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人は悩みがあると、その事を何度も思い出してしまい、目の前のことに集中できなくなったり、今この瞬間を楽しめなくなって心ここにあらずの状態になってしまいます。
考えた分だけいい答えが見つかればいいのですが、大抵は気分がどんどん暗くなり、無意識のうちに、うつ向きため息を吐いている人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな悩みが頭から離れない時の対処法を解説していきます。
悩みが頭から離れない時
私たちは、常に未来への不安や、今の状況に頭を悩ませて、日々を過ごしている人が多いのではないでしょうか。
その大半が人間関係や仕事、お金のことに集約されていると思います。
一人ひとり悩みの大きさや深さは違いますが、嫌な出来事を思い出すたびに、私達の心の中は不安で溢れてしまい場合によっては痛みを伴うこともあります。
困ったことに、こうして頭にこびりつくのは、悪い出来事に限られているようです。
ネガティヴな思考のループは、心身に様々な害をもたらすことが知られています。
考え方が暗くなり、問題解決能力が低下して、精神的・肉体的なストレスが増加し、心臓や血管の病気になりやすくなります。
では、悩みが頭から離れられない状況が続くと、具体的にどのような症状が出てくるのか紹介していきます。
暗い気持ちがどんどん大きくなる
嫌な気持ちが忘れられないのは、思い出す度に、嫌な感情が増幅するからです。
悲しかった出来事を思い出してしまうと、傷が広がってしまいます。
そのせいで、痛みを感じてしまい、痛みのせいで益々忘れられなくなってしまうので、負のループにハマってしまうんです。
いやなことしか考えられず、無気力になってしまいます。
ネガティヴ思考が止まらなくなってしまうと、最悪の場合うつ病になってしまう可能性もあります。
怒りがどんどん大きくなっていく
怒りの感情も、負のループを引き起こす代表的な要因になります。
イライラが抑えられずに、その出来事を脳内でリピートしてしまい益々怒りが込み上げてきて、夜寝る前までずっと嫌な気分を引きずってしまうこともあると思います。
イライラしている時は、心に余裕がないので、普段は受け流せることでも、沸点が低くなり、急にブチ切れたりして周りの人も困惑させてしまいます。
他人のミスに厳しくなり、悪意がないと分かっていても怒りが抑えられずに、つい大声で怒鳴ってしまうこともあります。
こういう状態が続くと本人だけではなく、周りの人も疲弊していってしまいます。
正常な判断ができなくなる
悲しいことや、イライラすることで頭がいっぱいになってしまうと、心のエネルギーが無駄に消費されてしまいます。
すると注意力や集中力が低下して、正しい判断ができなくなってしまい、やる気がなくなり無気力な状態になってしまいます。
ネガティヴな思考から抜け出すことができなくなり、『何をやってもどうせダメだ』と思い込んでしまい人から気力を奪っていきます。
また、視野が狭くなっているので、判断を誤りやすく、間違った選択肢を選んでしまいがちになります。
マイナスエネルギーが多くなってしまうと、良からぬ人を引き寄せてしまい、その人の影響を受け、宗教や怪しいビジネスなど、正常な時には関心がない分野にハマってしまうこともあります。
人間関係が悪くなる
辛い時や愚痴を吐きたくなる時は誰だってあると思いますが、負のループにハマっている人は取り分けその傾向が強くなってしまい、誰かと話しをするたびに、誰かの悪口や仕事の愚痴などを永遠と喋っていたりします。
本人は、ストレス発散が目的だったり、自分がどれだけ恵まれていないか、という被害者意識で話しをしていることが多く、それは聞いている側からすると、かなりの負担になってしまいます。
ストレスで心に余裕がないので、相手が負担になっているといことに気づいておらず、自分の心の傷を理解してと言わんばかりに、ずっと愚痴を吐き続ける人もいます。
聞いている人は、どんよりとしたその話しの内容に共感はしていますが、ネガティヴな要素が強すぎると相手も心身共にぐったりしてしまい『あの人と話すと疲れてしまう』というレッテルを貼られて、親身に聞いてくれていた友人ですらも距離をとってしまうことがあります。
負の波動は負に連鎖を引き起こしてしまい、益々状況は良くない方向に流れていってしまいます。
では、どうしたら頭から離れない悩みを解決できるのかを紹介していきます。
頭から離れない悩みを解決する方法とは?
負の思考グセを断ち切るために大事なのは、客観的に物事を判断するということが必要になっていきます。
ですが、悲しみやイライラが辛い段階では、感情が優位になっている状態なので、一度紙に今現在の気持ちを思いっきり吐き出してみましょう。
同じ言葉が何度も出てくる場合でも、気が済むまで感情を吐き出していきます。
そうすると、次第に冷静さが戻ってくるので、その時にしっかりと問題と向き合っていきましょう。
ですが、人によっては向き合うまでに時間がかかってしまう人もいると思います。
そういう場合は、一旦その問題を横に置いておいて、楽しいことに目を向けてみましょう。
時間が経って、今なら向き合えると思うタイミングが来たら、実際に悩みを取り除くワークをやっていきましょう。
悩みを解決するためのワークを解説していきます。
視点を変える
自分の視点だけで物事を捉えてしまうと、自分の考え方にほり固まってしまい、また同じような出来事に遭遇した時に、同じ悩みを抱えてしまうことが多々あります。
そうならない為には、他者視点を養うことが大切です。
他者視点を持つことで、『ここの段階の自分のやり方が間違えていたから、こうなってしまったのかもしれない』など新たな視点で物事を見れるようになると、急に解決策が浮かんできたりします。
他者視点をもって行動することで、自分の行動を客観的に観察することができるようになるので、『あっ、今はこういう風に接した方がいいな』と相手の立場になって考えることができ、人間関係がスムーズになっていきます。
客観的な視点を身につけてたい方は【瞑想】がオススメです。
自分が今、どんな状態かを上から見るイメージをつけていくことで、第三者の目線が持てるようになり、日常的に使いこなすことができれば、今起きている物事を冷静に判断することができるようになります。
ネガティヴな思考に気づいたら気を逸らす
ネガティブ思考の傾向が強い人は、無意識のうちに物事をネガティブな方に考えてしまう癖がついている人が多く、本人も無自覚に発言がほとんどネガティブな要素から始まっている人もいます。
例えば、朝の同僚との会話で挨拶した後すぐに、出勤前に起きた出来事を話す人がいますが、大抵ネガティヴな出来事の報告だったりします。
そういう癖を自覚したら治していかないと、意識がネガティヴな側面ばかりを拾い集めてくるようになります。
そこで最初は、意識して楽しい出来事やイベント、ワクワクすることに目を向けていく練習をしましょう。
例えば、今週末は何しようかな?と考えてやってみたいことや、楽しいと分かっていることを想像してみましょう。
そうして意識的にマイナス感情から気を逸らしていくことで、気分は良くなっていきます。
起きた出来事のいい面を見つける
人は、自分にとって最悪な出来事が起こってしまった時に、マイナス感情で支配されて、そこから得られるはずだった教訓も台無しにしている人が多くいます。
その出来事がまるで悪しかないような断罪をしてしまい、何も学ばずに同じような出来事が起きて、頭を抱えいる人が沢山います。
成功している人の共通点は、一見最悪だと思う出来事が起きても、時間をかけてでもそこから何か学ぼうという姿勢があります。
例え、それが理不尽なことであろうと、起きた出来事と向き合い、『なぜそんなことが起きたのか、自分の何が間違っているからこの出来事は起きてしまったのか』をしっかりと内省することができます。
一方で、イライラや怒りが収まらない人の大概は『相手に非があって自分は悪くない』と考えてしまい、そこから学びを得ずに、同じような出来事が何度でも繰り返しやってきたりします。
その度に相手から与えられたストレスを違う人に愚痴を聞いてもらい、ストレス発散をするということを永遠とやってしまっています。
同じことが起きない為に、何か一つでもいいのでそこから学びに変えていく力を身につけていきましょう。
紙に書き出して悩みの構図を理解する
頭の中だけで考えていると、ずっと同じことが繰り返し出てくるだけで一向に悩んでいることが解決できないことは沢山あります。
人間関係や仕事のこと将来のこと、漠然と考えている悩みなど、頭の中だけで解決することというのは、時間がかかったり、同じことを繰り返し考えているだけで解決できないまま何年も経っていることもあります。
なので大切なのは、自分は何に悩んでいて、どうしていきたいのかを図解を用いて可視化していくことで悩みの根本解決に繋がっていきます。
そこでオススメのやり方が【ゼロ秒思考】という方法です。
やり方については、中田敦彦のYouTube大学で解説されているので、本を読むのが苦手な方や忙しくて時間がない方にオススメです。
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