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好きな人を前にすると、いつもの自分ではいられなくなってしまい《借りてきた猫》のように大人しくなってしまう人や、好きだとアピールできずに、片思いのままで終わってしまうことが多い人など、素直になれなくて、恋愛で後悔することが多い人もいると思います。
そんな人の特徴と心理的要因を紹介していきます。
好きな人に素直になれない心理的要因とは?
好きな人に素直になれない1番の原因は《傷つくことを恐れている》ことからきています。
そのキッカケになった出来事は過去にあり、一種の自己防衛策として、素直に言えなくなっている場合がほとんどです。
過去に傷ついた経験がある
素直になれない原因は《傷つきたくない》気持ちと《傷ついた感情》が重なりあっています。
・周りに冷やかされたことがある
クラスメイトに好きな人のことがバレてしまい、そこからその事で、いじられたり、からかわれた経験があって、素直になるのが怖くなってしまった。
・好きなことが本人に伝わってしまい相手にけなされた
人伝えで本人に好きなことがバレてしまい、自分のことをけなしているのを聞いてしまったなど。
・遠回しに好意があること伝えたら、別で好きな人がいた
『今度どっか行かない?』と提案したら『◯◯が来るなら行こうかな』と別の人の名前が出てきて、好きなのは自分じゃないことを悟ったなど
一見、若かりし頃の苦い思い出として感じるものもありますが、傷つく回数が多くなってしまうと自己評価が下がってしまうこともあります。
良いことと悪い出来事が、同じくらいバランスが取れていればいいのですが、幼少期から学生時代は暗黒時代だと思っていて悪いことが多いと感じている人は、過去の傷が癒えていないこともあります。
幼い頃から傷つくことが多かった場合は、一つ一つは小さい出来事でも、積み重なっていくと、それが気づけば『信念』に変わってしまい《ありのままの自分は愛されない》という思い込みに囚われしまっている場合もあります。
幼少期の環境
幼い頃に親から十分な愛情をもらえてない場合も、人と接する時に一定の距離とる人もいます。
例えば、抱っこして欲しい時や、構って欲しい時に、親から関心を持ってもらえずに、放っておかれたり、厳しいく育てられて『甘えるな』と突き離されて育った場合、求めても返ってこないことを学んで、いつしか自分の気持ちを伝えることが出来なくなってしまった場合もあります。
また、口数が少なく家族で会話をする習慣がないとか、親自体が向き合ってくれなかった場合も、その影響を受けて、素直に話しをするということができなくなっている人もいます。
相手に察して欲しいと思っている
自分から告白することも、好意を表すことも苦手で、相手からきて欲しいと思っていて、中々自己主張ができずにいます。
バレない程度に好意を見せて、相手が気づいてくれるのを待っていたり、期待していたりします。
過去に好きな人に告白したけど振られてしまったり、陰で悪口を言われたり、からかわれたりした経験があると、好意を見せるのが怖くなってしまい、自分からストレートにいけずに、駆け引きしてしまいます。
プライドが高い
素直になれない人は、プライドが高い傾向があります。
振られたらその後の関係が、気まずくなるのを恐れていたり、振られること自体が、プライドが高くて許せないと思って行動ができないこともあります。
相手に好意を見せるということは、ある意味自分の弱さを見せるようなものなので、プライドが邪魔して素直になれないことが多いです。
素直になれない男性の特徴とは?
ここからは、素直に好意を見せられない男性の特徴を紹介していきます。
素っ気ない態度をとってしまう
職場の同僚や友人とは、仲良く喋っているのに、好きな子と話す時だけ、なぜか冷たいような素っ気ない感じで対応しがちです。
相手に自分の気持ちを悟られたくない場合に、必要以上に意識しすぎてしまい緊張していることを隠すためにクールぶってしまうこともあります。
好意があるから避けているのか、ただ単に興味がないのかは、態度で分かります。
それは、自分以外の女性との関わり方を観察してみることです。
明らかに興味がない人と、どう接しているのかを見て、その人と同じ接し方であれば【脈なし】です。
逆に、その人以上にそっけないのに、2人でいる時に優しいかったり、困っている時に手伝ってくれたり、何かと関わる機会が多いのであれば【脈あり】です。
意識的に避けていたとしても、好きだとつい気になってしまい、構いたくなってしまうものです。
1人を好むわりには寂しがり屋
男性は、1人の空間が女性よりも大切な生き物ですが、その反面、孤独には弱い傾向があります。
自分1人の世界を大切にしたいので、その為ならアクティブに活動しますが、そんな自分を認めてくれる存在を無意識で求めています。
単独行動は平気でできるのに、それを評価してもらいたいというのが、男心です。
好きな女性に、そんな自分の価値観を理解して欲しいと思っていて、好意を示す代わりに、自分の趣味などを報告してくる男性もいます。
その時の女性の反応を確かめて、自分の趣味や、やっている活動を認めてくれる人なのか確認しょうとします。
2人きりになるとディープな話しをする
素直になれない男性は、本心では気持ちを相手に伝えたいという欲求があります。
しかし、これまでの恋愛で素直に気持ちを伝えたことがないので、どうしたらいいのか分からず、人前では恥ずかしくて素直になれない男性でも、2人きりの時だけ、プライベートな深い話しをすることがあります。
本心では、好意があり、心を開きたいと思っているので、2人だけの空間にいる時だけは、口調が優しくなったり、自分の話しをするようになります。
素直になれない女性の特徴とは?
男性だけではなく、女性でも素直になれない人には共通する特徴があります。
甘えるのが苦手で強がってしまう
本心では、男性に甘えたい願望があるのに、クセで強がってしまい、素直になれない女性がいます。
頼ることは《甘える》ことで、《甘える》ことは悪いことだと、勘違いしてしまっている傾向があります。
特に長女や、親に甘えることを許されない環境で育った人は『人に甘えることはいけないこと』と認識していたり、甘えることに罪悪感があり、《甘えること🟰ダメな人間》だと思い込んでいる可能性もあります。
甘えたいのに、甘えられないジレンマを抱えている女性が多く、できればそんな強がりさえ見抜いて欲しいと思っている場合もあります。
関心がないフリをしてしまう
本当は好きな人と一緒にいたいのに、一緒にいると緊張しっぱなしで落ち着かないので、『一緒に行く?』と誘われても『今忙しいから今度ね』と断ってしまうこともあります。
好きなことを悟られたくないと、そのことばかりが気になってしまい、一緒にいる時間を楽しめない女性もいます。
せっかくのチャンスも逃してしまい、後から後悔しがちで、うまく振る舞えない自分に益々、自信がなくなってしまうこともあります。
自分からアプローチできない
自己主張が苦手なタイプの女性も、好きな人に素直にアプローチできない傾向があります。
相手に気を遣いすぎて、自分の気持ちを表に出すのが苦手な女性がいます。
自分の気持ちを知ったら相手がどう反応するのかが怖くて、打ち明けられずに、片思いのまま終わってしまうことも多いです。
素直になれないことで生まれる弊害とは?
好きな人に素直になれないことで、生まれる弊害があります。
好きな人から好意は感じるのに、自分はどう接していいか分からずに、冷たい態度をとってしまい、その結果、相手は自分に気がないんだと感じてしまい、せっかく両思いだったとしても、相手が諦めてしまうこともあります。
また、好意は嬉しいけど、今は付き合えないと思っていて、やんわり一定の距離を保って『自分にとってのタイミングがきたら、受け入れようかな』と思っていても、相手にはそれを伝えていないために、気づけば相手に冷められていた。という男性も多いのではないでしょうか。
言葉にしないことで、相手にはあなたが思っている意図が伝わらずに、誤解が生じたまま、距離が離れていくこともあります。
また、好きなのに気持ちを出すことを躊躇してしまった結果、片思いのまま終わってしまい、未練が残って、長い間引きずってしまうこともあります。
恋人になっても、自分の気持ちを素直に言うことができないと、良好な関係構築ができなくなってしまい、どちらかが不満を溜めたまま我慢することになります。
そうなると誤解が生じてしまい、無駄に喧嘩をしたり、気持ちが離れていってしまうこともあります。
相手が素直な気持ちを伝えても、こちらが素直になれないと、何を考えているのかが理解できないので、歩み寄っても距離が縮まらずに相手は不安になってしまいます。
素直に言えるよになるためにできることとは?
素直じゃない人は、意地を張ってしまっていることが殆どで、無意識のうちに『どうせ分かってもらえない』と決めつけてしまっていることがあります。
その思い込みを手放して、自分の殻から抜け出すための方法を紹介していきます。
自分の気持ちと向き合う
素直になれなくなったきっかけは、必ず過去に存在します。
そのきっかけとなった出来事を遡って、その時の感情を自分で認めてあげましょう。
例えば、幼い頃に親に自分の気持ちを正直にいったら拒否をされたことがショックで、それから自分の気持ちを口にすることが怖くなった場合↓↓
『あの時本当は、お母さんに◯◯して欲しかったのに、してくれなくて悲しかったよね』
と優しく、あの頃の幼い自分を、大人になった自分が、優しく抱きしめてあげましょう。
そして『もう大丈夫だよ』と言ってあげて下さい。
このイメージワークをするだけで、無意識に思い込んでいたものが解放されていき、心でモヤモヤしていたものが、スーッと消えていく感覚を味わうと思います。
シュミレーションする
例えば、今現在片思いの人がいるとして、その人との間に、起こりうる状況を想定して、《イフゼン・プランニング》を立てておくのをオススメします。
好きな人と同じ部署で働いていて、一緒に作業する所を想像して、会話の内容を想定して、《こう聞かれたら、こう返す》など事前にプランを決めておくと、あまり緊張せずに会話をすることができます。
または、どういう時に素直になれないのかを《モニタリング》して、家に帰ってから、『なぜ?そう思ったのか』あるいは、『なぜ、そんな行動をとってしまったのか』を深掘りしていくと、自分の自己防衛本能のスイッチが、どのタイミングで入るかを把握することができます。
自分のいい所を見つけるクセをつける
素直になれない人は、自己肯定感が低い場合が多く、自分の行動や言動にダメだしている場合があります。
ちょっと上手くいかなかったことを、必要以上に気にしてしまい、前に進めなくなっている可能性があります。
その為、過度に失敗することに恐怖をもってしまい、自分を素直に表現できなくなっていることもあるので、自分のできないことに目を向けるんじゃなくて、できたことや得意なことに意識を向けるクセを持ちましょう。
新しく何かに挑戦した自分を褒めることも自己評価をあげてくれます。
毎日少しずつでも、違うことを一つ試してみるクセをつけると、自信に繋がっていくので、自分の殻に閉じこもる時間を減らして、外に意識を向けてみましょう。
まとめ
私も以前は、本当に好きな人を前にすると、そっけなく振る舞い、好意があることを隠していました。
相手に好意があることを気づかれたら、引かれてしまうんじゃないかと、恐れていて、自分の気持ちを出すのが苦手でした。
その結果、何年も片思いをしてしまったりして、中々前を向けずに、数年が経過していることもありました。
でも、それは過去の体験に囚われているだけだと気づき、過去のトラウマ体験の傷を癒すことで、好きな人としっかり目を見て話せるようになりました。
素直になるということは、今までできなかった人からすると、裸を見られているぐらい恥かしくて怖いものだと思いますが、素直になることに挑戦してみると、意外と思ってる以上にうまくいくことが多いので、自分のできる範囲内で挑戦していってみましょう。