なぜ、仕事が続かないの?─何をしても「なんか違う」と感じてしまうあなたへ


やってみたけど「なんか違う」。

続けてみても「これじゃない」。

気づけば転職を繰り返していたり、副業に手を出してみてもモチベーションが湧かず…

「自分は何がしたいのか分からない」

「何をしてもうまくいかない」

そんな風に、仕事における軸が定まらず、ずっとフラフラしている感覚に陥っていませんか?

実はこれ、“やりたいことが見つからない”のが原因ではないのです。

本当の原因は《自分の内側の問いに出会えていないこと》にあります。


問いを見つけられない本当の理由

「私には何ができるんだろう」

「私にしかできないことってなんだろう」

この問いが出てくるのは、実は意識のレベルが一定以上に上がってきた証でもあります。

でも、いくら頭で考えても、「これだ」という感覚がつかめない…。

その背景には、多くの場合《内側の自己否定》《未統合の感情》《インナーチャイルドの傷》が影響しています。

なぜ?グルグル思考が止まらないのか〜スピリチュアルな視点でみるとこうなる〜

それはあなたの「魂」が、すでに違和感に気づいているからです。

今いる場所、取り組んでいる仕事、人間関係——。

魂はすでに「ここは違う」と知っているのです。

でも同時に、あなたの精神(マインド)やエネルギーレベルが、まだその答えを受け取れる段階に整っていないため、「じゃあどうすればいいの?」という問いに答えが出せず、思考だけが空回りする。

その違和感の正体を見つけるためには、内観力が鍵になってきます。

🔮 思考がグルグルする時のスピリチュアルな可能性

① 魂の成長フェーズが変わる「変容前の揺れ」

例えるなら、蝶になる前の蛹。

古い自分を脱ぎ捨てる直前の“混乱”です。

不安や焦りは、実は「変化の兆し」なのです。

② ハイヤーセルフとの統合の入口


頭で考えてるようでいて、実は「内なる自分」からのメッセージを受け取り始めている最中かもしれません。

違和感やざわつきの中にこそ、未来の自分が隠れています。

③ 古い信念(エゴ)が抵抗している


「ちゃんとしなきゃ」「人に迷惑をかけちゃダメ」という思考が強い時は、エゴが必死に現状を守ろうとしているサインです。

でもそれは、本当の自分を生きる妨げになってしまうことも。

④ 実は“自分以外の思考”を受け取っている


感受性が高い人ほど、他人の不安や期待、社会全体の焦りを自分のもののように感じてしまいます。

静かな場所に身を置いてみることで「これは本当に自分の感情なのか?」を見極めることが大切です。


◉ 自分の内なる声に耳を傾ける

穴を覗く少年

たとえば、子供の頃に大人から、失敗はしたり自分のやりたいことをやって怒られた記憶が多い人は、無意識のうちに何かに挑戦しようとするたびに「また失敗するかも」「期待に応えられないかも」と無意識のストッパーが作動します。

これが《無意識の恐れと自己否定》です。

その結果、自分に向き合うことを避け、“問い”を持つことすら怖くなり、表面的な正解探しだけに終始してしまいます。

みんなの当たり前を自分に当てはめてしまおうとするから苦しくなってしまんです。

「今のままじゃダメだけど、でも、何をしていいか分からない」

その裏には、「私はちゃんとできる人間じゃない」・「本当にやりたいことをやってはいけない」

という根深い自己否定が眠っているのです。


自分と統合できていない状態とは?

統合されていないとは、

  • 本音にフタをしている  〇〇しなきゃいけないと思考優先で物事を考えてしまう
  • 感情を味わいきれていない  昔の辛かった記憶をなかったことにしている・みないようにしている
  • 過去の傷を置き去りにしている → トラウマや傷ついた感情をそのまま放置している

といった状態のことです。

このような状態にあると、どれだけ“夢を見つけたい”と願っても、心のどこかでブレーキがかかります。

そして、直感では「これは違う」と感じいるのに、「でもやめてどうする?」と思考がグルグルしてしまいます。

結局「なんか違う」と思うから、どんな仕事にも本気になれず、深く関わることを避けてしまうのです。

ここからは、そんな人が自分の気持ちを見つけるためにやるといいことを紹介していきます。

✅ まずやるべきことTOP3


① 感情をジャッジせずに書き出す(感情リスト)

→ 例:「不安」「焦り」「モヤモヤ」「怒り」「悲しみ」「虚しさ」など。

思考より先に感情があるので、思考を止めようとせず「その思考が生まれている土台の感情」に気づくことが先です。

どんなことに不快に思っているのか書き出してみる。

例えば、朝早くから通勤するのが嫌!「渋滞・満員電車に乗るのが苦痛」=(もっとゆとりをもって快適に出勤したいのかもしれない)ってことに、まずは気づくこと


② 「私は本当は何が怖いのか?」と問いかけてみる

→ 表面上の出来事に思考が張り付いているときほど、「恐れ」や「無力感」が奥に眠っていることが多いです。

本音を出すことで起こりそうなことを書き出してみる

例えば、上司に怒られそう・家族に反対されるかも・親に怒られる・違うことすることで失敗したら誰も責任とってくれないなど、自分が今恐れて動けないでいる原因となる感情を洗い出してください。


③ 頭の中で思っていることをぜんぶ紙に書き出す(ブレインダンプ)

→ 正しさや整理より「ありのまま」を優先して。「くだらない」と思っていることに本質が眠っていることもあります。

💡ポイント:


「考えすぎている自分を責めないこと」。

思考がグルグルしているのは、未処理の感情が出口を探しているサイン。ちゃんと内側がサインを送ってくれているということだから、それは進化の準備段階なんです。


統合が始まると何が変わるの?

自分の感情を一つずつ受け入れ、

過去の傷を癒し、“怖がっていた自分”と手をつなぐことができた時、私たちは初めて《心からの問い》を見つけることができます。

その問いは、誰かのマネではなく、誰かに与えられた正解でもなく、《自分の人生の奥から湧いてくる問い》です。

「私は何のために生きているのか?」

「この世界に私が存在する意味は?」

そんな深い問いに触れたとき、仕事や活動の選び方が“根本から”変わっていきます。


自分が変わると、世界が変わる

だからこそ、いきなり答えを探そうとしなくていいんです。

まずは《本当の問い》を見つけること。

そのために、

  • 今の仕事をやめる必要もないし、
  • 無理に何かを始める必要もない。

大切なのは、

🔸「私、なぜフラフラしてしまうんだろう?」

🔸「なんでこんなに“これじゃない”って思うんだろう?」

そうやって、自分の本音に問いかけてみることです。

あなたの中に“まだ出会っていない答え”があるだけ。

そして、その答えに出会うためには、自分の感情を丁寧に見つめ、傷ついてきた「過去の私」と手を取り合うこと。

その過程そのものが“自己統合”であり、問いを見つける力、人生を再創造する力の《本質》です。

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