分の気持ちで生きていきましょう。
新しい信念の見つけ方は詳しくはこちらの記事をお読み下さい↓↓
人間関係が教えてくれるあなたの闇の信念に気づく
人は誰でも好き嫌いがあり、どうしても合わない人や、生理的に受け付けないと思ってしまう人もいます。
そんな場合は、無理して人付き合いをするのでなく、可能な限り距離を置いて接しいくことでストレスがなくなっていきます。
ですが、人間関係でつまづく人は総じて、自分自身とうまく付き合えていないケースがほとんどです。
《なぜ、いつもこの人にイライラするのか》 《なんでこの人はそういう考え方なんだ》《近づかないで欲しい》
など、嫌な感情にさせてくる人っていますよね。
でもそれは、自分の中にいるそんな自分を認めたくない場合に、心が反応しているんです。
これを《鏡の法則》といいます。
今目の前にいる人は、自分で、こんな自分は嫌だと認めたくない部分を写しだしてくれている鏡そのものです。
その人物が嫌であればあるほど、自分に似ているので、益々直視したくないと思ってしまいます。
ですが、早くこの人との関係を切りたいと思っているのであれば、《認めて許す》ことが大切です。
許せないと思ってしまう気持ちが強い場合は、一旦はその許せない感情を置いて、別の視点で考えてみることをオススメします。
その人の行動の何がイラつくのかを感情が収まるまで書いてみると、本音が見えてくるようになります。
また、どこにいっても人間関係がうまくいかない場合は、自分の信念が間違った捉え方をしているから問題が起きている可能性があります。
例えば、パートナーは仕事が忙しく毎日バタバタしていて、あなたの誕生日を当日まで忘れていて、家に帰る直前に気づいてしまい、慌てて近くのコンビニでケーキを買ってきた場合。
あなたはどう感じますか?
ある間違った考えに囚われている人だった場合↓↓
私のことなんてどうでもいいと思っているんだ…
と解釈してしまい、せっかく時間がない中、それでもなんとか気持ちを形にしようと思った恋人の気持ちを汲んであげられなくて、悲しい結末になるケースがあります。
『私は大切にされない』という思い込みがある場合、このような解釈をしてしまうことがあります。
人間関係ではこうした認識のズレが度々起こっています。
上司の『もっとこうした方がいい』という仕事の内容の指摘だったとしても、人格を否定されたような気分になる人もいます。
これも認識のズレで傷つかなくてもいい場面で勝手に傷ついています。
それが長く続いてしまうと、対人関係が怖くなってしまい、人と適切な関係を築くことができなくなってしまいます。
人間関係がうまくいかないと思う場合は、間違った捉え方をしていないか考える必要があります。
上記のパートナーがケーキを買ってきてくれたのに、愛されていないと勘違いしたケースで考えていくと、幼い頃に似たような感情になってしまったことがあると思います。
例えば、親が授業参観に来てくれなかった。
大雨で嵐が来そうな時に、みんなは親が迎えに来てくれるのに、自分の親は仕事が忙しくて来てくれなくて、ずぶ濡れで帰った。
お母さんに自分の作ったものを見て欲しかったのに、見てくれなかった
など、今となってはそんな些細なことでも、幼い子供にとっては傷ついてしまう出来事です。
そんな悲しい経験をした時に《自分は大切にされていない》と間違った解釈をしてしまった場合、似たような状況になった場合、原体験の悲しい感情が再現されてしまい、自分の心を守るために自己防衛本能が発動してしまいます。
人間関係がうまくいっていないなと感じる時は、間違った捉え方を正すチャンスでもあるので、うまくいかない時ほど自分自身の内側に目を向けていきましょう。
人生を楽しめるようになるには?
自分をずっと責め続けている間違った信念を抱いたままでいると、その声はいつも『まだ、足りない』『まだ、充分ではない』といつも強迫するかのように、自分自身に負荷をかけてきます。
完璧主義な人がこの状態に陥りやすい傾向がありますが、AC(アダルトチルドレン)もこの傾向が強く出てしまいます。
どんなに成果や結果を出しても、『まだまだこんなものじゃないでしょ』と私たちを急かしてきます。
過去の影響を強く受けている人は、人生を楽しむことにためらいを感じています。
そのせいで、仕事や自分がやらないといけない事に全力を向けすぎて、それが全部終わったらゆっくり休もうと思っていますが、気づけばまた、ほかのタスクが残っていて、それを片づけるというサイクルにハマってしまい、中々自分に休息の時間を与えてあげられない状態が続いてしまいます。
時間に余裕がなくなると、生きている喜びを感じずらくなり、常に何かに追われているような、緊迫感で日常を過ごしていくうちに、五感で感じることができなくなり、生活のほとんどが作業になってしまい、幸せと感じる瞬間がなくなっていきます。
最近では忙しいことが、日々が充実している証拠だと勘違いしてしいる人が多くいますが、その逆で、時間に余裕のある人が本当の充足感を得られている人です。
本当の自分で生きていくためには、1日の中に何時間かゆっくりできる余白が必要です。
1番いいのが早起きして、軽く身体を動かしたり、朝、家の空気の入れ替えをする時に、思いっきり空気を吸い込んで、入ってくる匂いを感じるように意識してみたり、起きた直後は思考がリセットされているので、五感で空気を感じる練習をするのに1番いいタイミングです。
心が安らぎ高揚感に包まれると、普段は左脳優位の論理的思考が優先されている人も、右脳が活発になり、心の声が聞きやすくなっていきます。
どんなに忙しい人でも朝の1分だけでもいいので、五感で感じる意識をもってみましょう。
余裕があれば、空を見上げて、今日の空模様はどんな感じなのか確認してみましょう。
五感で感じる練習をしていくと、魂が望んでいる生き方が次第に見えてくるようになります。
そして、魂の声に従って生きていくと、ビックリするぐらい物事がスムーズに進んでいき、生きやすくなっていきます。
重たい荷物を減らして身軽になる意識を持つことで、今まで見えてこなかった新しい世界観で物事が見えるようになっていきます。
そんな身軽に生きる生き方法を教えてくれる著書を紹介します。
まとめ
どんな悩みも元を辿れば自分の捉え方に起因することがよくあります。
物事がうまく進まなかったり、頑張っているのに中々成果がでない時、何かが間違っているサインかもしれません。
そんな時は、同じ道に進んでいる人の本や動画や先輩方に聞いてみるのもオススメです。
ちょっと工夫するだけで思ってる以上の成果がでることもあります。
また、自分のやりたいことが見つからない時にオススメなのが、書店に行って気になる本を立ち読みするということです。
今あなたに必要な言葉がきっと見つかるかもしれません。